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ブックマーク / ktdisk.hatenablog.com (21)

  • バックドロップに見るアメリカの自動化 - Thoughts and Notes from CA

    昨年あたりから自動入国審査端末なるものがアメリカで導入が進んでいる。アメリカの入出国というと、入国は非常に厳格で厳しく、出国はいつ出国したか気づかないくらあっさりという「行きはこわいが帰りはよいよい」形式というイメージを持っていたので、ESTAに限っているものの入国審査を自動化するというニュースには少し驚いた。どういう検討経緯があったかわからないが、こういう反対意見が噴出しそうな領域でも「まぁ、まずはやってみようぜ」的な感覚で思い切って進めるのはアメリカ式のように思う。 先日の日出張からのアメリカへの戻りで100名以上いた日旅行者がESTAマシンのパワーでさーっといなくなったのには驚いた。導入の効果がかなりでている模様。もっともESTAマシンの導入に伴い、きちんと入国審査官の人員を削減したのか(そういうところはしっかりしている)、VISA保持者向けの入国審査官はたった一人しかおらず、

    バックドロップに見るアメリカの自動化 - Thoughts and Notes from CA
    suginoy
    suginoy 2015/07/03
    “何を自動化するかしないか、それをどうやって自動化するかは結構お国柄があらわれる”
  • 30歳、40歳からのビジネス英語 英会話学校に通うなんてやめなさい - Thoughts and Notes from CA

    2008年に「30歳からのビジネス英語 英会話学校に通うなんてやめなさい」という記事を書いたが、当ブログの中で唯一継続的に大きなアクセスがある。私は今でこそ米国に住み、日人が私一人という職場環境でほぼ英語のみで仕事をしているが、30歳になるまでは英語は「全く」話せなかった。日語だと饒舌なくせに英語だと微動だにしないとよくからかわれて口惜しい思いをしたものである。 上述の記事へのアクセスが高いのは、日人の30-40代のビジネスパーソンの英語の習得意欲の高さからくるものであろう。多くのビジネスパーソンが、何度も一念発起して英語の勉強に取り組みながらも、多忙な日々に流されて英語を習得するに至らない状況もよくわかる。私もぶっちゃけ5度目くらいの一念発起でようやくマシなレベルまで持っていくことができたからだ。 そんな私も先日とうとう40歳になってしまったが、今なお座学を続けつつ、日々とはいかな

    30歳、40歳からのビジネス英語 英会話学校に通うなんてやめなさい - Thoughts and Notes from CA
    suginoy
    suginoy 2015/05/08
    “お金をもらいながら「英語を使う環境」を何とか探し出す ”
  • メールに返信をしないアメリカ人のメンタリティ - Thoughts and Notes from CA

    「メールでアメリカ人に問い合わせをしているが返信がこない」、というのは外資系企業に勤めていればよくある話。その内容が難しければ難しい程、返信率は悪くなる。もちろん、日人でもレスの遅い人、しない人はいるが、度合いの問題。アメリカ人の場合はかなり気合をいれて、しつこくプッシュしないと返事がもらえないことが多い。 一番良いのは電話をすることで、電話をしてみると「おぉ、あの件ね、見た見た」みたいな感じで話が進むことが多い。メールで聞いていることを一々電話しないといけないのはかったるいし、時差や言語の問題があって容易ではないし、そもそも「お前、見てるんなら返信くれよ」という思いもある。 でも、そういうことで頭を痛めている人は、理解しておいたほうが良い彼らのメンタリティがある。それは「何度もプッシュされないということはきっと大事なことではないんだ」という考え方だ。メールを出して返信がしばらくこないも

    メールに返信をしないアメリカ人のメンタリティ - Thoughts and Notes from CA
    suginoy
    suginoy 2015/05/07
    “理解しておいたほうが良い彼らのメンタリティがある。それは「何度もプッシュされないということはきっと大事なことではないんだ」という考え方だ。”
  • 外資系企業を転々とする人たち - Thoughts and Notes from CA

