昨年あたりから自動入国審査端末なるものがアメリカで導入が進んでいる。アメリカの入出国というと、入国は非常に厳格で厳しく、出国はいつ出国したか気づかないくらあっさりという「行きはこわいが帰りはよいよい」形式というイメージを持っていたので、ESTAに限っているものの入国審査を自動化するというニュースには少し驚いた。どういう検討経緯があったかわからないが、こういう反対意見が噴出しそうな領域でも「まぁ、まずはやってみようぜ」的な感覚で思い切って進めるのはアメリカ式のように思う。 先日の日本出張からのアメリカへの戻りで100名以上いた日本人旅行者がESTAマシンのパワーでさーっといなくなったのには驚いた。導入の効果がかなりでている模様。もっともESTAマシンの導入に伴い、きちんと入国審査官の人員を削減したのか(そういうところはしっかりしている)、VISA保持者向けの入国審査官はたった一人しかおらず、