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ブックマーク / www.coprosystem.co.jp (9)

  • サービスをビジネスとしてデザインするために - Think Social Blog

    先進国の経済はサービス志向に大きく傾いています。 私たちにご相談いただくお話も、以前は新商品の開発のお話が多かったのですが、ここ最近は新しいサービスの開発のお話が増えてきているように感じています。 その背景を理解するのに、ヘンリー・チェスブロウの『オープン・サービス・イノベーション』は参考になります。 オープン・イノベーションの父と呼ばれるヘンリー・チェスブロウはその著書のなかで、現在、先進国の大部分の企業が「コモディティ・トラップ(コモディティ化の罠)」に陥っていると指摘しています。グローバル化したビジネス環境で「製造拠点が世界中の低コスト地域に広がって、価格を下げるコモディティ化のプレッシャー」が企業の競争環境を一段と激しくしていると同時に、インターネットの普及やテクノロジーの進歩などが要因となってますます製品寿命が短くなる傾向が組み合わさることで、企業はコモディティ・トラップにはまっ

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    starcycle 2012/12/10
  • イノベーション創出を目的としたプロジェクトを設計するための3つの要素 - Think Social Blog

    いま存在しない未来を自分たちの力でつくりあげようとする際、最も障害となるのはさまざまな外的な要因ではなく、実は、自分たち自身が無意識のうちにつくりあげてしまっている世界観=メンタルモデルだったりします。 とりたててARなどの仮想現実の技術を使わずとも、私たちは普段から抽象化というメガネをかけて当の世界とは異なる世界像を見ています。そのメガネを通してみた世界観が個々人それぞれがもつモノの見方であるメンタルモデルです。メンタルモデルをあらかじめ形成しておくことで、私たちは普段の生活のなかで効率的に、効果的に行動するための判断を容易にしています。 ところが、そのメンタルモデルが、未来について考えようとする際には、誤った判断を生み出すバイアスとしても働いてしまうのです。現在に最適化したメガネが未来の映像を曇らせるのです。 過去の成功体験からつくられた「こうすれば儲かる」といったメンタルモデルが、

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    starcycle 2012/08/31
    「イノベーション創出を邪魔しているのは自分たち自身であることを常に自覚する」
  • 「人間中心」だからこそイノベーションにつながるアイデアは浮かんでくる - Think Social Blog

    Tweet なんとなく最近、自分自身のなかで"人間中心"に思考するということがこれまで以上にしっくりくるようになってきたのを感じています。 なぜ"しっくりくるようになってきた"ように感じるかというと、そうやって考えたほうがイノベーションにつながりそうなアイデアを発想しやすいことに気づいたからです。 "人間中心"、特に「ユーザーにとって解決すべき課題は何か?」という問いにこだわり、そのことを中心に思考を深め、展開していくことができれば、安易でありがちなソリューション発想に逃げずに済み、より根的にこれまでにないユーザーの体験価値を生み出すアイデアの創出に集中できるということが自分自身の実感としてわかってきたからです。わかってきたというより、そういう頭の使い方に慣れてきたといったほうがいいのかもしれません。 「人間の体験」を思考の中心におく とにかく、とにかく人間の体験に思考のフォーカスを当て

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    starcycle 2012/05/11
    記事から引用「革新的な答えを見つけるためには、革新的な問いを見つけることが大事」
  • コミュニティ中心のデザインが求められる参加型社会 - Think Social Blog

    Tweet いま起こっている変化の大きな特徴のひとつは、デザインを行なう上での単位の変化だと僕は考えています。 従来のように個人を単位としてパーソナルな製品を企画・設計するのではなく、コミュニティをひとつの単位としてデザインを行っていくことが求められるようになってきているように感じています。コミュニティは、言い換えるとネットワークでもいいと思います(ただし、生き残りを考えるとネットワークではすこし弱い気もしますが、この問題はまた別途考えることにします)。 イメージしているのは、個々人が商品を購入することが各自の課題のソリューションだった時代から、コミュニティやネットワークに参加するメンバーの間でいっしょに課題を解決する方法を見つけ実行していく参加型経済モデルの時代へのシフトが起きている中での、デザインの単位の変化です。 その流れの中で従来の"人間中心"のデザインも、顧客中心やユーザー中心の

