当blogは毎度毎度世間では顧みられないようなマイナーな小ネタを扱う「マイナー小ネタblog」です。経済学blogだとか社会派blogではありませんし、人気サイトでもありません。面白ことを書く気もありませんので、何も期待してはいけません(いつもの口上) さて、どうしたものかと思う。この本を数分前に読み終わったばかりだ。今は日曜日の朝4時半。いや4時35分を回ったところか・・・ 僕は夢中でこの本を読んでしまった。 この本は社会学者スディール・ヴェンカテッシュが博士課程の学生だった時代に、ロバートテイラーホームズ(本書の舞台になるシカゴで貧しい黒人たちが住む大型団地)に行き、JTというギャングのリーダーについて回りながら(本書の用語では「つるみながら」)、多くの人にインタビューし、時にはそこで起こる騒動に巻き込まれた記録だ。ほとんどのエピソードは1989年から1996年くらいの間のことのようだ