北、イランの機密情報も=漏えいの外交公電公開−米紙 北、イランの機密情報も=漏えいの外交公電公開−米紙 【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)など一部メディアは28日、内部告発サイト「ウィキリークス」が入手した米政府の外交公電約25万点の一部について、本文や抜粋を公表した。米韓両国による北朝鮮の体制崩壊に備えた協議や、北朝鮮からイランへのミサイル移転などの機密情報も含まれる。同サイトも同日中に公電を公開する予定。 世界各地の大使館からワシントンに送られる公電には、密室で交わされる外国首脳との忌憚(きたん)ないやりとりや、情報分析が記録されており、関係国との関係を著しく損なう可能性がある。 ギブズ米大統領報道官は同日、公電の公開が米国の外交政策に重大な影響を与え、外交官ら関係者を危険にさらすとして、ウィキリークスを強く非難する声明を発表した。(2010/11/29-07: