日本外国特派員協会で記者会見に臨む伊藤詩織さん=東京都千代田区で2019年12月19日午後3時7分、加藤隆寛撮影 ジャーナリストの伊藤詩織さん(30)が元TBS記者の山口敬之氏(53)から性的暴行を受けたと訴えた民事訴訟で、山口氏に慰謝料など330万円を支払うよう命じる判決が出たことを受け、伊藤氏は19日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で記者会見した。【塩田彩/統合デジタル取材センタ-】 勝訴判決から一夜明けた伊藤さんは、紺色のジャケットと白いブラウス姿で登場。英語で「良い結果が出たことに今も信じられない気持ちだ」とした上で、「判決は性暴力の現状を変える指標になると思う」と語った。 判決は、伊藤さんが当時、強い深酔い状態にあり、自らの意思でホテルには行っていないとした。その日のうちに産婦人科を受診したことや、数日後に友人や警察に相談していることから、合意のない性行為だったと認定。「同意
玉川徹氏、性暴力裁判で伊藤詩織さんの勝訴に「二審、三審ってあるけど、もしかしたらひっくり返るかも…だけど僕は詩織さんの言っていることを信じます」 19日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・前8時)ではジャーナリストの伊藤詩織さん(30)が元TBS記者・山口敬之氏(53)から性暴力を受けたとして1100万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁が判決公判で「酩酊状態で意識がない伊藤さんに合意がないまま性行為に及んだ」と認定し、山口氏に330万円の支払いを命じたことを報じた。 【写真】退社あいさつ一転…絶叫のエンディング…玉川徹氏「違うでしょ!」連呼 コメンテーターで同局の玉川徹氏は「民事なのでどちらの証言に信用性があるかって、そういう風なことなんですけど」と前置きした上で自身の見解を示した。 玉川氏は「まず伊藤さんが置かれていた状況は、アメリカで働くことが内定している状況で上
元TBS記者の山口敬之さんから性行為を強要されたとして民事訴訟を起こしていたジャーナリストの伊藤詩織さんが12月18日、勝訴した。山口さんは330万円の支払いを命じられ、控訴する意思を示した。判決の翌日の12月19日、日本外国特派員協会で記者会見を開いた。その会場には、ジャーナリストとして取材するために出席した伊藤さんの姿があった。【BuzzFeed Japan / 瀬谷 健介】 伊藤さんは2017年9月、山口さんを相手取って提訴した。 2015年4月、当時、TBS・ワシントン支局長だった山口さんと就職相談のために会った。東京都内で食事をすると、2軒目の寿司屋で記憶を失い、痛みで目覚めた。 そして、山口さんが宿泊していたホテルのベッドで、避妊具をつけずに性行為をされていることに気づき、その後も体を押さえつけるなどして性行為を続けようとされたという。 これに対し、性行為は「合意のもとだった」
ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBS記者の山口敬之さんから性行為を強要されたとして損害賠償を求めた民事裁判で、東京地裁が12月18日、山口さんに330万円の支払いを命じる判決を言い渡したことについて、アジアや欧米の海外メディアも詳しく伝えている。 フランスのAFP通信は「日本人ジャーナリストが注目の#MeToo裁判で勝訴」という見出しで速報した。 イギリスのBBCは、伊藤さんは、性的被害を発言しにくい国で#MeToo運動のシンボルになっていると伝えた。証拠不十分で事件化されなかったことを指摘した上で、強制性交を取り巻く環境について触れた。日本では強制性交の被害のわずか4%しか警察への被害届がでない(2017年)点をあげ、伊藤さんが警察へ相談した際に、人形を使ってレイプの現場を再現させられ「セカンドレイプ」のような扱いを受けたことに触れている。 BBC TWOは、過去に伊藤さんを数ヶ月間
中小企業の人手不足が深刻化しています。2018年上半期における「人手不足倒産」の件数は3年連続で前年同期を上回り、2013年1月の調査開始以降の半期ベースでも最多を記録しました。どうにかして人材を獲得しようと、「初年度から年収1000万円」を確約する企業なども現れていますが、本質的な問題は、「若者の仕事観」にあるようです。『引き継いだ赤字企業を 別会社を使って再生する方法』(幻冬舎MC)より一部を抜粋し、解説します。 中小企業における人手不足の現状を具体的な数字で確認していきましょう。 リクルートワークス研究所が2014年6月に、従業員30人以上の企業で採用活動をしている1000社にインターネットを通じて行った「人手不足の影響と対策に関する調査」によれば、正社員の中途採用に関して「人数を確保できた」と答えたのは67.9%、「確保できなかった」は32.1%に達しました。3社に1社が採用人数を
今年も間もなく終わる。きっとみなさんも、一年間を全力で働き抜いたことだろう。まずはお疲れさまです、と言いたい。ところで、年の瀬ともなると、各地の居酒屋が忘年会で大盛況となる。 僕は会社に属していないため、職場の忘年会はもう10年以上経験していないが、円満な職場であれば、飲み会もまた円満。当時は無礼講で楽しめることができたので、個人的には忘年会に悪い印象はない。でも、やっぱり世の中には「だるいわ」と感じている人も多いようで……。(文:松本ミゾレ) 「別にその後の仕事で得したことなど一度もない」 イメージ的に、このぐらいの年代のおじさんが一番ああいう飲み会好きそうだ、と感じてしまう。でも、考えてみれば、僕のイメージは全くアテにならないんだった。もう会社員じゃないんだものね。 さて、スレッドでは「なぜこのような違いが生まれたのか」についての論議が展開されており、結構目を引く書き込みも多かった。そ
グレアム・アリソン米ハーバード大教授が分析 米ハーバード大学のグレアム・アリソン教授が「第2次韓国戦争が起こる可能性が高まっている」と指摘した。アリソン教授は新興国と覇権国との対立を「トゥキディデスの罠(わな)」という造語で説明したことでも知られる。 アリソン氏は12日に開催された日本アカデメイア第1回「東京会議」で、最近米国と北朝鮮の対立が深まっている現象について「第2次韓国戦争につながる確率は50%以上ではないが、かなり大きな可能性がある」とした上で上記の見方を伝えた。日本の産経新聞が報じた。 1993年に当時のクリントン政権で国防次官補を務めたアリソン氏は「北朝鮮が米本土にとって脅威となる大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射、あるいは核実験を相次いで行っていた2017年11月以前の状態に戻った場合、トランプ大統領はミサイル発射台の破壊など、軍事攻撃を命令する可能性がある」との見方を示し
【ソウル=名村隆寛】日韓でベストセラーとなった「反日種族主義」の共同著者で、韓国・落星台(ナクソンデ)経済研究所の李宇衍(イ・ウヨン)研究委員が18日、ソウルの日本大使館近くで集会を開いていたところ、サングラスの男に襲われた。警備中の警察官が男を制止し事情聴取した。李氏にけがはなかった。 李氏は、韓国で浸透している「日本軍慰安婦は性奴隷」などの主張が、事実に反しているとの立場。大使館前に設置されている慰安婦像の撤去と大使館前で開かれていた日本政府糾弾集会の中止を求め、数十メートル離れた歩道で数人の支援者と集会を開いている最中に襲われた。 男は李氏に近寄ると、突然、素手で襲いかかった。警察官に引き離されたが、「こいつ(李氏)を殺しに来た!」と何度も叫んだ。 周辺には李氏らの活動を批判する市民やメディアが集まっており、現場は一時騒然となった。李氏はその場で被害を訴え、警察は男と李氏を警察署に移
自民党の岸田文雄政調会長が韓国の文喜相(ムン・ヒサン)国会議長が提案した強制徴用解決法案の実効性に対し疑問を提起した。 岸田氏は18日夜にTBSのニュース番組に出演し、文在寅(ムン・ジェイン)政権が当時の合意に反する対応を取っていると指摘し、「慰安婦問題における財団を勝手に解散した国が、(徴用工問題で)今度新たな財団を作るという提案をする。どこまで説得力があるんだろうなと」と話した。 続けて「今後、何を約束してもひっくり返る可能性が出てきてしまう」と懸念を示し、韓国は強制徴用問題が「完全かつ最終的に解決済み」という韓日請求権協定を順守すべきと強調した。 一方、文喜相韓国国会議長は18日に強制徴用問題の解決策として提示したいわゆる「1+1+α」法案を代表発議した。与野党の議員13人が法案共同発議者に名前を上げた。 発議した法案は韓日両国企業と国民(1+1+α)が自発的に出した寄付で財団を設立
15日に閉幕した、国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)。開催地となったスペイン・マドリードを目指し、今回もヨットで大西洋を横断したのが、スウェーデンの若き環境活動家、グレタ・トゥーンベリさん(16)だ。9月に開かれた国連の温暖化対策サミットでの演説が若者を中心に共感を呼び、その運動は世界中に広がった。 まだ高校生のグレタさんの活動は、2018年8月にスウェーデン議会の前で行った気候のための学校のストライキに始まり、今年8月には二酸化炭素を排出する飛行機などの乗り物は使わないとして、英国から米国までヨットで大西洋を横断するなど、大きな注目を集めてきた。12月には、タイム誌「パーソン・オブ・ザ・イヤー」にも選出されている。
元TBSワシントン支局長の山口敬之さんに対し、「酩酊状態で意識のない伊藤詩織さんに合意がないまま性行為をした」などとして慰謝料など330万円の支払いを命じた東京地裁の判決。 【動画】伊藤詩織さん、セカンドレイプに「法的措置をとる」 12月19日に日本外国特派員協会で記者会見を行った伊藤詩織さんは、記者の質問に答え、これまでに受けてきたセカンドレイプに対して「法的措置をとる」と明かした。 伊藤さんは2017年5月29日、司法記者クラブで会見を開き、名前と顔を出して山口さんからの被害を訴えた。性被害を顔や名前を明かして告発するのが珍しかったこともあり、大きな注目を浴びたが、一方で「ハニートラップ」などと心ないバッシングもあった。 SNSでは、伊藤さんらしき女性の横に「枕営業大失敗」などの文字が入ったイラストが拡散されたこともあった。 記者会見で、「もし高裁で勝訴した場合、セカンドレイプを訴える
厚生労働省は2020年の予算案に就職氷河期世代の就労支援に603億円を盛り込む。氷河期世代は、30代から40代後半の人々が該当し、現在も非正規やフリーターなど不安定な雇用状態にある人々が多い。 報道によると、全国のハローワークに氷河期世代を対象にした専門の窓口を設置。また氷河期世代の失業者を正社員として雇用した企業への助成金も拡充するという。 企業口コミサイト「キャリコネ」には、氷河期世代に入社した人々や氷河期世代が在籍している企業の口コミも寄せられている。【参照元:キャリコネ】 「賞与は1か月分も出なかった」「賃金カーブが大きく異なる」 「就職氷河期に入社して、かつ商社冬の時代と言われていた時代なので、報酬は満足できるものではありませんでした。特に賞与については最初1か月分も出なかったと記憶しています」(法人営業、30代前半、男性、正社員、年収500万円) 「45歳と30歳前後を境に、賃
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