大学生に、ノートPCはいらない――こんなキャッチコピーを使った“逆説的な広告”が、3月はじめにネット上で話題になりました(関連記事)。 電車内や全国の主要駅、家電量販店舗などで展開中のSurfaceの広告(日本マイクロソフト公式ブログ) 「Microsoft Surface」のPRを目的とした、電車内などで掲出されているもので、広告いっぱいに文字がズラリ。バイト探しや合コン、旅行の計画などをするだけなら「スマホがあれば、大学生活は乗り越えられる」と前置きし、その上で「自分を成長させるためにはSurfaceを使おう」と主張する内容です。 背景には「若者のPC離れ」を感じさせる広告ですが、実は近年、大学では「ノートPC必携化」の動きが進んでいることをご存じでしょうか。「スマホ1台あれば十分」どころか、PCがなくては大学生活は送れない……そう定めている大学について、その意図や実態を調査してみまし