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新市場型破壊型イノベーションに向けた「安くて使いやすい〈チープなオモチャ〉」を開発するためのデザイン思考について。 「ウェブタブレットという〈チープなオモチャ〉が破壊する家庭用PC市場」では「安くて使いやすい〈チープなオモチャ〉」が新市場型破壊のイノベーションになると考えました。では、その〈チープなオモチャ〉は、どうやったら作れるのでしょうか。一緒に考えてみましょう。 前提知識 「価値は製品に属さない」「ウェブタブレットという〈チープなオモチャ〉が破壊する家庭用PC市場」を未読であれば、本稿の前にご一読ください。 イノベーションのジレンマ 製品にとって、「既存消費者」と「無消費者」の要求は異なります。既存消費者が重視する機能を、無消費者が欲しないことがあります。 しばしば製品企画者は「あらゆるニーズに応える単一の製品」を企画します。それは「既存製品への機能追加によって、無消費者を取り込もう
■非常に興味深いトピック 重い政治課題が山積のまま突入したゴールデンウイークだったが、ビジネス関連では休業中の会社も多く、IT関連の情報も動いているのは海外関連ばかり、と思っていたら、何とも興味深いトピックが飛び込んで来た。勝間和代氏とにしむらひろゆき氏(言わずと知れた2ちゃんねるの創始者)の対談である。 5月2日にテレビ東京系列のBS放送「デキビジ」で放送されたようだ。ほぼ全編Youtubeに残っているので一渡り視聴することができる。 YouTube YouTube YouTube ■にしむらひろゆき氏の勝ちと言わざるをえない すでに続々とブログ記事も書かれているようだし、Twitterでの議論もまだ続いている。これからどのような議論に発展して行くのか予想もつかない展開だ。そのような中、場合によっては火中の栗を拾うようなことにもなりかねないが、この対談、私自身普段から考え続けていることの
AppleタブレットのUIはズバリこうなる!(動画&予想図)2010.01.26 23:00 satomi 「タブレットはMac OS XのUIがいいな」という声、「今までにないエキゾチックなUIになるよ」という声、どちらも間違い。Appleタブレットは単に、iPhoneで始まったUI革命の第2ステップです。 ここでは、その理由を並べてみましょう。 ハードウェアの話なら、いくらでも予想が立ちますが、ことUIに関しては3派に分かれて、三つ巴の戦いになってます。 ひとつ目は、タブレットもGUI(ウィンドウ、フォルダ、昔ながらのデスクトップのメタファー)しかないと思ってる人たち。あのWindowsタブレットや最近のタッチ対応ノートみたいな。 ふたつ目は、アップルのことだから3Dインターフェイスとかなんか実験的なこと、誰も想像もつかないインターフェイスを用意してるんじゃないか、という夢追い派。愛と
今や月間で訪れるユーザーが800万人を超えるという日本最大の料理サイト「クックパッド」を創業した佐野陽光氏。Rubyをいち早く採用するなど、先進の技術を積極的に活用しているテクノロジーカンパニーを率いている人物だ。 クックパッド株式会社 代表執行役社長 佐野 陽光氏 書籍『600万人の女性に支持される「クックパッド」というビジネス』が刊行されたのは、2009年5月のこと。だが、刊行から1年を待たずして“600万人”はすでに“800万人”を超えるスケールになっているという。女性には圧倒的な知名度を誇る超巨大サイト、クックパッド。料理レシピを投稿したり、検索したりできるサイトだ。2009年夏には東証マザーズに上場も果たした。この会社を1997年に創業したのが、佐野氏。 慶應義塾大学SFCに学び、卒業後に起業した。何よりユーザーは普通の主婦。食事の準備や子育ての合間に見る。そんな忙しい主婦がこれ
日記調査:長期間のユーザー行動と体験の理解 ニールセン博士のAlertbox 8月9日 読了までに約15分 参加者は日々の活動をその都度記録し、リアルタイムのユーザーの行動やニーズについてコンテキストに基づいた知見を提供する。 このサイトについて UXリサーチや市場調査の手法やコツ、結果や知見を紹介しています。 詳細 新記事公開は、Twitter・Facebook・RSSで随時、メルマガで月1回通知します。 Twitter Facebook RSS メルマガ YouTube、始めました 黒須教授のユーザ工学講義 7月25日 読了までに約5分 2024年5月にYouTubeチャンネルを開設し、そこで「黒須のユーザ工学入門」を連載することにした。講演や講義とは違ってもっとオープンにして、広い範囲の人たちに話を届けたいという気持ちがあったのだ。
