「彼女の体のユルやかなラインが僕をほっとさせる」。女性に対するセクシャルハラスメントの表現が多用された文章が、高校生も使用する大学受験の学習書に掲載されていることがわかった。 問題の参考書は、参考書や問題集を出版している駿台文庫(東京都千代田区)が2015年2月に刊行した「生きるセンター漢字・小説語句」。この学習書を高校で配布されたという女子生徒の親がSNSに投稿したことから発覚した。Twitterなどでは「女性に対するセクハラ」「子どもに使わせたくない下品な内容」と抗議の声が上がっている。
ことし話題になったことばに贈られる「新語・流行語大賞」が、1日、発表され、年間大賞には、▽プロ野球で打率3割、ホームラン30本、そして盗塁30個の達成を指す「トリプルスリー」と、▽海外からの旅行客が日本で大量に買い物をすることを指す「爆買い」の2つのことばが選ばれました。 このうち、ことしの年間大賞には、▽ことしプロ野球、ソフトバンクの柳田悠岐選手とヤクルトの山田哲人選手がそろって達成した、打率3割、ホームラン30本、盗塁30個の「トリプルスリー」と、▽中国など海外からの旅行者が日本で大量の買い物をする「爆買い」の2つのことばが選ばれました。 このほかトップテンには、▽アベ政治を許さない、▽安心して下さい、穿(は)いてますよ、▽一億総活躍社会、▽エンブレム、▽五郎丸(ポーズ)、▽SEALDs、▽ドローン、▽まいにち、修造!が選ばれました。
がらっとニュアンスが変わるの、何なの? ヒーローだと強力な主人公ぽいのに、ヒロインだと主人公の恋人みたいになるの、何なの? あと、ホストって言うと一般的に客を招く人っぽいのに、ホステスっていうとすごい水商売ぽくなるの、何なの?
2015年9月6日 11時0分 リンクをコピーする by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 東北人が共通語だと思い込んでいたについて紹介している 仙台で使われる「おはよう靴下」は、親指の部分が破けた靴下のことをいう その他、徒競走は「はねくら」、静かにしてという意味の「せずね」など ふるさとの温もりが感じられる「お国言葉」の中で、東北のは早口で分かりにくいとよく指摘される。寒くて口をあまり開かないからという説があるが、東北といっても北部と南部とでは気候は異なるし、太平洋沿岸の「浜通り」はほとんど雪が降らない。 宮城・山形・福島のいわゆる東北南部の話し言葉は、新潟や関西の影響が強かった山形庄内地方などを除き、「南奥羽」というグループに属する。 矢印の示す地域以外でも、これらのが使われている可能性はある。 今回の「共通語だったと思ったのに、実はだった言葉」は、そんな東北3県出身の読者か
「レッテル貼りはやめて」。集団的自衛権の行使容認や安全保障関連法案の議論で、安倍晋三首相は繰り返し言う。政治とは言葉の応酬であり、絶妙な言い回しが政権をゆさぶった例も少なくない。「レッテル貼り」について考えた。 昨年7月14日、集団的自衛権をテーマに開かれた衆院予算委員会の集中審議。民主党の海江田万里氏が「抑止力を高めると軍拡競争が始まるのでは」と指摘すると、首相は「私を抑止力万能主義と決めつけるが、抑止力をほとんど認めていないような、さすが民主党だ」。さらに「レッテルを、私がレッテルを貼ったなら謝るが、海江田さんもレッテルを貼ったなら取り消していただきたい。お互いにレッテルを貼りあうという不毛な。海江田さんがまずレッテルを貼ったから、私もレッテルを貼った。レッテル貼りの議論ではなくて、レッテル貼りではなく中身の議論をすべきだと思う」。 1回の答弁で8回も「レッテル」という単語を使い、「レ
「若い人は、本当の貧しさを知らない」「会うといい人だよ」「うちの会社としては」「誤解を恐れずに言えば」……う、言っちゃってるよ。使っちゃってるよ。そう自らを反省してしまうあなたこそ読むべき一冊。さて、「言葉で固まる現代を解きほぐす」とはどういうこと? 決まりきったフレーズがいかに思考を硬直化させているか。よくあるフレーズを例に挙げて、それぞれの言葉の背景にある社会の症状を読み解く。内容を書くとそうなる。だから、展開して行くストーリーがあったり、衝撃的新事実が明かされたり、というものではない。むしろ、テレビを見ていて感じていた違和感を、頭のいい毒舌の友達よ、シャキッと小気味よく斬ってくれてありがとう。そういう類いの本だ。小田嶋隆さんのコラムと、そういえば読後感は似ているかもしれない。 話題の一冊で、すでに書評も数多く出ているのでご存知の方も多いだろう。また、刊行が4月ですでに3刷とのことで、
わたしが「嫁」という言葉が嫌いな理由 わたしは 「嫁」という言葉がクソ嫌いです。 すみません……。 あえて、このブログでは普段は使わない汚い言葉を使わせてもらいましたが、そのくらい嫌いだということです。 では、さっそくわたしがこの「嫁」という言葉を嫌いな理由を紹介します。 「嫁」という漢字が嫌い まずは「嫁」という漢字が嫌いです。 「女編」に「家」と書いて「嫁」ですよね……。 なんなんでしょうね……コレ。 「もらう」とか「出す」とか、人身売買ですか? 「嫁にもらう」って日本語が世界的に悪名高い「家父長制」の滅びた現在も使われてることにみんな違和感持とうよ。 女性はアイテムかなんかかよ。 「物を出荷すること」を「嫁に出す」みたいにいう表現もやめよな。 — ヨス Yosuke Yano (@yossense) July 3, 2023 もしくは女性は「アイテム」か「もらい物」かなんかですか?
