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ブックマーク / dhbr.diamond.jp (10)

  • 感情の論理:熱狂の生まれるところ | ビジネススキル|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    ヤーク・パンクセップ 感情の脳科学の導き手として、彼の不思議な名を聞いたのは、岩井克人先生との2時間の対話の最後であった。私は先生に問うた。 「消費者の頭の中に、物語として企業の顔を伝える場合、記憶をどのように構築していくべきでしょうか。ヒュームは『類似』『近接』『因果』、その3つが頭の中の観念同士の引力だと言っています(注1)。ヒュームの他に参照すべきものがあるでしょうか」 先生は、少し間を空けてから、こう仰った。 「わたしは最近脳科学ばかり読んでいるんです。前にやったことをまとめて書こうと思って、脳科学を勉強して、最終的に脳科学に還元できないことが経済学だということが言いたいのです」 先生の著作の中には、生物学に触れたものは多い。生物としてのヒトを社会的な人たらしめるものとして、遺伝子に還元されない「貨幣・法・言語」を考えてこられた(注2)。ただ、近年、格的に脳科学を勉強されていると

    感情の論理:熱狂の生まれるところ | ビジネススキル|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2023/09/25
    7つの基本的な感情(感情回路)
  • 脳は味覚より視覚の情報を優先する 「クロスモダリティ効果」とは何か | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    従来のマーケティングリサーチでは、消費者にアンケートやインタビューをすることでその嗜好を探り、それを製品・サービスに活かすのが一般的であった。だが、消費者は当に自分のことを正しく認識しているのであろうか。さまざまな実験により、彼らが言語化したニーズは思い込みである可能性も高いことがわかってきた。真のニーズを探りビジネスで成功を収めるためには、潜在意識、つまり脳を知ることが重要である。NTTデータ経営研究所ニューロイノベーションユニット長を務めるなど、ニューロマーケティングの最先端を知る萩原一平氏が、ビジネスと脳の関係を解き明かす。連載第4回。 なぜ、居酒屋の暖簾をくぐってしまうのか 焼き鳥屋さんや鰻屋さんの前を通り過ぎるとき、炭火で鶏肉や鰻を焼いている煙と匂いで、思わずお店に入ってしまった経験はないだろうか。 このとき、脳の中では何が起きているのか。まず、「煙」という視覚情報と「匂い」と

    脳は味覚より視覚の情報を優先する 「クロスモダリティ効果」とは何か | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • がん死亡率の人種間格差を是正するための3つの行動 情報とリソースを共有し、官民連携で対処する | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    がんで亡くなる米国人は多く、死亡原因の第2位である。ただし、死亡率の人種間格差は極めて大きい。発症率自体に黒人と白人で大きな違いはないものの、黒人がん患者の死亡率は白人がん患者の死亡率より高い状態が続いている。にもかかわらず、がん治療に関する臨床研究や患者登録において、黒人患者のリプレゼンテーションが適切な水準にあるとはいえない。この人種間格差を是正するには、治験を行う医療機関と患者登録の情報を集約し、黒人患者を多く抱える施設を支援したり、黒人患者の治験参加をうながしたりすることが欠かせない。稿では、格差の是正に向けて実践すべき3つの行動を論じる。 がんは米国で第2位の死亡原因である。ただし、人種や民族による格差が極めて大きい。がんの発症率自体に白人と黒人の間で大きな差はないが、黒人がん患者の死亡率(10万人当たり173人)は依然として、白人がん患者(10万人当たり153人)よりも高い状