    外資系の大企業から従業員規模で400分の1くらいのサイズのこれまた外資系の企業に年初に転職をした私。転職にあたり多くの人生の先輩にアドバイスを頂いたのだが、その中で頂いた叱咤激励の1つが下記。 お前、一度メインストリームからはずれると二度とそこには戻れないんだぞ。メインストリームからはずれて一時の思いで、今よりレベルの低い会社に転職すると、その瞬間は待遇は少し良くなり、いい転職をしたと思うかもしれない。だけど、きちんと結果がだせず、転職をすることで待遇をあげることが癖になると、一生外資系の企業を転々とすることになるんだ。俺は何人もそういう奴を知っているが、率直なところ、それが良いキャリアとはあまり思えない。転職するなら実力をきちんとつけて、それなりのポジションで向かえてくれるところに行くべきだ。 転職活動時にその話を聞いたときは私は正直あまりピンとこなかった。別に待遇がよくなるから転職をす

    外資系企業を転々とする人たち - Thoughts and Notes from CA
  • 『昭和16年夏の敗戦』 日米開戦という意思決定とその失敗の本質 - Thoughts and Notes from CA

    猪瀬直樹(@inosenaoki)の『昭和16年夏の敗戦』を読んだので書評。 昭和16年夏の敗戦 (中公文庫) 作者: 猪瀬直樹出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2010/06/25メディア: 文庫購入: 23人 クリック: 88回この商品を含むブログ (59件) を見る十六年夏、彼らが到達した彼らの内閣の結論は次のようなものだったからである。 十二月中旬、奇襲作戦を敢行し、成功しても緒戦の勝利は見込まれるが、しかし、物量において劣勢な日の勝機はない。戦争は長期戦になり、終局ソ連参戦を迎え、日は敗れる。だから日米開戦は何としてでも避けねばならない。 『昭和16年夏の敗戦』 〜第二章 イカロスたちの夏〜 太平洋戦争での日の敗戦は昭和20年夏。その4年も前に、日アメリカとの戦争がいかなる終結を迎えるかが予測されていたという。その予測を作成したのは、日中のエリートが集められて

    『昭和16年夏の敗戦』 日米開戦という意思決定とその失敗の本質 - Thoughts and Notes from CA
  • 『間違いだらけの子育て』 子育てに魔法の杖はなし - Thoughts and Notes from NC

    間違いだらけの子育て―子育ての常識を変える10の最新ルール 作者: ポー・ブロンソン,アシュリー・メリーマン,小松淳子出版社/メーカー: インターシフト発売日: 2011/05/31メディア: ハードカバー クリック: 6回この商品を含むブログ (7件) を見るポー・ブロンソンの『Nurtureshock』を2回ほどブログでとりあげてきたが、その邦訳版『間違いだらけの子育て』を出版社から献頂いた。献多謝。書は10の章からなり、各章で「定石」とされてきた子育ての方法に対して、実証研究を元に疑問を投げかける、という構成となっている。個別の章の個別トピックを今まではとりあげてきたが、エントリーは書全体の書評としたい。 書の一番の特徴は膨大な量の実証研究がこれでもかとばかりに紹介されていることだろう。とかく主観的になってしまいがちな子育てを、様々な研究成果を元にとらえようとしている点

    『間違いだらけの子育て』 子育てに魔法の杖はなし - Thoughts and Notes from NC
  • 時間の管理についての4つの金言 - Thoughts and Notes from NC

    「時間ってこんなにないものか」と最近感じることが多い。決して多くの時間を無駄にしているわけではないし、時間の管理もかなりきちんという自負もある。だが、とても新しいことには着手ができないし、今手元にある中で何かを捨てようとしても、容易に捨てることのできるものが、見当たらない。少し手詰まり感があるので、過去に読んだの中から時間についての金言を拾い、今の自分の何を変えなければならないのか考えてみたい。 時間とは他のもので代替できない真の制約要因である プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編)) 作者: P・F.ドラッカー,Peter F. Drucker,上田惇生出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2000/07メディア: 単行購入: 88人 クリック: 689回この商品を含むブログ (422件) を見る成果をあげる者は、時間が

