David Heinemeier Hansson(DHH)氏は先日、Ruby on Railsブログ内で、ほぼ1年の制作期間を経てRuby on Rails 2.0をリリース(source)したことを発表した。 今回のリリースでは新機能が目白押しで、多くの修正が加わり、洗練度も大幅に向上している。本リリースについてDavid氏は以下のように語っている。 Ruby on Rails同様、なんとも画期的な出来事である。私は個人的にこのフレームワークの取り組みに約4年半の歳月を費やしてきた。そしてほぼ同じくらいの時間を共にした貢献者もいた。その期間、自分達がどこまでやってきたのかを見てみると実に満足の行くものだった。当初の誇大広告を証明する為、それにこだわってさらに高いレベルを求め続けることができたのですから。 本リリースの「新機能紹介」リストは長い。Rails開発者の興味を最も引くと思われる主
「RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発」第2版にそってrails2.0でやってみる。6章のチュートリアルから。 ちなみに、rails2.0の参考したのは、http://api.rubyonrails.org/ 6.1 イテレーション A1:動くものを作る railsアプリケーションの作成 問題無し。 データベースの設定 ここから早速違う。rails2.0からはMySQLではなく、SQLiteが標準となったので、こちらを使うようにする。といっても、設定は何もいらない。むしろ本に書いているデータベースの作成は不要。 アプリケーションの設定 ここで示しているconfig/database.ymlが、以下のようになる。 # rails2.0対応版 development: adapter: sqlite3 database: db/development.sqlite3 timeo
しばらく前に「Ruby on Rails 2.0 はどうなのよ?」でRubyOnRails2.0について触れたのですが、あの後も捨てるにはあまりにも惜しかったので開発を続けておりました。 やはり最初の感想通り、アジャイルでも全然いいのですが要件が固まっていればいるほど生産性が上がります。要件が固まっている機能だとホントに『一気呵成』な感じでモノが動きますから。 で、プラグインなんかも極めて豊富ですので利用しない手はありません。 でも認証関係のプラグインは色々あるのですが、アクセスコントロール(ACL)関連となるとちょっとモノ足りません。まぁ仕方ないかな、と自作しようと思ってた矢先、yonetaさんのブログ記事「RoRとgoldbergで、ウェブサイトにアクセス権限管理機能を10分で付け」でGoldbergというものの存在を知りました。yonetaさんがいなければ間違いなくACLのコード
Rails 2.0ではビューのヘルパーメソッドとしてsanitizeメソッドなどが追加されました。これはHTMLをパースして、不要なタグや属性なんかを賢く取り除くというものです。 sanitize("<p>hoge</p>") # => <p>hoge</p> sanitize("<p onclick="alert('foo')">hoge</p>") # => <p>hoge</p> sanitize("<iframe src='http://example.com/foo'></iframe><p>hoge</p>") # => <p>hoge</p> strip_tags("<iframe src='http://example.com/foo'></iframe><p>hoge</p>") # => hoge とても便利なのでビュー以外、例えばモデルのbefore_validate
John McCreeshさんの作成したチュートリアル"Four Days on Rails":http://rails.homelinux.org/ の"日本語翻訳版":http://rails.to/pages/4daysonrails をメンテナンスしてきましたが、Railsが2.0になり、新しいRailsのチュートリアルが必要だろうという思いから、題材はそのままに、Rails2.0をベースにした書き直しを行ってみました。 Four Days on Rails 2.0 Rails 2.0で導入されたRESTfulな部分を損なわないようにしたつもりですが、RESTクライアントでの検証はまだ行っていません。 間違いや気がついた点がありましたら、お知らせいただければ幸いです [Update:2008/5/20] 下記の点を修正したVer.1.1をリリースしました。 Linux(Ubuntu
You asked for, heck, you demanded it, and now it’s becoming a reality. The original Rails book, Agile Web Development with Rails, is getting a facelift and the 3rd edition is now available as a beta book. The book will be targeting Rails 2 and thus cover the many improvements in features and idioms that Rails have seen since the last edition of the book. We also have a new author on board with the
Photo by icanteachyouhowtodoit レスポンスコードでステータスを判断するとFreeSpotとかで問題にならない?からの続き。 ステータスコードで200が帰ってきたときに、ほんとに自分が通信したいサーバから帰ってきたかを検証する方法を考えてみました。 ほんとに相手のサーバを認証したい場合はSSLを使うべきですが、そんなに大事にしたくない場合は、HTTPレスポンスヘッダに特定の値をセットすることで、相手を特定できるのではないかと思います。 Railsのbefore_filterなどでresponse.headersをセットしてもいいのですが、これだとcacheに入った場合など、Railsを通らないときには、ヘッダが追加されません。 そのため、mod_railsの場合はApacheで、mongrelの場合はmogrel内でヘッダにセットする必要があります。 Apach
