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booksに関するsphynxのブックマーク (2)

  • 杉田俊介『無能力批評』 - kanjinaiのブログ

    無能力批評―労働と生存のエチカ 作者: 杉田俊介出版社/メーカー: 大月書店発売日: 2008/05/01メディア: 単行購入: 10人 クリック: 258回この商品を含むブログ (43件) を見る 2008年6月22日熊日々新聞掲載 秋葉原の無差別殺傷事件が起きたとき、私はちょうどこのを読んでいた。そして、杉田さんがこので何度も執拗に考え続けているテーマが、秋葉原の事件に二重写しになって迫ってきた。事件の容疑者が犯行に及んだ動機として、格差社会の問題や、学歴に関するの劣等感などが報道されている。 容疑者は派遣社員だったとされる。杉田さんもまた、不安定な職を次々と渡り歩き、現在は介護労働者として働くかたわら、「フリーター」についての言論活動をしている。だが、格差社会の底辺部からこの社会の矛盾を撃つ、というような内容を期待して書を読んだとしても、肩すかしをくらうだろう。なぜなら、著

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  • [書評]昏睡状態の人と対話する(アーノルド・ミンデル): 極東ブログ

    アーノルド・ミンデルの思索と実践が現代社会に重要な意味を持つ、あるいはさらに持ち続ける可能性があるのは、書「昏睡状態の人と対話する プロセス指向心理学の新たな試み」(参照)によるものだろう。書、あるいはコーマワークが存在しなければ、ミンデルは奇矯な思索者・精神医学者ということで終わるだろう。もっとも類似の問題は、書のはしがきでミンデル人が言及しているように、キュブラー・ロスにも関連している。 書、あるいはコーマワークとはなにか。これは邦訳の表題が適切で「昏睡状態の人と対話する」ことであり、その手法に言及したものだ。アマゾンの紹介が、ある意味で、簡素にまとまとまっているので引用する。 著者のミンデル氏は、昏睡状態の人と対話するという信じられないことを可能にした。忍耐強い働きかけを行っていくと、クライアントは筋肉の一部の動きや言葉の応答によって、死にたいか、生きたいかの意思表示や未解

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