前回のつづきです。不慣れな外出先で優しくしてくれた人々について。前回は台湾篇でしたが、今回は東京であったできごとについてです。 前回のエピソード:そんなものまでくれちゃうの!?ビックリするくらい子どもに優しい国、台湾とその人々 育児では「私も大変だったけど耐えた。頑張った。だからあなたも頑張るべき」的な、負の連鎖理論がたまに聞かれます。もちろんそういう思考回路が理解できないわけではないし、そういうふうに思うことは正直、私だってある。でも、思ってしまうことと、それを他人に伝えてしまうことには大きな差があると思うのです。 思ってしまうことはあっても、それを伝えるのはぐっとこらえたい。だって、口にするというのは、相手にも自分にも呪いをかけることだから。 だから、優しくしてもらったことだけを記憶の中で大切に大切にして幸せな連鎖をつくっていきたいなあ、と思うのです。もちろん、できる範囲で、疲れてない