    時間の管理についての4つの金言 - Thoughts and Notes from NC
    suginoy
    suginoy 2011/07/19
    「時間とは他のもので代替できない真の制約要因である」
  • 『Nurtureshock』教育的な番組は実は子供の攻撃性を助長する?「子供の諍い」考 - Thoughts and Notes from CA

    以前紹介した『Nurtureshock』の中でまた興味深い話があったので紹介したい。 NurtureShock 作者: Po Bronson,Ashley Merryman出版社/メーカー: Grand Central Publishing発売日: 2009/09/03メディア: ハードカバー クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見る 「暴力的な描写のあるテレビ番組をみると子供が攻撃的になるので、教育的な内容のテレビ番組を子供にみせている」 「つい子供の前で夫婦喧嘩をしてしまったが、子供に悪影響があるので別室に移動した」 「子供が喧嘩をしたら、喧嘩をしてはいけないと叱りつける」 こどものためによかれと思ってやっている上記のような行動は、実は時として逆効果であるという話が”PLAYS WELL WITH OTHERS”という章で紹介されている。 この章の冒頭で面白い統計が紹介さ

    『Nurtureshock』教育的な番組は実は子供の攻撃性を助長する?「子供の諍い」考 - Thoughts and Notes from CA
    suginoy
    suginoy 2011/06/19
    「「何か諍いが起きた時に、どのように収めるか」ということを教えることが大事」
  • 『日経ビジネス3月28日号 311 企業がすべきこと』日経ビジネスへの期待 - Thoughts and Notes from CA

    今週の日経ビジネスは「311 企業がすべきこと」という特集でなかなか面白かった。冒頭で「復興に貢献する使命と決意」というタイトルで編集長の寺山さんの決意表明が掲載されており、非常に力のはいった文章で読み応えがあった。 誰が未曾有の難題に挑むのか。国難に立ち向かうのか。その主人公は、震災の現場で働く皆様であり、被災からの復興を目指す多くの方々であり、経営や実務のプロである読者の方々であり、読者の方々が働いている企業や自治体などの組織にほかならない。私たちはそう信じています。・・・<中略> 生産を立て直し、物流網を作り直し、省エネルギー環境対策を徹底追及し、新しいマネジメントのあり方を模索していく。その困難な営み一つひとつに資する情報をお届けし、再建への着実な歩みに寄与していくことが、日経ビジネスに与えられた使命だと認識を新たにしています。 『日経ビジネス 2011年3月28日号』 P.1 3

    『日経ビジネス3月28日号 311 企業がすべきこと』日経ビジネスへの期待 - Thoughts and Notes from CA
  • 大手SIer(インド)の収益向上がとどまることを知らない件 - Thoughts and Notes from CA

    "大手SIerの利益悪化がとどまることを知らない件"で紹介されている表をちょっと拝借し、営業利益率を加えてみた。 社名 売上高(億円) 営業利益(億円) 営業利益率 2007 年度 2008 年度 2009 年度 2007 年度 2008 年度 2009 年度 2007 年度 2008 年度 2009 年度 NTTデータ 10,449 11,390 11,429 898 985 816 9% 9% 7% 大塚商会 4,694 4,671 4,271 300 270 160 6% 6% 4% 野村総合研究所 3,279 3,412 3,386 481 497 400 15% 15% 12% ITホールディングス 3,224 3,383 3,148 199 237 159 6% 7% 5% 伊藤忠テクノソリューションズ 3,192 3,072 2,903 250 216 215 8% 7% 7