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 タイトルから想像いただけるとおり、昨日の「情報アーキテクチャのデザイン」の続きです。 今日は「体験」というキーワードから考えを進めてみようと思います。 情報アーキテクチャというのは、人びとがものや世界に接する=体験する際のインターフェイスの構造・骨格にあたるものです。体験・コミュニケーションを通じて味わうことになるインターフェイスのストラクチャであり、スケルトンです。もちろん、この構造や骨格がきちんと設計できていなければ、人びとの体験やコミュニケーションは無残なものとなる確率が非常に高くなります。 ところが、この大事な要素である構造や骨格というものを、物事の表面しかみない人にはみえていなかったりします。そういう人はたいてい、構造の設計、骨格の設計もなしに表面やスタイルをデザ
典型的な設定厨アイデア厨だったおれが、 なんとか物語らしきものを作れるようになったコツ。 誰かの役に立つかもしれんのでメモがてら残しておく。 物語の最小構成は「成功するか分からない目標に向かう主人公」だ。 わかりにくい書き方ですまない。ただ、起承転結とか序破急とか専門用語はいまいち何いってるのか分かんないんで、 それ系の参考書とか読みながら、たどり着いたシンプルな結論がこれなんだ。 オリジナルな考え方とかでもなく、専門書ならもっと詳しく丁寧に説明してくれてると思うんで興味があったら色々読んでみてくれ。 ざっと机にあった漫画とかDVDとかを例にあげてみる。 鋼の錬金術師:禁忌を犯して身体を失った主人公達が、自分たちの身体を取り戻そうとする話(最終的に身体が取り戻せるかどうかわからない) 大正野球娘:自分たちを女だからと馬鹿にする男達に野球で勝とうとする話(最終回まで、勝てるかどうか分からない
法政大学で開催された『「スタンフォード大学Dスクール」-イノベーションを生み出すデザイン教育-』に参加してきました。具体的なデザイン手法の話などはなかったのですが、インスピレーションが湧くようなキーワードやイラストが出てきたのでご紹介します。 なお、講演会では資料の配付がなかったので、ほぼ同一内容と思われるドキュメントや画像を検索しました。 d.manifesto コーヒーハウスで"伝説"のナプキンの裏に書かれたというDスクール設立の宣言文。 出典: http://www.stanford.edu/group/dschool/manifesto.html TECHNOLOGY, BUSINESS, HUMAN VALUE Dスクールの基本コンセプト。成功の鍵は人間・ビジネス・技術の交点にある。
公開日 : 2009年8月23日 (2011年1月11日 更新) カテゴリー : ユーザビリティ 一般的に、ユーザビリティを意識してユーザーインターフェース(UI)を設計する際には、前例(慣習)に従うのが良いとされることが多いです。これには理由があって、ユーザーの頭の中で構築されたメンタルモデルに適合しやすいからです。 慣習(広く受け入れられ確立した技術や解決法)を無視して、無駄に同じようなものを考えたり作ってしまうことを「車輪の再発明(reinventing the wheel)」と皮肉を込めて言うことがあります。車輪の目的(輸送用のツールなど、接地した状態でモノを動かす)を達成するために、車輪よりも優れた形状のパーツを新しく発明することは難しいわけで(実質不可能)、優れた慣習はそのまま流用した方が良いことを示すたとえとしてよく聞かれます。 もちろんその一方で、前例(慣習)に倣うだけでは
今月末に『アジャイルUCD』のセミナー&ワークショップが開催されますが、そのアジャイル開発は一昔前は「軽量な開発」と呼ばれていました。実はユーザテストにも軽量な手法があります。 RITEメソッド RITE = Rapid Iterative Testing and Evaluation ――つまり高速反復テスト評価手法ということです。この手法は米マイクロソフトのゲーム開発部門で確立しました。彼らは『エイジ オブ エンパイアⅡ』のチュートリアルの開発でこの手法を活用しました。 その最大の特徴はテストとUI変更の"高速反復"です。RITEメソッドでは、たった1人のテスト結果からでも果敢にUIを変更します。論文で示されている事例では、16人のテスト実施期間中に6回のUI変更を行っています。 グラフの縦軸は問題点の数、横軸は被験者数です。つまり、1人目の被験者では7つのエラー(error)と2つの