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    starcycle 2012/05/06
  • 巨大な豚に口紅を塗ることがUXをデザインすることではない - Think Social Blog

    Tweet "A Call to Action Regarding Healthcare"と題して、医療サービスにおけるユーザー体験をデザインの視点からどのように変革することができるかが考察されたUX Magazineの記事で、次のような興味深いグラフが紹介されていました。 (参照元:A Call to Action Regarding Healthcare | UX Magazine) 記事によると、このグラフはDon NormanとRoberto Vergantiによる論文からの引用で、ほとんどのUXの専門家による人間中心設計が単に漸進的な技術革命にしか寄与できず(グラフのAからBへの変化)、他方でより根的なイノベーションは技術あるいは意味の根的な変更(AからBの山から、CからDへのまったく異なる技術や意味への移行)を要求するというのです。 例えば、それはフィーチャーフォンからスマ

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    starcycle 2012/04/25
  • 参加のデザイン(Co-design、Co-production) - Think Social Blog

    Tweet 今回のテーマは共創(Co-design、Co-production)です。 これからの参加型の経済モデル下の社会において、「共創」は、新しいデザインのアプローチとして、ワークスタイルやライフスタイルの基盤となるものとして、その必要性が加速度をつけながら増してきているのではないかと感じています(参加型経済モデルについては「デザイン思考と参加型社会」を参照)。 私がここで話題にしようとしている「共創(Co-design、Co-production)」のイメージは、1960〜70年代の北欧での活動が起点となった参加型デザインと呼ばれるデザイン手法とはすこし違います。 いわゆる参加型デザインは、エンドユーザーがデザインのプロセスに積極的に参加し、デザインされる商品やソフトウェアが自分たち自身のニーズに合っているか、使いやすいものかどうかを確認できるよう専門家が手助けを行ないながらデザイ

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    starcycle 2012/03/13
  • フロー化するテクスト体験(動画で見る「新しい知の織物の形」) - Think Social Blog

    Tweet テクストと書物は必ずしもイコールではありません。 電子書籍云々を持ち出さなくとも、すでに十分すぎるほどインターネットに親しんでいる私たちにとって、それは自明のことであるはずです。日々接する多くのWebページのコンテンツ、TwitterやFacebookなどの断片化された言葉、あるいは、PDFファイル形式のドキュメントやSlideshareで共有されるプレゼンテーションなど、テクストを載せるメディアがもはや印刷された紙の書物だけではないことを知っています。 ただ、そんな私たちでも、印刷術の発明によって活字が生まれる以前の中世までのヨーロッパにおいては建築もまたテクストを載せるメディアとして認識され利用されていたと知れば、驚く人のほうが多いのではないでしょうか。 司教補佐はしばらく黙ってその巨大な建物をながめていたが、やがて溜息をひとつつくと、右手を、テーブルにひろげてあった書物

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    starcycle 2012/03/01
  • 社会的イノベーションの実現には未知のやり方に対する心理的障壁をどのように取り除くかが大事になる - Think Social Blog

    Tweet 1つのモノであっても、それを扱う際のやり方には複数の選択肢があったりします。 針の穴に糸を通すのでも、針に対してこちら側からあちら側に通す人もいるかもしれませんし、針の向こう側から手前に向かって糸を通す人もいるのではないでしょうか。 そして、多くの人が、自分のいつものやり方が普通であって、そうではないやり方を異常であるとか、やりにくい方法であると考えてしまう傾向があります。 例えば、医薬品に関する調査などを行なうと、よくあるプラスチックとアルミでできたシートから薬の錠剤を取り出す場面でも、その取り出し方は人によって異なり、大きく分けると次のような2つのタイプがいることに気づきます。 透明なプラスチックごしに中の錠剤がみえる側を上に向けて、親指で押し出して、下に落ちてくる薬をもう片方の手で拾うタイプの人 反対にアルミの側を上に向け、プラスチックの側を下に向けて人差し指などで錠剤を

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    starcycle 2012/02/28
  • マーケット・インサイト|株式会社コプロシステム

    「買いたくなる商品づくり」「買いたくなる仕組みづくり」をキーワードに、マーケティングやプロモーションに関する新しい手法や情報、商品や市場についてのコプロシステムの視点などをご紹介するブログです。

    マーケット・インサイト|株式会社コプロシステム
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    starcycle 2011/12/20
    科学的発想のプロセス。
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