2015-01-15 「許す」と「赦す」は同じ意味ですよ 漢字 キリスト教 イスラム教 日本語 「許す」と「赦す」 ―― 「シャルリー・エブド」誌が示す文化翻訳の問題 / 関口涼子 / 翻訳家、作家 | SYNODOS -シノドス- 「許す」と「赦す」 ―― 「シャルリー・エブド」誌が示す文化翻訳の問題 / 関口涼子 / 翻訳家、作家 | SYNODOS -シノドス- こちらの記事。「許す」と「赦す」は同じ意味だとブコメで指摘した所、予想外に物言いがついて驚いたので、解説を書いてみる。 元記事は翻訳の難しさを指摘した記事である。 (記事の全体的趣旨に否やはない。念のため) なお、断っておくと、私はごく一般的な日本人なので、別にイスラム教やキリスト教に造詣があるわけでも、フランス語に詳しいわけでも何でもない。 ただ、日本人の言語感覚として、「許す」と「赦す」は同じ意味だということはわかる。
2014年11月18日、安倍晋三首相は10%への消費増税延期を決断した経済政策への信を問うべく、「代表なくして課税なし」というスローガンを採用し、ついに衆議院解散の「伝家の宝刀」を抜いた。 アメリカ独立戦争時に唱えられたスローガンを持ち出し、解散の歴史的な意義を強調しようとしたが、今回の解散が当時の状況にすんなり当てはまるとは思われず、ネットでは「意味がよくわからない」「この場で使った意味がわからん」という評判がもっぱら。専門家からも「何の関係もない」と厳しい評価がされている。 本家・米国の独立戦争と状況が違う? 今回の解散で注目が集まっていたのは、その「大義名分」だ。安倍首相は消費増税の延期の是非を大義名分として位置づけ、「代表なくして課税なし」というスローガンを採用した。 もともと「代表なくして課税なし」はアメリカ独立戦争時のスローガンの1つ。イギリス領だった18世紀当時、移民たちは税
日本国内では、長時間労働や残業代の未払いで従業員を酷使し、使い捨てにする企業のことを長らく「ブラック企業」と呼んでいる。これに対し、従業員を大切にする優しい企業のことを「ホワイト企業」と呼んでいる。 「ブラック企業」は昨年の「新語・流行語大賞」トップテンにも選ばれ、日本メディアでも当たり前のように使われている。ネットでは連日のごとく「ブラック企業」絡みの記事が報じられている。しかし、私はこの「ブラック企業」という言葉を以前からずっと「人種差別用語」、あるいはそれに類する言葉だと思ってきた。この言葉を耳にする度に、「ああまた、人種差別用語が使われている」と心を痛めてきた。使ってはいけない言葉だと思っている。東洋経済オンラインにはこれまで軍事や外交、政治問題を書いてきた身ではあるが、今回、この問題について書く機会を得られたので、思うところを記したい。 色で価値判断するのはタブー 従業員を酷使す
まずは一次ソースを当たるべし最近ちまた、特にインターネット界隈で「集団的自衛権」に関連する形にて、「徴兵制」「軍事大国」、召集令状に該当する「赤紙」、挙句の果てには第二次大戦の軍事的独裁者「ヒトラー」の名前を持ち出し、さらには「若者が前線に」とまで断じ、大きな声を挙げてヒステリックに論調を展開するのが流行の気配を見せている。それらは概して注目を集め、読まれている感がある。 しかしその内容については、多分にセンセーショナリズム的な手法によるもの、さらにいえば煽動主義、イエロージャーナリズム的なものと評せざるを得ない。「集団的自衛権」そのものに関しては、(勝手解釈をしている自称識者のものでは無く)一次ソースにあたる内閣官房の公式ページ中の「安全保障法制の整備について」の全文、さらには「「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について」の一問一答」を読めば、常識レベルで
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