男子バンタム級2回戦で一度は判定負けとされた清水聡(自衛隊)の試合結果が日本選手団の抗議で覆り、清水は準々決勝に進出した。 日本選手の8強入りは1988年ソウル大会バンタム級の松島勝之以来。清水は第2シードのアブドゥルハミドフ(アゼルバイジャン)と対戦。最終回に相手を圧倒したが、レフェリーがRSC(レフェリー・ストップ・コンテスト)とせずに試合を継続させ、判定負けとなった。 この判定に対して日本選手団が抗議、審査委員(ジュリー)がビデオで見直した結果、清水のRSC勝ちとなった。トルクメニスタン人のレフェリーは2日の技術委員会で処分が検討される。