Feedly is the fastest way to track the topics and trends that matter to you
安井かずみがいた時代 [著]島崎今日子 これまで仲良く遊んでいた友人が、結婚を機にガラリと変わって疎遠になる。よくあることだ。結婚前と後、どっちが本当の彼女なのだろう。 1960年代にデビューした作詞家安井かずみ。派手なメークにサンローランのパンタロンを着こなし、外車を乗り回す。華やかな友人に囲まれ、アバンギャルドな芸術談義を交わし、海外のパーティーにまで出没する突き抜けた暮らしぶりは、女性たちの憧れの的だったという。 それがミュージシャンの加藤和彦との結婚によって、どう変節していったのか。 コシノジュンコ、金子國義、吉田拓郎など、友人や仕事仲間、身内ら二十数人が彼女について語る逸話のすべてに、過ぎ去った時代の風俗がちりばめられる。証言者ごとに彼女の姿は揺れ動き、陰影と厚みを増して描かれてゆく。 華やかで奔放なキャリアの裏で、友人にもなかなか見せなかった苦しみや孤独、焦り。加藤和彦との結婚
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く