日本IBMは6月16日、企業におけるWebアプリケーションの迅速な開発・導入やハイブリッド・クラウド環境への移行を支援するためとして、同社の「IBM WebSphere Application Server」のアプリケーション基盤を拡充すると発表した。具体的には、「Liberty Profile(リバティー・プロファイル)」のDevOps機能の強化と、「IBM Application Server on Cloud」の提供の2点。 Liberty Profileは、WebSphere Application Serverの軽量ランタイム。今回の機能強化では、業界標準仕様であるJava Platform, Enterprise Edition 7(Java EE 7)やオープンなコンテナ技術のDockerに対応する。 Java EE 7対応では、HTML5対応をサポートする機能の追加、開発生
Oracleは先頃,MVC 1.0 JSRを発表した。このJSR 371は,今年3月にInfoQでも取り上げたJava EE 8サーベイの結果を踏まえたものだ。調査対象者の61%が,JSFに加えて,アクションベースのMVCフレームワークのサポートを提供する,というそのアイデアを支持した。同じ処理を行うフレームワークはすでに存在する,と答えたのはわずか26%で,その内の42%がSpring MVCの名前を挙げている。また,関連する役割を果たすものとして,AngularJSやPlay Frameworkの名前も挙がった。 MVC 1.0の仕様では,Web UIフレームワークはアクションベースとコンポーネントベースに分類される,としている。同仕様はこのアクションベースの部類に入るものだ。JSFに代わるものではない。Java EEプラットフォームでWeb アプリケーションを構築するための,単にもう
日本Javaユーザーグループは2014年5月18日、「JJUG Cross Community Conference 2014 Spring」を開催した。「JJUG Cross Community Conference」(以下、JJUG CCC)は毎年春と秋に開催されるカンファレンス。初心者向けからエキスパート向けまで、Java/JVMに少しでも関連すればいいという広いテーマでさまざまな講演が行われている。 今年は4トラック同時進行、合計25ものセッション、ハンズオンセミナーという規模で大いににぎわった。 そして最新仕様であるJava EE 7に準拠しているのは2014年5月現在「GlassFish」「WildFly」のみで、主流は多種多様なアプリケーションサーバーが対応しているJava EE 6とのことだ(楽天はGlassFishを活用していることでも有名)。 エンタープライズ分野でJa
Java EE 7はどこが変わった? そしてJava EE 8はどう変わる?──Java EEエバンジェリストのレザ・ラーマンが語る アプリケーション・サーバ・ベンダー各社が対応を急ぐJava EE 7の主な変更点は何か、またJava EE 8はどのような方向性で仕様策定が進められているのか。Java EEエバンジェリストのレザ・ラーマン氏が解説する。 ご存じのとおり、Java EEの最新バージョンは2013年7月にリリースされた「Java EE 7」である。現在、アプリケーション・サーバ・ベンダー各社は、同バージョンに対応すべく製品開発を進めている。また、次期バージョンのJava EE 8は、アプリケーション・サーバ・ベンダー各社も加わり、2016年第3四半期のリリースを目指して仕様策定が進められている。それでは、Java EE 7ではどのような機能が追加され、またJava EE 8では
最近、金魚本のJava EE 7版であるBeginning Java EE 7を細かめに読んでいるのですが 先日Twitterでのやりとりで、Java EE 7 Essentialsがおススメされてたので、早速買ってみました(^^) 王子のオススメ来たッ!ヽ(*´∀`)ノ RT @yoshioterada: 私は、Arun の本がオススメです、元同僚というのは置いておいて内容重視で。今度もし EE 7 で翻訳ができるのであれば、これかな。 http://t.co/92chLeXXyk— いまいまさのぶ (@masanobuimai) 2014, 6月 19 以前のJava EE 6 Pocket Guideと比べると書籍のサイズが大きくなってた(>_<)! ちなみに自分は写真のようにペーパーバックで購入しましたが、価格的には以下のようにKindle版のほうがお得です(^^;; Beginn
Javaのベンダー公式フレームワークであるJava EEでは、DI(Dependency Injection)の仕様である CDI(Context and Dependency Injection for Java EE)が提供されています。 CDIはJava EEでアプリケーションを開発する上で避けては通れませんが、それ自体が複雑なのに加え、 仕様が複数にまたがっていて理解するのが難しいです。 そのため、CDI使う上で理解する必要のある重要な概念や基本的な使い方、 はまりポイントなどをまとめていきます。 この記事は基本的な使い方、概念についての解説なので、CDIや周辺仕様を全て網羅していません。その点はご了承ください。 なお、本記事で使用するのは、最新のCDI1.2ではなく、Java EE7の一部であるCDI1.1になります。 また、Spring, Seasar2などの経験があることを前
Oracle Blogsの主としてテクノロジー製品のエントリを日本語でご紹介します(オリジナルのエントリを投稿することもあります)。厳密性をご所望の方は原文をどうぞ。よい内容でしたら原文に対し、"Good Entry, thanks!"でもいいので、是非コメントお願いします(Typoや誤訳はコメント欄からどうぞ)。なお、このエントリは個人の見解であり、所属する会社の公式見解ではありません。また、エントリ内でご紹介している製品・サービスは国内導入時期が未定の場合もありますのでご了承下さい。 Good entries on Oracle Blogs are put into Japanese. Mainly this blog covers technology products. Opinions expressed in this blog is my personal one and d