アクセス解析の大事さは言うに及ばない。ユーザとの対面がないWebサービスでは、その軌跡を追うことでしかユーザのニーズや使い方を知ることができない。アクセスを解析していると様々な情報が分かってくるはずだ。 RailsLogVisualizerのトップページ。アプリケーションを起動すると即座にブラウザでアクセスする それはRailsアプリケーションでも同様だ。HTTPサーバのものとは違い、URLが定義されているこのフレームワークはどのようなログを見せてくれるだろう。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはRailsLogVisualizer、Railsのログを解析、グラフ化してくれるソフトウェアだ。 RailsLogVisualizerはMac OSX向けのアプリケーションとして提供されている。RubyとFlexを合わせたソフトウェアで、他のプラットフォームでも動作するかも知れないが試して
Ruby on Railsの共有インフラストラクチャがSubversionからGitへと移行したようだ。11日(米国時間)、Railsの主要開発者であるDavid Heinemeier Hansson氏はgithubがローンチされ、Railsのリポジトリが同サービスに移ったことを説明している。http://github.com/rails/rails/tree/masterが新しいリポジトリのURLだ。 チェックアウトするには「git clone git://github.com/rails/rails.git」のようにgitを実行すればいい。gitをインストールしたくない場合は、http://dev.rubyonrails.org/archives/rails_edge.zipから直接zipファイルをダウンロードすればいい。gitをインストールしたくないデベロッパ向けにzipファイルでの
今回はインスタンスの選定から接続、各種設定を行うところまで行っていきたいと思います。最近話題のmod_railsを使って、手早くRailsアプリケーションを動かします。 mod_railsのトップページ CentOSをベースにしようと思ったのですが、CentOS5ではRuby1.8.5が基本になっており(1.8.6に独自ビルドは可能)、その後も色々と手間取ることが多かったので、ここではUbuntuをベースにしたいと思います。 ちょうど良いインスタンスイメージを探すには、Amazon Web Services Developer Connection : Submit an AMI が役立ちます。この中のUbuntuパッケージとして、Amazon Web Services Developer Connection : Ubuntu 7.10 Gutsy Base Install を選択します
Archives 2008年 5月 2008年 4月 2008年 3月 Category Amazon (2) Tips (7) Web API (1) Webサイト (1) エディタ (1) オープンソース (1) プラグイン (6) ホスティング/サーバ (1) 開発 (6) Meta ログイン RSS コメント RSS Valid XHTML XFN WP リンク MOONGIFT Open Service Cool Coding MOONGIFTブログ Resident of Net Railsを勉強するには手を動かすのも良いけれど、人の書いたソースを見て勉強するのも良い。その方法でいくと、オープンソースのRailsアプリケーションは最高の勉強材料になるだろう。 Open Source Railsのトップページ Open Source Railsではそんなオープ
Ruby on Rails Ruby on Railsに特化した統合開発環境であるRadRailsの最新版RadRails 1.0が登場した。RadRailsはEclipse IDE向けのプラグインとして開発されている。Eclipse IDEにプラグインとして追加して動作させることができるほか、スタンドアロンアプリケーションとして使ったり、Aptana Studioに統合して使うこともできる。Ruby on Railsの統合開発環境として使う場合、Aptana Studioに統合して使う場合がもっとも高機能だ。 RadRailsで実現されている機能は多岐に渡る。Aptana Studioと統合して使う場合では代表的なところでも開発および実行環境の統合、Ruby on Railsシェルの統合、コード補完機能、型階層ビュー機能、呼び出し階層ビュー機能、デバッグ機能、正規表現テスタ、リファクタリ
Ruby on Railsは魅力的なのだけれども、現在もガシガシ開発が進んでいるのでちょっと目を離すと自分の知識がいまでも訳に立つかどうかわからない。初心者は何からスタートすればよいのかわからないという困ったところもある。現在のRailsのバージョンは2.0。私が2005年にちょっと使ってみたときのバージョンは0.9。2005年時点で書いたソースコードを今走らせてみようとすると何かエラーがバシバシでてしまいこまる。 Rails 2.0 - 初心者がすべきことは? 書名の頭文字をとって一般に AWDR と呼ばれている Tomas 氏と Hansson 氏のその書籍は、すでに第二版が出版されているが、それも一年前のことで、 Rails 1.2 しかカバーしていない。 Rails 2.0 と前バージョンである Rails 1.2 との違いは、Rails 1.2 と Rails 1.1 との間の違
とか書くだけでいいらしい。 ただ、セッションIDからセキュリティ トークンが作られているみたいだから、それで万全なのかな~という気がする。 ちゃんとCSRF対策するなら、独自で書かないと駄目だね。 2.サニタイズ方式の変更 TextHelperのsanitize関数のタグの指定の方法がブラックリスト方式からホワイ トリスト方式に変わりました。 要は許されたタグと属性以外は使えな いことになります。 全体では Rails::Initializer.run do |config| config.action_view.sanitized_allowed_tags = 'table', 'tr', 'td' config.action_view.sanitized_allowed_attributes = 'id', 'class', 'style' end
比嘉さんからciteされたみたいなので、取り急ぎ新しい情報を吐き出しておこうと思います。 そろろろRailsについて本音を書いてみるか 後、デバッグの環境は、Javaに比べて貧弱だと思う。Railsでデバッグをする7つの方法を見てほしい。IDEでソースにブレークポイントを設定(ソースコードを書き換えるのではなく)して、ステップイン、ステップオーバー、メモリの状態を見たりなんてのに慣れているJavaから比べると、すっごく大変に見える。 喜ばしいことに、Rails 2.0ではruby-debugを使ったdebuggerが正式に採用されました。 これの使い方は非常に簡単です。 まずは、以下のようにブレークポイントをコード中に書き込みます。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く