29年連続日本一。「加賀屋」の泣けるサービス プレジデント8月19日(水) 11時31分配信 / 経済 - 経済総合 ■鍋蓋の片づけ方を白熱して議論する その日、能登半島の高級旅館・加賀屋の広間では、20名ほどの客室係による臨時のミーティングが開かれていた。 部屋に用意されているのは夕食と朝食のお膳。フロアリーダーの若葉さんが、おしぼりの出し方、椀物の蓋を片づけるタイミング、煎茶の美味しい淹れ方など、望ましいサービスの手本を見せていく。従業員たちはみな真剣な眼差しでその様子を見つめていた。 一つのテーマを終えるたびに、若葉さんがこう問いかけるのが印象的だった。 「意見があったら言ってください。みんなでつくり上げていきましょう」 「これはベターであってベストではありません。少しでもいいなと思うことを、みんなで掘り出していこうと思います」 するとこれまでの緊張した雰囲気がふっと緩み
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ユーザーを理解するというとき、その「理解」というものを間違った形でイメージし、理解しているケースが意外と多くみられます。とりわけ多い間違いは、ユーザーとなりえる人の人となりすべてを理解することが、ユーザー理解だと思ってしまうことではないでしょうか。あるいは、漠然と理解するというだけで、何を理解しようとしているのかのフォーカスがなかったりすることもあります。 そもそも、特定の人間のすべてを理解するという漠然としたイメージでそもそもどんなことを理解しようとしているのかもよくわかりませんが、普通に考えて、ひとりの人間のすべてを理解することなんて、そうそうできるはずもありません。長年付き合いのある友人や家族だって、その相手のことを理解できているなんていえないでしょう。 それなのに、
笑顔を創りたいWeb屋の日常 Web業界からひょんなことで専門学校の先生に。そしてまたWeb現場に戻ったWedディレクターのブログ。情報デザインやWebの勉強をしています。 「全ての決定をユーザのために」ということを最近ここに書き記していますが、 そうすると誤解されがちなのが「なんでもかんでもユーザに聞けばいいのかい?」という価値観。 それは、違いますよねぇ。 ユーザに聞けばなんでも解決するなら、それほど楽なことはない(笑) でも、それってクリエイティブじゃないですよね。 だって、単なる御用聞きだもの。 ユーザニーズは当然把握しなければならないし、それを無視したものづくりなんてありえない。 でも、ものづくりの根本をユーザニーズに委ねるというのは、もっとありえない。 要するに「創りたいものありき」ということだと思います。 ただ、勘違いしてはならないのは「自由気ままに作ってよい」とか「好きなも
オープンキャンパスの振替え休日だった月曜日、夕方より竹芝のビジネス・アーキテクトの会議室で「アック04アワード」の審査委員会があり行ってきました。 そこで各審査員が自分の評価軸やWebについての考えを話し、ビデオ撮りして後日配信・配布するそうです。 評価軸は以下のとおりで、各分野の専門家が集まっていますので、こういうやり方はフェアだと思います。 ・デザイン表現 ・アイディア ・情報構造 ・技術 ・ユーザビリティ ・アクセシビリティ そこで私が話したこと。一人当たり5分ということだったが、10分ぐらい話してしまい、しかもまだ足りない。編集されてしまうのだろうな。 ・自己紹介と専門分野 ・評価軸は情報構造とユーザビリティ ・ユーザビリティ評価には「会場調査」と「長期観察」がある。会場調査は初めて触った人の使い易さは分かるが、慣れた時にどうなるかは長期観察でないと分からない。それぞれサイトの特性
ここのところ、とても忙しかった理由の一つとして、面接を行っていた、ということがある。 弊社パソコン教室のインストラクターの採用面接である。 欠員が出たわけじゃないのに、なんとなく、教室が回らないため、追加採用となった。 なので、今回の採用の目的は「即戦力!」 未経験でもいい、知識がきちんと合って、ユーザーの側に立とう!という意識がある人を重点的にチェックした。 採用広告には「パソコンが好きで、パソコンの楽しさを伝えたい人!」という内容を提示。 不況の影響か30名近くご応募頂き、18名、面接を行った。 試験問題、というか、良く聞かれる 1)「マイコンピュータとマイドキュメントってどう違うんですか。」というキレ気味質問 2)「Yahoo!とグーグルって何が違うんですか」という質問 3)「パソコンの維持費用っていくらですか」という質問の意図を質問者に質問しなければいけない質問 4)「楽天ってなん
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