Hirofumi Iwasaki presented on moving systems from J2EE to Java EE. He discussed the history of Java EE specifications from J2EE 1.2 to Java EE 7. He showed how components, architectures, and development environments have evolved over this time period. Iwasaki presented a case study on modernizing an existing "J2EE era" system from 2001-2006 and discussed migrating from Struts 1.x to JSF 2.2 as an
JJUG CCC 2014 Spring の発表資料です。
2014年5月18日、ベルサール西新宿にて行われたJJUG CCC 2014 Springにて発表させて頂いたプレゼンの資料です。
The document discusses the integration of Java EE with Java SE 8, highlighting the challenges and limitations of using new SE 8 features within EE 7 applications. It provides an overview of Java EE, its specifications, and the historical evolution of Java versions alongside their enterprise server applications. Additionally, it emphasizes the need for future updates to fully support Java SE 8 func
何回かに分けてJ2EEレガシーアプリケーションのJavaEEアプリケーションへのマイグレーションについて実際のコードを見ながら解説したいと思います。 変更前のサンプルソースはこちら https://github.com/megascus/oi-webapp-sample/tree/initial こちらのソースは、Tomcat上で動く、ビューがServlet2.5+JSP、O/RマッパーとしてHibernateを直接使用するという、大体2005年ぐらいに作られたシステムのイメージになっています。 また、いくつかの点にてきちんと設計されているとは言えず、MVCに沿って作られたことになっていますが、きちんとViewとModelが分離できていません。 それ以外にも問題をいくつか抱えています。 これをGlassFish4.0上でのJavaEE7仕様で作り直したいと思います。 古いシステムを新しい仕
2014-04-11 Java EE 7を勉強する方法 Java Java EE 「Java EE 7を勉強したいけど、日本語情報が少なくて、どうしたらいいか分からない」という方は多いのではないでしょうか。少なくとも、僕はそうでした。 有名な技術者の方々が、はてなやGitHubにご自分で検証された結果をブログに書かれています。 僕もJava EE 7の研修を開発する際に、色々なブログ情報を参考にしました。こういったブログは非常に有益な情報です。しかし、個々の技術にフォーカスされたものが多く、技術の全体像を把握することは難しいです。 Java EE 7の技術全体を説明してくれている文書は無いものか…とネットを色々と検索していたときに、Java EE 7のチュートリアルの存在を知りました。 The Java EE 7 Tutorial:The Java EE 7 Tutorial:Prefac
概要 JavaのJSP/JSFでは「EL式」という簡易な式言語を用いてオブジェクトの連鎖を評価することができる。 たとえば、"${foo[bar].baz}"というEL式では、fooという配列またはリストから、添え字を示すbarの位置のあるオブジェクトのbazというプロパティを評価することを表す。 こうゆう仕組みはJSPの中にとどまらず、設定ファイルなどでも変数展開のように使えると便利だと思うときがたびたびある。 また、ちょっとした数式を"eval"したい、という場合もあるだろう。 そこで、EL式を自分のアプリケーションから利用する方法について調べてみた。 EL式のアプリケーションへの組み込み ELのバージョン EL式にはいくつかバージョンがあり、 JSP2.0のEL式 (${}による即時評価) JSF1.0のEL式 (#{}による遅延評価) JSP2.1とJSF1.1の、EL式を統合した
CDIではフィールドを直接参照してはいけない をみるとタイトルからCDIではまったくpublicフィールド触ってはいけないように感じてしまう。 実際はそんなことはない。 依存スコープのBeanなら直接参照してよい。 依存スコープというのは注入先のスコープに合わせるということ。プロキシ等を通さずインスタンスが生成されてそのまま入る。Springでいうところのプロトタイプということで一番単純なDIともいえる。 そして依存スコープ以外でpublicフィールドを持っているCDI管理下のビーンを作成すると、デプロイ時にはねられる。 つまりあのきしださんの例はパッケージプライベートを利用したときのみチェックにも引っかからず予想しない動きが発生するわけだ。すべてを同一パッケージにおくとは考えにくいこと、publicフィールドだとデプロイすらできないことを考えるとはまるほうが珍しいと考えることができる。
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