    がん死亡率の人種間格差を是正するための3つの行動 情報とリソースを共有し、官民連携で対処する | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • “人機一体”で人間はどう変わるのか「人間拡張工学」がもたらす新しい世界 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    1994年、東京工業大学生命理工学部生物工学科卒。1996年、同大学大学院生命理工学研究科修士課程修了。1999年、東京大学大学院工学研究科博士課程修了。東京大学助手、マサチューセッツ工科大学コンピュータ科学・人工知能研究所客員科学者、電気通信大学電気通信学部知能機械工学科教授、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授などを経て、2015年より現職。 その前に、まず、人間の特質から説明しましょう。普通の生物は、何世代もかけて遺伝子を変化させながら進化していきます。それに対して人間は、道具をつくったり、環境を自ら変えることによって、「進歩」という名の「進化」を遂げてきた生物なのだと思います。「進化」によって、人間は、それまでできなかったさまざまなことを可能にしてきました。 なかでも著しい進化を遂げたのは、18世紀半ばに始まった産業革命以降です。蒸気機関に始まり、さまざまな人工システム、機

    “人機一体”で人間はどう変わるのか「人間拡張工学」がもたらす新しい世界 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 「反事実的思考」で失敗から立ち直る5つのステップ | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    実際の事実とは別の過程や結果を想像することを、「反事実的思考」と呼ぶ。これは、失敗から学び立ち直るための恰好の手段になるという。 あなたは今週、何かがうまくいかなかった、と仮定してみよう。たとえば、交渉が思い通りに運ばなかったとする。 その後、あなたは何をするだろうか。友人と飲みに行く、夫またはに話す、あるいは母親に電話をするだろうか。 しかし、こうした行動は、単に問題を先送りしているだけである。またすぐに、失敗についてあれこれ思い返すことになるはずだ。何がダメだったのかを考え、自分を責めたり、他者や外的な要因のせいにしたりする。それに疲れると、過去のことは忘れよう、今後のことに集中しよう、と自分に言い聞かせる。 これらは自然かつ当然の反応だ。しかし、心理的に苦しく、メリットも少ない。同じ失敗を2度、3度、4度と繰り返すのを防ぐことにはつながらないのだ。 もっとよい方法がある。それは、簡

    「反事実的思考」で失敗から立ち直る5つのステップ | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 地域社会で人を育てる法 それは企業だけの問題か | トーマス・コーチャン,デイビッド・ファインゴールド,ポール・オスターマン | ["2013年7"]月号|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    コンピュータ技術、看護、工事や生産現場の技術士など、後期中等教育による技術訓練や一部の学位が求められるミドル・スキル労働者が不足している。 ベビー・ブーマー世代の退職に伴い、この雇用のミスマッチは深刻化する一方だ。しかし、競合企業に引き抜かれることを恐れて、人材投資に二の足を踏む企業は多い。 とはいえ、この問題はアメリカの競争力に著しく影響する。いまこそ業界や地域を挙げて複数の企業、労働組合、教育機関が手を組む時だ。 稿では、労使連携や産業部門別のベスト・プラクティスを紹介、連携を成功させる要件を示す。

    地域社会で人を育てる法 それは企業だけの問題か | トーマス・コーチャン,デイビッド・ファインゴールド,ポール・オスターマン | ["2013年7"]月号|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2018/07/20
    “トーマス・コーチャン(Thomas Kochan) マサチューセッツ工科大学 スローン・スクール・オブ・マネジメント 教授”
  • ロボットに奪われても平気な仕事、嫌な仕事――職場の感情をどうマネジメントするか | 組織文化/組織開発|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    ロボットに対する人間の感情は複雑だ。強い愛着を抱くこともある一方、仕事を奪われることに強い反感も示す。どの仕事をどんなロボットにやらせるか、そこに人間の感情がどう絡むか、などをマネジメントの問題として考える時が迫っている。 カリフォルニア州クパチーノのアロフトホテル(スターウッドホテル&リゾート傘下)に滞在すると、人間が出迎えて荷物を持ち運んでくれるだけではない。〈ボトラー〉と名付けられた、ロボットの客室係が世話をしてくれる。バスルームの備品を客室に運ぶのが主な仕事だが、すれ違う客たちを楽しい気持ちにもさせている。 ロボットの客室係――こう書くと、人間と機械の境い目が幾分あやふやになる。アロフトのグローバル・ブランド・リーダーであるブライアン・マクギネスは、最近のインタビューのなかでこの線引きを強調している。「ロボットが従業員に取って代わるというわけではありません。私たちが目指すのは、既存

