【2012年4月6日 NASA】 飛行機に望遠鏡を乗せ、地上のどの望遠鏡よりも高い場所で観測を行う「SOFIA」が、死んでいく星の姿をとらえた。地上では大気が邪魔してできない観測を地球から離れることなく行うことで、科学的な価値はもちろん、新しいタイプの天文台が持つ可能性を示す成果を達成した。 「SOFIA」がとらえた惑星状星雲M2-9。死期が近づいた太陽のような星の姿だ。クリックで拡大(提供:NASA/DLR/USRA/DSI/FORCAST team) NASAの空飛ぶ天文台、「SOFIA」(遠赤外線天文学成層圏天文台)が、太陽のような星が死んでいく際に吐き出す最後の息をとらえた。SOFIAは、口径2.5mの反射望遠鏡を飛行機(ボーイング747SP)に設置し、高度14Kmの空で観測を行う新しい種類の天文台である。 SOFIAが観測した天体は、へびつかい座方向にある「M2-9(ミンコフスキ
政府は、農地を二酸化炭素(CO2)の吸収源と位置づけ、13年度以降の排出削減量に加える方向で調整を始めた。堆肥(たいひ)などを適切に使用すると、炭素を農地に固定させる効果が期待できるためだ。今夏に策定する「革新的エネルギー・環境戦略」に盛り込みたい考えで、詳細なデータ収集と算定方法の確立作業を進める。 農地にまかれた有機物は、一部が分解されにくい有機土壌炭素となって農地に長期間固定される。微生物の活動で有機物が分解されCO2は大気中に放出されるが、堆肥や実などを採取した後の茎や枝、葉を土に混ぜて埋め込むことで、土壌にとどまる炭素量を増やすことが可能という。 農林水産省によると、畑1000平方メートル当たりに1.5トンの堆肥を使用すると、年間140〜630キロの炭素が固定される。また、20年に90年比約385万トン(国内排出量の約0.3%)の削減が可能との試算もある。
信号が突然現れる?。滋賀県庁前にあるT字路交差点(大津市京町)で、遠くから見ると信号の色がなく真っ黒だが、近づくと、色が見える不思議な信号機がある。信号の見間違えによる人身事故が続いたため、県警が昨年2月に設置し、今月4日までこのおかげでゼロが続いている。どういうことなのか。調べてみると、ドライバーの視線の特徴を把握した巧みな仕掛けであることが分かった。(加藤園子) 京阪島ノ関駅と中央小学校の間を南北に通る市道を、県庁に向かって南進、県庁正面に至る直前に2つの信号機がある。間隔は約50メートルしか離れていない。県庁に沿って東西に走る県道と交差する「T字路」前だ。 車に乗って市道をT字路がある県庁方面に南進すると、手前の信号機は、ごく普通に赤、黄、青色に変わるが、向こう側にある県庁前の信号機は赤色はつくもののほかの色は点灯せず、黒く見える。 しかし、そのまま、車を運転して県庁正面に近づくと、
相模原市教育委員会は5日、同市南区の市立中学校体育館で、新入生の女子生徒(12)がバレーボールの練習中、右胸に床材の木片(長さ約5センチ、幅約3ミリ、厚さ約1ミリ)が刺さったと発表した。女子生徒は病院で取り除く処置を受け、けがの程度は軽いという。同体育館では昨年7月にもバレーボールの練習中に、当時1年生の女子生徒の胸に同じように木片が刺さり、手術で摘出する事故が起きていた。 発表によると、女子生徒は4日午後3時頃、3月まで加入していた地域の小学生バレーボールチームの練習にOGとして参加し、ボールを追って床に滑り込んだ際、ささくれ状の木片が刺さったという。当時、体育館は一般開放されていた。 同校は昨年7月の事故後、床材がはがれかけている場所を粘着テープなどで補修し、利用者が使用前にモップがけなどをして点検していたという。 市教委は、一般開放を含め同体育館の利用を続けるとしているが、学校名は公
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