NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』出演で話題沸騰の白坂亜紀ママを筆頭に、銀座の一流クラブで活躍する3人のママたちに「粋で聞き上手なデキる男」の特徴を聞いた――。 アドバイスは、間を置くと効く 「お客様について、私があれこれいうのは僭越ですが……」と口調は柔らかだが、銀座の水に鍛えられた人間観察のプロであるママたちの金言は的を射たものだ。 「取引先のお客様であろうが、上司、部下、あるいは私たちホステスであっても、誠実に接して親身に話を聞いてくださる方は出世されていきます」と話すのは、「クラブ稲葉」の白坂亜紀ママだ。亜紀ママは早稲田大学在学中から老舗クラブに勤務し、女子大生ママとなり、現在は銀座にクラブをはじめ、和食店、バーなど4店を経営する。 そんな亜紀ママが忘れられない聞き上手な人にヤマト運輸元会長の小倉昌男氏がいる。 「店をオープンした頃から来てくださり、私が駄目なところも失敗した