    ロボットに奪われても平気な仕事、嫌な仕事――職場の感情をどうマネジメントするか | 組織文化/組織開発|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2015/06/18
    "人間にしかできないことは何か、そして人々はどの仕事ならばロボットによる代行を許容できるのかについては、今も曖昧なままだ。"なんじゃそりゃ、という結論だね。
  • データが語る「失われなかった20年」スイスの研究者が覆す、日本の“常識” | データ経営|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    「失われた20年」。バブル崩壊以降、低成長を続ける日経済は、このようにネガティブに表現されることがほとんどだ。だが、あたかも既成事実のようにこの言葉が先行した結果、評価されるべき事実を見落としている可能性はないのだろうか。スイスのチューリッヒ大学で日研究を専門とするステファニア・ロッタンティ博士とゲオルグ・ブリント博士は、この時期を日の「失われなかった20年」と評して我々の意表を突く。連載では、立命館大学の琴坂准教授との対話を通して、日の常識を覆す新たな視座が提供される。連載は全4回。(翻訳協力/我佑美) いま、世界は日経済に注目している 琴坂 最近は、海外で日経済や日の経営を研究する研究者が減りつつあります。特に若手の研究者ではそれが顕著ではないでしょうか。そのようななかでなぜ、ロッタンティさんとブリントさんは日経済や日のビジネスに関心を持つようになったのでしょうか

    データが語る「失われなかった20年」スイスの研究者が覆す、日本の“常識” | データ経営|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 話す力、聞く力よりも大切な「問いかける力」――書評『問いかける技術』 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    ハーバード・ビジネス・レビュー編集部がおすすめの経営書を紹介する連載。第2回は、組織心理学の第一人者であるエドガー・H・シャイン氏の『問いかける技術』を取り上げる。 話す力、聞く力よりも大切なもの コミュニケーションにおいて、話す力や聞く力はしばしば重視されている。一方で、発言を控えて、「問いかける力」を高めようとする人は、少ないのではないだろうか。実は人間関係を築くのも、問題を解決するのも、物事を前進させるのも、すべては適切な質問があってこそ上手くいくという。 今回紹介する『問いかける技術』はマサチューセッツ工科大学(MIT)の名誉教授であるエドガー・H・シャイン氏が、社会心理学と組織心理学の分野での50年にわたる研究を凝縮した1冊である。彼は、前著『人を助けるとはどういうことか』において、協力関係の原理・原則について記した。今回はその研究課程で発見した、「問いかける」ことが組織や人間関

    話す力、聞く力よりも大切な「問いかける力」――書評『問いかける技術』 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2015/03/20
    なんか力の洪水orz/そのうちこういう宣伝に惑わされないため、「無視する力」とかいうのも出たりして。
  • 「スタンフォード監獄実験」の逆は実行できるか | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    社会心理学者が行った「スタンフォード監獄実験」や「ミルグラム実験」は、悪しきシステムが善良な人を変えてしまうという教訓を残した。ではその反対、つまり善意や意欲を生む好循環をつくることは可能だろうか。その事例と実践方法を紹介する。 アメリカ心理学会の元会長であるフィリップ・ジンバルド博士と昼会でお会いした。かの有名な「スタンフォード監獄実験」の立案者だ。1971年の夏、ジンバルドはスタンフォード大学の健康な学生を選んで看守か受刑者の役を与え、大学の地下に設けた仮の刑務所に配置した。ほんの数日のうちに、囚人たちはの症状と極度のストレスを呈し、看守たちはサディスティックになっていった。そして実験は早期に中止された。 この実験の教訓は、W・エドワーズ・デミングが著したように、「悪しきシステムはいつも、善良な人間を打ち負かす」ということだ。だが、その逆は成り立つだろうか。私はジンバルドに尋ねた。

    「スタンフォード監獄実験」の逆は実行できるか | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
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