これまでにも自律神経の働きを調べる装置は存在したが、今回の装置は心電図と脈拍の両方を手軽に測定できるようになり、より精度が増したという 日々、忙しい毎日を送っているビジネスパーソンのみなさん。疲れてはいないだろうか? 「もちろん、疲れているよ」との声が聞こえてきそうだが、その感覚は人それぞれ。いくら疲れていても他人には理解されないし、逆に、他人の疲れを理解するのも難しい。しかし、疲れの程度が目に見えるとしたら…。 なんと、疲労やストレスの度合いが簡単に分かる測定装置が開発されたという。開発したのは、その名もズバリ「疲労科学研究所」。大阪市立大学医学部疲労クリニカルセンターや村田製作所、日立システムズなどが協力して製作したとのこと。一体どのようにして疲れを測定するのだろうか。 「測定方法は、両手の人差し指を機械に入れて、150秒ほど安静にしておくだけです」と教えてくれたのは、疲労科学研究
多くの人にとって生涯で最も高い買い物は家だろう。だからこそできるだけ長く住み続けたいところだが、日本の住宅は欧米諸国に比べてかなり寿命が短いことをご存じだろうか? 平成8年に国土交通省が試算したデータによれば、日本の住宅が平均築26年で建て替えられるのに対し、アメリカは築44年、イギリスは築75年。日本の住宅はなぜこんなに寿命が短いのだろうか? 「日本が高度成長を遂げた時代に住宅ローンが創設され、多くの国民が家を持つ時代に入りました。そうしたニーズを満たすために住宅の大量生産が求められるなか、安価で質の悪い資材を使った、質の悪い家も多く建てられ、結果として日本の住宅寿命が短くなるきっかけとなったように思います」(良質住宅促進協議会理事長の澤田升男さん) では、澤田さんのいう “質の悪い家”とは、どんな家なのか? 「それは日本の高温多湿の気候を無視した間取り、工法、材質を用いた家です。
近年深刻化している社会人のストレス問題。うつ症状を訴えるビジネスマンが増えているようで、今まさに職場のストレスに悩んでいる人も少なくないだろう。しかし、かたや同じ職場で同じプレッシャーを受けているはずなのに、あまりストレスを感じていない人もいる。これはメンタルタフネスの個人差ともいえそうなのだが、一体そのような差はどこで生まれるのだろうか? メディカルケア虎ノ門の五十嵐良雄院長に伺った。 「人間が不安を感じるのは、脳の中の扁桃体という部位で、そこで感じる不安が強くなると自律神経の中枢を刺激し、発汗やふるえなどの身体症状を引き起こします。メンタルタフネスやストレス耐性の個人差は、扁桃体の感受性によって生まれるといえるでしょう」 扁桃体が不安を感じ続けると前頭葉にも不調をもたらし、「うつ」が引き起こされる とのこと。つまり、ストレスやうつ病には、扁桃体の感受性が深く関わっているよう な
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