インターネット全盛の時代を迎える前、パソコン通信を介して多くのフリーソフトを開発・配布したゲーム制作集団「Bio_100%」
「絶対落ちないシステムを作れ」という要件に、開発者たちはどう対応したのか。東証arrowheadの当事者が語る 「素人的に言えば、絶対落ちないシステムを作れ、というのがユーザーから見た要求条件」と発言したのは、東京証券取引所の株式売買システム「arrowhead」開発のプロジェクトマネージャ 宇治浩明氏。 東京証券取引所は2005年にシステム障害を起こし、取引が一時全面停止するという事態を引き起こしました。そのため2010年に稼働を開始した新システム「arrowhead」の開発では、高性能と高可用性という高い品質を実現することが絶対の目標となっていました。 東京証券取引所と、arrowheadの開発に当たった富士通。両社はどのように開発プロジェクトを通して高いソフトウェア品質を実現したのでしょうか? 9月9日、早稲田大学 西早稲田キャンパスで行われた日本科学技術連盟主催「ソフトウェア品質シ
国内ベンダ発のIaaS型クラウドサービスとして期待されている、さくらインターネットの「さくらのクラウド」が、9月5日に行われた同社のユーザー会「さくらの夕べ」にて11月に正式サービス開始予定と発表されました。 さくらのクラウドは「開発者指向のシンプルクラウド」をコンセプトに、高性能な仮想サーバや拡張性の高いネットワークなどを明朗会計型の料金体系で提供するというもの。まだ料金体系は発表されていませんが、「圧倒的なコストパフォーマンスで提供する」と田中邦裕社長は明言しており、機能や性能だけでなく価格競争力にも大きな自信を持っていることがうかがえます。 しかし低価格なクラウドサービスで、高性能、高機能なサービスを提供できるのでしょうか? 一般にクラウドベンダはこれまで、クラウド内部のほとんどをブラックボックス化してきました。私たちがクラウドの内部で何が起きているのかを知りたくても、その振る舞いか
オープンソースのネットワークアクセス制御システム「PacketFence」開発チームは9月21日、「PacketFence 3.0」を公開した。管理ポータル画面を一新したほか、ハードウェアサポートも拡充されている。 PacketFenceは、侵入検知システム「Snort」を用いた不正ネットワークアクティビティの検出や脆弱性スキャン「Nessus」を用いた脆弱性検出、問題のあるデバイスの切断といった機能を備えるネットワークアクセス制御システム。無線および有線ネットワークの両方に対応し、VoIPやIP電話の制御にも対応している。プロジェクトは、フリー/オープンソースソフトウェアのコンサルやシステムインテグレーションを手がけるカナダInverseの支援を受けており、ライセンスはGPL v2。 PacketFence 3.0では、Webベースの管理コンソール「captive portal」のデザイ
ニフティは9月29日、パブリッククラウドサービス「ニフティクラウド」のユーザー向けクラウドストレージサービス「ニフティクラウドストレージ」を開始した。従量料金か月額固定制のパック料金で利用でき、文書/画像/動画ファイルや各種ログファイルなど、さまざまなアーカイブの保存領域として活用できる。 事前に分割したデータをアップロードした後にクラウド上で結合する「マルチアップロード機能」を搭載したことで、「テラバイトクラスの大容量データ」もアップロードできる。また、「自由度の高い開発を可能とする」というREST APIを採用し、グループウェアなどとの連携も簡素化した。 そのほか、Web上のコントロールパネルからストレージ領域を管理する「エクスプローラーメニュー」を搭載し、利用の簡便化を図っている。 利用料金は次の通り(10テラバイトを超過して利用する場合、別途ネットワーク転送料金が発生する)。 従量
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