栃木県は3日、同県真岡市のイチゴ農家1戸が生産した「とちおとめ」から基準値を超える残留農薬が検出されたと発表した。昨年11月~今年1月に約1270パック(約636キロ)が出荷され、市内の道の駅や首都圏のスーパーなどで販売された可能性があるが、口にしても人体に影響はないという。 県によると、1月26日に実施した調査で、基準値の0・05ppmを上回る0・07ppmの殺虫剤「ホスチアゼート」が検出された。農薬のまき方を間違えたのが原因だった。 県は30日に回収を指示したが、既に店頭になかった。同じ農薬を使っている農家に対し、使用法などを調査するとしている。
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