2015年までの製品化を目指す。装置全体の価格は200万円程度の見込み。プロパンガスや灯油、軽油を燃料とし、ボタンひとつで簡単に起動して連続3時間運転できる。災害時の非常用電源や、二足歩行ロボットの電源としての利用を見込んでいる。 発電機は、直径8センチ、長さ12センチで、重さは1・2キロ・グラム。同社が得意とする航空機のジェットエンジンなどの技術を応用した。最大出力は400ワット。排気が少なく発電時の音も小さいため、室内での利用も可能だという。現在、燃料タンクや冷却器などが一体となった起動装置の改良を進めており、総重量を13キロ・グラムから5キロ・グラムまで軽量化して発売する。