中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 知り合いの、ボストン在住のジャーナリスト菅谷明子さんから、お便りあり。非常に興味深い記事を、ご紹介いただいた。ありがとうございます。 米国の大学街で国境を越えたネットワークをつくる http://globe.asahi.com/meetsjapan/090727/01_01.html 記事になっているのは、ボストンにある世界初の「科学領事館」である「スイスハウス・ボストン」。スイスと米国の大学、研究機関、企業、起業家などを、組織の枠組みを超えてつなぐネットワークの拠点として、スイスが国家政策の一環としてつくった。 多様な専門性と人脈をもった領事館スタッフが、ボストンエリアにあるハーバード大、MIT(マサチューセッツ
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 世界の投資家たちの大量のマネーが、TwitterやGoogle Waveなどに代表される「リアルタイムウェブ」の分野に注ぎ込まれている。ITとビジネスの関係は、データの世界と実社会との時間差を極小化する方向に進化を続けてきた。株価も、為替も、天気予報も、物流も、経営も、すべてがITを介した「リアルタイム」を目指している。 この特集では「リアルタイムが生みだす価値」と題して、ITの下支えによって生みだされる様々な「リアルタイムの価値」について考えていきたい。最初に注目するリアルタイムは、クラウドコンピューティングによってリアルタイム性を獲得したITリソースの価値について考えてみる。 クラウドは企業に響いたのか? IT業界にとって、2009
米Gartnerは米国時間2010年1月13日、IT業界の今後の展望に関する予測分析を発表した。仮想化やクラウド・ベースのサービスなどの普及により、2012年には20%の企業がIT資産を所有しなくなる可能性がある。そのため、ITハードウエア業界は大きな打撃を受ける。 データセンターや従業員用にコンピュータ・ハードウエアの必要性が消えることはないが、企業はハードウエアの所有をサードパーティに委託することで、IT予算をより戦略的なプロジェクトに注ぐようになる。ITスタッフの需要が減るか、これまでと異なるスキルが要求される。ITハードウエアは新たな購買要件に対応するよう、販売手法を根本的に変えなければならなくなる。 またGartnerは、2012年には「Facebook」がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)連携のハブになると予測する。「Facebook Connect」などの仕組み
1. リアルタイム検索は廃れるTwitterのデータを検索結果ページに統合することに関しては、マイクロソフトが最初に発表してグーグルの機先を制した。これに反応したグーグルは12月7日に、僕なりの見方では「Twitter統合の早期テスト版」といったものをリリースした。通常の検索結果ページにリアルタイム検索を含めて表示するものだが、これが完成品にはほど遠い代物だ。 グーグルは過去にも何度か、他社からメディアの注目を奪われるのを阻止する目的で見切り発車をしてきたが、今回は同社サービスのユーザビリティと関連性に深刻なダメージを与えていると思う(一般ユーザーや検索マニアなど、ほぼ全員が僕と同じ意見だ)。 ダニー・サリバン氏が指摘しているように、僕らは1997年のInfoseekに逆戻りしたようなものだ。第1位にランクインしたければ、コンテンツの質や関連性、人気については気にせず、あるトピックについて
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く