    大手SIer(インド)の収益向上がとどまることを知らない件 - Thoughts and Notes from CA
    suginoy
    suginoy 2010/06/03
    「日本の大手SIerの中で、インド大手SIerを上回る規模の会社は今やNTTデータくらいである」
  • 英語の発音を改善するためのステップ - Thoughts and Notes from CA

    先日、アメリカ人の同僚と昼飯をべながら、私の英語力について話をした。私は音読をかなり長い間やっているので、発音は日人の割りには良い方だと思っていたのだが、彼曰く「君は語彙はそれなりに豊富だが、発音には大いに改善の余地がある」と指摘をされて、ちょっとショックだった。 「それほどジャパニーズイングリッシュではないと思うんだけど、結構音読とかで練習しているし・・・」とい下がると、「アクセントの付け方などは悪くないし、きちんと発音できて単語もある、ただ一部正確に発音できていない"音"がある」と。 「正確に発音できてない"音"って例えば?」と聞くと、「例えば、"l"や"th"が正確ではない。日人で"l"がきちんと発音できる人は珍しい」との指摘。 で、"l"の発声の仕方を教えてもらうと、確かに全然違う。"light"とか、"letter"とか、次にくる母音とセットで"ラ"とか"レ"とか発音する

    英語の発音を改善するためのステップ - Thoughts and Notes from CA
    suginoy
    suginoy 2009/11/01
    「"light"とか、"letter"とか、次にくる母音とセットで"ラ"とか"レ"とか発音するのではなく、"l"は"l"で発音する」
  • NHK "トラッド ジャパン"はすごくおすすめ - Thoughts and Notes from CA

    愚直に実行せよ! 人と組織を動かすリーダー論 (PHPビジネス新書) 作者: 中谷巌出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2006/04/19メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (14件) を見るリーダーはある特定の分野の「専門家」「知識人」である必要はない。ただし、このことはリーダーが世界に関して、人間に関して、あるいは自国の歴史、自国の文化、自国のアイデンティティに関して、無頓着であってもよいということではない。 少なくとも、グローバルな舞台で仕事をしているリーダーにとっては、自分の国のことがよくわかり、かつ、先方の国の文化歴史がよくわかっているということは必須であろう。・・・<中略>一般に、歴史や文明に関して無関心であることほどリスクの大きいことはないのに、日人は驚くほどこのことに無頓着であったのではないか。 他国の事情はあまり知らないということに加えて、

    NHK "トラッド ジャパン"はすごくおすすめ - Thoughts and Notes from CA
  • 欧州と米国の商用オープンソースに対するスタンスの違い - Thoughts and Notes from CA

    スラッシュドット経由で"Commercial Open Source in Europe Versus the US"というエントリーを読んだのだが、これがなかなか面白い。商用オープンソースに対するヨーロッパとアメリカのスタンスの違いを6つの軸で分析しており、それぞれ紹介したい。 オープンソースを採用する一番の理由(Primary reason for adopting Open Source) 米国では、ソフトウェア、保守サービスのコストの低さが採用の一番の理由であるのに対し、欧州ではベンダーによるロックインを回避するというのが一番の理由であるとのこと。もちろん、欧州企業もコストを重要視しないわけではないが、1つの企業に囲い込まれないこと、なおかつ開発プロジェクトの方向性に対して何某かの影響力を保持することに同様、もしくはそれ以上に重きをおいているというのがなかなか面白い。 オープンソー

    欧州と米国の商用オープンソースに対するスタンスの違い - Thoughts and Notes from CA
    suginoy
    suginoy 2008/10/19
    「金儲けより、よりよいソフトウェアがより多くの人に普及し、自らの主体的な選択権もきっちり確保することに欧州企業がよりこだわっている」
  • 分散化とは「問題にかかわる者を意思決定に参加させること」 - Thoughts and Notes from CA

