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福島県南相馬市小高区で、 「フルハウス」「Rain Theatre」を営む 小説家・柳美里の動揺する確信の日々 この1週間、携帯電話は自分にとって必要なものだろうか?と問うていました。 日本では、いまや持っていないひとの方が少ないのではないかというほど普及している携帯電話ですが、わたしには必要なのか? 必要だとしたら、それは、なんのために? 生きるために? 書くために? 情報収集? 無尽蔵かつ無制限な情報は、むしろ、生きること、書くことを阻害します。 そして、わたしは、ブログやTwitterをやるために作家になったわけではありません。 45歳になりました。 わたしには、時間がないのです。 作品を、書きます。 小説を、ノンフィクションを、エッセイを書きます。 友人や知人や担当編集者に連絡をする時は、葉書や手紙を書きます。 さっき、自転車でDOCOMOショップに行って、携帯電話を解約してきまし
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