ロンドン・ナショナル・ギャラリーから消えたゴヤの名画の行方は? 鍵を握るタクシー運転手を演じたのはジム・ブロードベント イギリス、ロンドンの観光スポットとして知られるトラファルガー広場に面した世界屈指の美術館、ロンドン・ナショナル・ギャラリー。レオナルド・ダ・ヴィンチの「岩窟の聖母」やフェルメールの「ヴァージナルの前に立つ若い女」、ゴッホの「ひまわり」など世界的に知られる2,300点を超えるヨーロッパ絵画を所蔵しています。 このロンドン・ナショナル・ギャラリーからかつて名画が盗まれ、大騒動になったことがあります。スペインの画家、フランシスコ・デ・ゴヤが描いた「ウェリントン公爵の肖像画」。ニューヨークの収集家チャールズ・ライツマンが購入してアメリカに持ち帰ろうとしたところ、肖像画のモデルがナポレオン戦争の英雄だったことからイギリス政府がライツマンの購入金額と同額(140,000ポンド(390