「誰でも読めるがフツー過ぎない」が、本居宣長の考える名前のルールだったとか。そこで彼は、自分の三人の娘に、飛騨、美濃、能登という当時の国名を、名前につけていたという ※写真はイメージです「誰でも読めるがフツー過ぎない」が、本居宣長の考える名前のルールだったとか。そこで彼は、自分の三人の娘に、飛騨、美濃、能登という当時の国名を、名前につけていたという ※写真はイメージです hashisatochan/PIXTA 最近、これまでの感覚からすると変っていると思われる名前に、さらに独特の感性で漢字をあてるいわゆる“キラキラネーム”が話題になっています。その難読っぷりに頭を悩ます教師もいるとか。でも意外なことに、こうしたカルチャーは最近になって始まったものではないかもしれません…。 「江戸時代にも、難解な読み方の人は多かったようですね。当時の国文学者、本居宣長も、彼の著書『玉勝間 十四の巻』の中で