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山本七平に関するsphynxのブックマーク (4)

  • 吉本隆明の後半生の戦いはソフト・スターリニズムとの戦いであった - finalventの日記

    ソフト・スターリニズムとは何かが以前なら感覚としてある層には共有されていた。おそらく、60年代安保から70年代安保への裂け目の感性を持つ人がいたからだ。それと、吉は関わらなかったが、ハンガリー動乱が日共的なもののの質的な解体を志向していることに気が付いた人がいたからだ。 今その感性が崩れ去ろうとしてのは、彼らが死期を迎えつつあるからか。しかし、その問いは歴史のなかに忘れ去れさられるに足る解体を遂げただろうか。 そうではないだろう。むしろ、その間隙のなかでべ平連的なものが、戦後民主化的なものと結合して※※的なものに結合して、歴史の感性を失った30代から20代の旧知的な特権に吸着される若者に見られるようになった。面白いことに、吉主義者の私に対する攻撃がこのあたりから起きてきたのはあまりに漫画的というか、俺も吉主義者なんかやってるからだよ、な。 この若者たちには60年代から70年代の間隙

    吉本隆明の後半生の戦いはソフト・スターリニズムとの戦いであった - finalventの日記
  • ブログを書いていてときおり思い出す山本七平の言葉 - finalventの日記

    人間はカネにならんことを一生懸命やっている限り堕落しないと私は信じているのだ。 しかし、このカネにならない仕事を長期間継続することは、相当の決心と持続力がいる。問題は「餓え」より安易につきたがる心情だろう。 私は常に楽観的なのだ。いずれ人びとはそれに気づき、自らを少しでも貧しくするため、「金にならないことは何でも」一心に行い、それで心の空白を満たすようになるだろうと思う。それは根拠なきことではない。江戸時代にはそういう人はいくらでもいたのだ。 父と息子の往復書簡―東京‐ニューヨーク: 山 七平, 山 良樹 安い⇒「父と息子の往復書簡―東京…ニューヨーク: 山 七平, 山 良樹: Amazon.co.jp:

  • ざっと見るに - finalventの日記

    昨日これを書いたものの、アップしなかった。 ■ですね 散人先生⇒Letter from Yochomachi (Blogger): 人生、勝つときもあれば負けるときもある。負けたときは負けを潔く認めよう! 総資産ベースでは円資産の方が多いのが普通。ガタガタする方がグリーディーだ。 結果的にはヘッジなわけですけど。 経済発展のためには何も役に立たないタンス預金やゆうちょ銀行にお金を預けていた保守的な既得権集団だけが損失をこうむらなかった。彼らは「だから言ったじゃないの」と得意げにグローバル市場経済システムを非難して満足げだが、ニッポンの「無能な悪い奴ほどよく儲かる」システムこそが問題じゃないか。 タンス預金の人たちはそう思ってないんですよね。 私が株をやっていたころはまだ銀行持ち株というかそういう時代。この結果を見ると、外人が入る市場というのはこういうものかなと思う。つまり、読めないな。 株

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  • なんとなくだけど - finalventの日記

    七平の戦記物読むと、戦争なんてやだなあ、うへーと思うのだが、そういう山がなぜか右派・右翼扱いで、よって、その戦記物とかも広くは読まれない感じはする。 左翼は歴史学は好きだがというか歴史学というのが左翼っぽいのかもしれないが、歴史のナマ資料はけっこう微妙なものがあり、その微妙さのなかで、戦争ってやだなという思いが伝わる部分がある。もっともそうでもない部分もあるから歴史学的にフィルターしちゃいたいのだろうと思うけど。 戦争なんてネタにもなんないと思うけど、ネタにする人はいるし、現実の国家間の政治ではそういうのがまかりとおる。それ以前に、私が好戦的な人間に見られもする。 なんというのか生活者の次元での戦争や平和へのリアリティというのがないなとも思うが、そういうのもまた両義的ではあるのだろう。 私は自分は団塊世代より後で、もうバリバリの戦後の人だと思っていたが、さすがに50歳にもなって老に入

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