新型コロナウイルスによる肺炎の患者の治療に当たった医師がNHKの取材に対し、発熱や全身のだるさが1週間以上続くものの症状は比較的軽いとした一方、日本国内でも感染が広がるおそれはあるとして、持病のある人や高齢者など、重症化するおそれがある人に感染を広げない対策を取る必要があるという考えを示しました。 忽那医師は、実際の患者の症状について知ってもらいたいと、NHKの単独インタビューに応じました。 その中で忽那医師は、患者に共通していた症状は鼻水やのどの痛み、それにせきが出て、37度以上の発熱や全身のけん怠感が1週間程度続くことだと指摘しました。 中には1週間後に熱が高くなることもあり、インフルエンザやほかのウイルス性の感染症より症状が続く傾向があるとしています。 ただ症状は比較的軽く、肺炎になる人もいたものの、全員回復してきているということで、「今のところ、細菌やインフルエンザによる肺炎よりも