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2015年11月25日のブックマーク (1件)

  • A variety of "FURIGANA"

    この文書は、上記論文の草稿をハイパテキストに編集したものです。 rubyタグ非対応のブラウザではルビ部分が《  》内に並列表記されます。 最終版は『広島大学教育学研究科紀要』第51号 (2002) に掲載されています。 0.はじめに 日語の表記体系の特徴の一つに「振り仮名」注1がある。歴史的には、振り仮名が日語表記を可能にした側面が指摘できる。振り仮名は、漢文訓読の作業の中で生まれたものとされるが、山城(1993)が指摘しているように、漢文訓読は解読にとどまらず日語を表記するための方法となる。由良(1973a:16)は音訓混交主義、ルビ主義が、異質言語の自国語に引きつけた解読力の源泉となるだけでなく、それをもとにした創作へのエネルギーになるとのべ、訓読とルビとが日語表記の要諦であるとしている。また、紀田もふりがなはなるべく使わず、ふりがなの不要なやさしいことばで読み書きを行う―