「企業にとってのWeb 2.0の適用とは,ユーザーの集合知によって,企業の行動やあり方を変えることだ」--米O'Reilly Mediaの創業者兼CEO(最高経営責任者)であるTim O'Reilly氏は2008年4月23日(米国時間),「Web 2.0 Expo」の基調講演でこう指摘した(写真)。O'Reilly氏は基調講演を通じて「Web 2.0とは単なる技術の流行ではなく,長期的な社会の変化を指すようになった」と語った。 O'Reilly氏は「Web 2.0 Expo」の基調講演で,「Web 2.0は終わった」といった見方を否定し,「集合知」がWebを変えたように,今後は企業や社会を「集合知」によって変えていくべきである--と主張した。O'Reilly氏のWeb 2.0に対する見解と,氏が示した「これからのWeb 2.0」を詳しく紹介しよう。 O'Reilly氏はまず,「『景気後退で
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 4月17日に開催された「Enterprise 2.0 SUMMIT 2008 TOKYO」のオープニングセッションでは、McKinsey&Company(McKinsey)でコンサルタントを務めるJoseph Newsum氏が登壇した。同氏はこれまで20社以上の Enterprise2.0企業のコンサルティング経験を持ち、それを基に、Enterprise 2.0による経営への影響や企業の組織変革にフォーカスしたミッションを進めている。 Enterprise 2.0は技術そのものではない 講演の冒頭でNewsum氏は、Enterprise2.0を語る上で重要な4つのポイントを示した。 1つは、Enterprise 2.0について考えるとき
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