    夏休みを利用して、『フューチャー・オブ・ワーク』をあらためて読んでみたのだが、やはりこれは名著だと思う。分散化とか、オープン化とか、参加型とか、この手の言葉は使いやすいように見えるのだが、実は危険な思考停止ワードであることも忘れてはならない。流行の言葉だけに、それを使えば一丁あがりでそれっぽい記事やがかけるのだが、その言葉の質的に意味するところが何なのかをきちんと自分なりにとらえた上で使わないと、言葉に踊らされて思考が深まらない。書はこういった思考停止ワードに真正面から取り組んでおり、分量はコンパクトであるにも関わらず骨太感が非常に強い。 フューチャー・オブ・ワーク (Harvard business school press) 作者: トマス・W.マローン,高橋則明出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン発売日: 2004/09/28メディア: 単行購入: 3人 クリック:

    分散化とは「問題にかかわる者を意思決定に参加させること」 - Thoughts and Notes from CA
  • Amazon EBSと日本のシステムインテグレータの行く末 - Thoughts and Notes from CA

    Amazon EBSというAmazon Web Serviceの新しいサービスが開始された。強烈なまでに投資と試行錯誤を繰り返しながら、着実にCloud Computingの持ち駒を増やすAmazon。きれいごとだけでなく、泥臭く、そしてスピード感をもって一歩一歩着実に進むその姿には当に感服する。 米RightScaleや米Ylasticのような,Amazon EC2の仮想マシンを管理するサービスを提供する事業者も,Amazon EBSへの対応を表明している。ユーザーはこれらサード・パーティのサービスを使用することで,EC2とEBSを組み合わせたクラスタ運用やデータベース運用などを省力化できる。 また、Amazon EBSの発表というプラットフォームの更新に伴い、早速そのサポートを表明するIT企業が直ぐにあらわれる辺りに景気後退をものともしないアメリカIT企業の躍動感を感じる。 そして

    Amazon EBSと日本のシステムインテグレータの行く末 - Thoughts and Notes from CA
    suginoy
    suginoy 2008/08/25
    「担当者レベルではなかなか動かないのが現実」「システムインテグレータの営業は大抵受注金額でメジャーされているため、短期的にでも受注金額が減るような案件は受け入れられにくい」
  • プラットフォームとAPIについての素人臭い理解 - Thoughts and Notes from CA

    前回のエントリーで、クラウド・コンピューティングの1つのモデルとして、蓄積したデータベースそのものをAPIを用いて開放し、再利用・相互連携のしやすいアーキテクチャを作るという手法を紹介したが、このAPIという言葉は私のようなコードを書かない人間には実は結構わかりにくい。 OS(Operating System)とは、一口で言えばコンピューター上にあるファイル・システム、グラフィック・ユーザーインターフェイス・システム、タスク管理システム、などの各種システム・サービスの集合体のことである。ユーザーはユーザー・インターフェイスを介して、プログラマーはAPIを介して、それらのサービスとやり取りをする。 と紹介されている通り、元々はOS上で動くアプリケーションを開発する際の、OSの各種サービスを使用するためのOS側の受け口、という意味合いで使われていたようだが、時代と共にその意味がより拡張され、今

    プラットフォームとAPIについての素人臭い理解 - Thoughts and Notes from CA
    suginoy
    suginoy 2008/08/15
    新人向けの説明によいかも
  • オープンソースとクラウドコンピューティング雑感 - Thoughts and Notes from CA

    O'Reilly Radarの"Open Source and Cloud Computing"を読んだ。id:yomoyomoさんにどうやら先を越されてしまったが、稿についての最も質の高い日語情報である"オープンソースとクラウドコンピューティング"のブックマークがこんなちょびっとしかないというのも驚き。世間の関心はそんなに低いのだろうか? まぁ、それはさておき、自分の解釈も交えながら要点をかいつまむと以下のようにまとめることができる。 ソフトウェアの再配布、修正を認めるライセンス形態をとることにより、オープンソースは「多くの人が自由に使えば使うほど洗練されていく」という仕組みを作り、大きく繁栄をとげた 最近注目を浴びているクラウド・コンピューティングでは、オープンソース・ソフトウェアと蓄積されたデータベースを組み合わせ、コードではなく、サービスを提供するようになる クラウド・コンピュ

