川合健二による、愛知・豊橋の、コルゲートで作られた自邸「鉄の家」の動画です。動画については、日本建築学会東海支部と椙山女学園大学栃窪研究室が制作したものです。川合健二についてはこちらのページに経歴などが掲載されています。
川合健二による、愛知・豊橋の、コルゲートで作られた自邸「鉄の家」の動画です。動画については、日本建築学会東海支部と椙山女学園大学栃窪研究室が制作したものです。川合健二についてはこちらのページに経歴などが掲載されています。
■川合健二・スクラップド・アンソロジー ■川合健二・自宅を語る 出典:『建築(中外出版)1970年5月 ▶︎楕円形と六角形 4年5カ月ぐらい前から住んでいます。このワクをつくってからは、8年ぐらいになります。初め、まわりだけつくったんです。初め、南と北の妻側(ボックス・ガーター・桁一つ構造を表現する用語。)を、どうしていいか考えつかなかったんです。それと、金属は膨張するということはわかっておりますので、その膨張をどこで逃すか、ということがテーマだったんです。それができたとしたら、そこにガラスをはめなければいかんということになる。そうしないと、あかがとれなくなってしまう。そうすると、ガラスの膨張と金属の膨張とは等しいということではあるが、太陽の光というものは、必ずしも、一定方向からくるわけではないので、ガラスの膨張と金属の膨張とが一緒になるとは言えないので、たとえば、網入りガラスの場合にはガ
今から11年前の夏、20年ぶりに川合健二氏を訪ねたときの記録がある。 2回目の訪問だったが、この時、昔から気になっていた彼の愛した車(厳密にはエンジンだが)の写真を撮り、感じていた疑問を彼に質問して、後からこのレポートを書いた。数年後に彼が逝ってしまったため、川合健二氏の車については最初で最後のレポートになってしまった。もうそのほとんどが土に還っていったであろうと思われるが、また近いうちに私は「彼の場所」を訪れなくてはならない。 レポートは当時のまま修正せずに紹介することにした。 お茶の水博士のポルシェ912 青々と波のようにうねる夏草の中に、腐りかけた912がまるで浮かんでいるように見える。暑さで目が眩みそうな午後の日差しの下、20年の時間の隔たりが重くのしかかる。20年前、同じこの場所に立って、同じ912を24歳の自分が眺めていた。 美しいガレージで綺麗に整備されたポルシェを見る機会は
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