大規模なサイトでは、クライアントからのアクセスを効率よく受け付けるためにオリジナルのコンテンツを保持するオリジンサーバのほかに、何らかのリバースプロキシも運用してコンテンツの配信をしています。まず、ここではリバースプロキシとして利用できるプロダクトの中からコンテンツキャッシュの機能(キャッシュサーバ)について説明します。 キャッシュサーバに期待される役割 コンテンツを配信する上で、キャッシュサーバには以下のような役割が期待されています。 コンテンツをキャッシュデータとして保持すること キャッシュデータを管理すること オリジンサーバへの問い合わせを減らすといった負荷分散をすること 大抵のキャッシュサーバでは、キャッシュしているコンテンツを有効期限(Time To Live : TTL)付きのキャッシュオブジェクトとして保持していますが、TTLを無視してキャッシュオブジェクトの更新をしたい、と
![キャッシュエンジンの比較(1/3) | IIJの技術 | インターネットイニシアティブ(IIJ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/471ee4d0ea1a43fc4ccf1ec9e34b1cd65b581419/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.iij.ad.jp%2Fcommon%2Fimages%2Fogp_image.png)