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  • しっかり夏休みをとるための3つの心構え - Thoughts and Notes from CA

    夏休みと言えば、8月から9月のどこかで月〜金連続で休み、9連休とするのが私のここ数年の習慣。いくつかの外資系企業での勤務経験があるが、「夏休み1週間」というのは業界スタンダードなんではないかと思う。 一方で、同期や友人の中には、夏休みは2〜3日くらいしかとったことがないという人も結構いる。理由を聞くと、「忙しくてなかなか休みがとれない」とか、「自分がぬけてしまうと他の人に迷惑をかける」とか、色々。でも私の経験からすると、夏休みの期間を決定付ける最も大きなファクターは実は「忙しさ」ではなく、「夏休みに対する意気込み」。半年前に転職した会社で、これから夏休みの取得の承認をとらないといけないので、自戒も込めて、きっちり夏休みをとるための心構えを書いてみたい。 「しっかり休む」キャラを確立する これさえできれば、他の2つの心構えなど実は殆ど重要ではない。とにかく一番大事なのは、職場で「あいつは、夏

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    suginoy
    suginoy 2008/08/08
    「転職後、配置転換後などの初めての夏は、並々ならぬ夏休みに対する意気込みを示し、しっかりキャラクターを確立すること」
  • 日本人の英語力とIT業界の階層構造のはなし - Thoughts and Notes from CA

    久しぶりにR30さんが”「日語吹き替え番組禁止法」はいかが?”というエントリーを更新していた。ニュースであれ、映画であれ「日語吹き替え」があらゆるところで、かなり手厚いレベルでなされていることそのものが日人の英語力の低下を招いている、という骨子でなかなか面白い。「母国語吹き替え」サービスのレベルは国の経済状況によって異なり、貧しい国ほど「母国語吹き替え」サービスに乏しく、英語コンテンツしかみることができないため、英語力が強いという仮説は新鮮かつ納得感がある。 この高度な「日語吹き替え」サービスを当然のことと思う日人体質というのは、私のように外資系のIT企業に勤める人間には結構やっかいで、あらゆるものに日語化が求められ、日語化の度合いが薄いことイコール日マーケットへの投資が不十分ととらえられてしまう。確かに、「サービスを提供するお客様の母国語の文書をそろえるなんて当たり前じゃ

    日本人の英語力とIT業界の階層構造のはなし - Thoughts and Notes from CA
    suginoy
    suginoy 2008/07/31
    「実際にお客様に話を聞けば実はかれらが言うほど絶対的に必要というわけではない」
  • 4年目突入 ブログを書く3つの目的 - Thoughts and Notes from CA

    不覚にも1ヶ月超過ぎてしまったが、2008年6月20日で実は4年目に突入した当ブログ。長く続けていると惰性が働き、忙しさにかまけて更新頻度が落ちたり(はい、今月の私です、すみません)、書くことそのものが目的となったりしがちなので、年に一度くらいはブログを書くという行為そのものをきちんと見直してみたい。 私がブログを書く目的は下記3点。 情報をただ読み流すのでなく、価値ある情報を吟味し、咀嚼し、自分なりの視点を加えて形にするという知的取り組みの機会とする 会社や資格といった自分のカサが増えて見える肩書きのない世界で、自分の考えを世にさらせる緊張感の伴う場所をもっておく 自分が紆余曲折・悪戦苦闘をしながら辿り着いた答え、身につけたノウハウなどを世に公開し、同じような苦悩を持っている人(特に自分より年下の人)と共有する道具とする 1点目は当ブログ開始当初から変わらない目的。ブログを書く前の私は

    4年目突入 ブログを書く3つの目的 - Thoughts and Notes from CA
    suginoy
    suginoy 2008/07/29
    「特定の本の特定の箇所と内容的に目の前の文章が結びつき、モノを考えるきっかけになる」