今回の岸田首相のウクライナ訪問の狙いはどこにあったのか?その裏側を日本テレビの平本典昭・官邸キャップが解説します。 ◇ 岸田首相として、一番、頭にあったのはG7議長国として肝いりの広島サミット前にゼレンスキー大統領と会談しリーダーシップをアピールすることでした。 このタイミングでのウクライナ訪問については、実は複数の政府与党関係者が「インド訪問のあとに岸田首相はウクライナにいくと思う」と話していました。一方で、行く直前まで多くの政府関係者「訪問はない」と話すなど、情報管理を徹底していました。 それだけ実現が難しいもので、政権側が慎重には慎重に検討を進めていたと言えます。 そもそも、複数の政府関係者が「岸田首相はウクライナ訪問の実現に強いこだわりをもっている」と話していました。 5月に地元広島でG7サミットでロシアによるウクライナ侵攻に対抗する姿勢を議長国としてリーダーシップを発揮するために
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