2019年2月19日、JR西日本は定例の社長会見で「みどりの窓口」を大幅に削減する方針を明らかにした。現在は180の駅にあるみどりの窓口(対面窓口)を2030年までに30駅程度に減らすという。なんと150駅もの削減で、報道各社が一斉に報じた。しかも記事の見出しに「2030年までに」を入れなかったから「すぐにでもなくなる」とか「3月16日のダイヤ改正で実施か」という誤解があちこちで生じたようだ。もちろん報道側の問題であってJR西日本に非はないのだが。 JR西日本社長会見は、公式サイトに動画と書き起こしがある。確認してみれば「2030年までに30駅程度にする」つまり今後11年間かけて徐々に減らしていく。また、代替手段として「みどりの券売機プラス」は現在の50駅から100駅程度へと倍増させる。さらに「高性能券売機」は現在の70駅から、ほぼすべての有人駅に設置する。今回の見直し対象は先日開業したお