約37年間、事件記録などを不適切に処理…検察事務官(50代)を懲戒処分「書類整理が苦手だった」 高松地検
約37年間、事件記録などを不適切に処理…検察事務官(50代)を懲戒処分「書類整理が苦手だった」 高松地検
殺傷力の高い爆薬「過酸化アセトン」(TATP)や拳銃、覚醒剤を製造し、この爆薬を公園で爆発させたなどとして、爆発物取締罰則違反や武器等製造法違反など5つの罪に問われた名古屋市緑区の元大学生の少年(19)の初公判が21日、名古屋地裁で開かれ、少年は「間違いありません」と起訴内容を認めた。 起訴状などによると、少年は高校生だった2016年12月、当時住んでいた同市名東区の自宅でTATP約57・4グラムを作り、昨年3月に同区内の公園で爆発させたとされる。17年2月には別の爆薬「四硝酸エリスリトール」(ETN)、同9月には3Dプリンター製の拳銃1丁、昨年8月には覚醒剤0・612グラムをそれぞれ製造したなどとされる。 昨年8月に愛知県警が同罰則違反などの容疑で逮捕し、その後2回にわたり再逮捕。送致を受けた名古屋家裁は同11月、「インターネットで入手した情報や知識を悪用し、高度の危険性がある非行を拡大
京都市伏見区の路上で2016年9月、同区の理髪業渡邊直樹さん=当時(46)=が刺殺された事件で、殺人と建造物等以外放火の罪に問われた前田晃始被告(28)の裁判員裁判の初公判が12日、京都地裁(齋藤正人裁判長)であった。前田被告は「殺人を犯す理由も必要性もありません」と無罪を主張した。 起訴状によると、福光大悟受刑者(京都地裁で懲役18年の判決)と共謀し、同年9月28日午前0時すぎ、伏見区桃山町日向の路上で、渡邊さんの首などを刃物で刺して殺害したとしている。約20分後、大津市内で渡邊さんが使用していた乗用車を焼損させた、としている。事件を巡っては倉本嘉太郎被告(39)が殺人罪などで起訴されている。 検察側は冒頭陳述で、兄貴分である福光受刑者から協力を頼まれ、被害者が自分の仲間に危害を加えると思い込み、2人がかりで殺害し、証拠となる乗用車を燃やしたと指摘した。 一方、弁護側は、被告は共犯者とさ
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平成16年1月、茨城大農学部2年の女子学生=当時(21)=が殺害された事件で、殺人と強姦(ごうかん)致死の罪に問われたフィリピン国籍のランパノ・ジェリコ・モリ被告(36)。17日に水戸地裁(小笠原義泰裁判長)で行われた裁判員裁判初公判では、証人尋問や被告人質問が行われ、犯行に至った経緯などが明らかになった。(丸山将) 検察側は冒頭陳述で、ランパノ被告と、同国籍の34歳と32歳の男3人による犯行によって「被害者は性的尊厳を踏みにじられ、命まで奪われた」と指摘し、「遺体の手からランパノ被告とほぼ一致するDNAが検出された」と述べた。 弁護側は「被告には反省の意思がある」として、被害弁償金100万円を用意していることを明らかにし、「当時若年だった共犯者の影響で犯行がエスカレートした」と述べた。 事件当時、ランパノ被告は土浦市内に住み、美浦村内の電器部品加工会社に勤務していた。女子学生と面識はなか
平成28年に静岡県で元同僚の須藤敦司さん=当時(62)=や、知人の出町優人さん=当時(32)=を殺害し遺体を浜名湖周辺に遺棄したとして、強盗殺人や死体損壊・遺棄などの罪に問われた浜松市北区の宅地建物取引士、川崎竜弥被告(34)の裁判員裁判初公判が16日、静岡地裁(佐藤正信裁判長)で開かれた。両事件について川崎被告は「黙秘」とだけ答え、弁護側は「犯人性を争う」として無罪を主張した。 検察側は冒頭陳述で、「川崎被告が事件後、友人らに須藤さん殺害をほのめかしていた」と説明。被告の実家から須藤さんの免許証や携帯電話、須藤さんのものとみられる血痕が付いた台車が見つかっていたことなどを明らかにした。弁護側は「川崎被告は当時実家に住んでいて金には困っておらず、須藤さんを殺害する理由がない」と反論した。 起訴状によると、川崎被告は28年1月29日ごろ、浜松市西区のマンションで須藤さんを殺害してキャッシュカ
市川市北方町のNPO法人が運営する福祉施設「さくらグリーンハウス市川」で昨年8月、入所者の女性が遺体で見つかった事件で、傷害致死と暴行の罪に問われた住み込みの元管理人で無職、生田玲子被告(56)の裁判員裁判の初公判が11日、千葉地裁(楡井英夫裁判長)で開かれ、生田被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。 冒頭陳述で検察側は「寮長と呼ばれ、気に入らない入所者に厳しく叱責(しっせき)し暴行した」と指摘。「被害者に布団をかぶせて胸などを数回殴るなどし、外から南京錠で施錠した。日常的な暴行の延長で、複数の入所者に暴行を繰り返した恒常的犯行」と述べた。 弁護側は「施設入所者だったが、推薦されて管理人になった。集団の共同生活のルールを守らせる立場となり、特異な環境に強いストレスを抱えていた」として動機にくむべき事情があると主張した。 起訴状などによると、昨年8月4日午後7時半ごろ、同施設で入所者
兵庫県洲本市で平成27年3月、男女5人が刺殺された事件で、殺人などの罪に問われた無職、平野達彦被告(42)の裁判員裁判の初公判が8日、神戸地裁(長井秀典裁判長)で開かれた。平野被告は「本当の被害者は私。工作員に脳を支配され、殺害するよう強制された。完全な冤罪(えんざい)だ」と起訴内容を全面否認。弁護側は「被告の言っている通りならば、病的妄想に支配されていることは明らか」と述べ、刑事責任能力を争う姿勢を示した。 公判は3月22日の判決宣告までに計12回開かれる予定。被告は精神疾患のため事件前に措置入院しており、責任能力を最大の焦点に、検察側と弁護側が全面的に争うことになる。 検察側は冒頭陳述で、平野被告が22年にインターネットの会員制交流サイトを利用して犠牲者の親類を中傷し、名誉毀損(きそん)容疑で逮捕されたことに言及。被告が「復讐(ふくしゅう)に一部成功」とネットに書き込むなどしていたこと
千葉県芝山町の畑に平成27年4月、同県船橋市に住む女性=当時(18)=を生き埋めにして殺害したなどとして、強盗殺人や逮捕監禁などの罪に問われた住居不定、無職の井出裕輝被告(22)に対する裁判員裁判の初公判が13日、千葉地裁(吉井隆平裁判長)で開かれた。井出被告は罪状認否で「逮捕監禁については間違いありません。強盗殺人などについては否認します」と、起訴内容を一部否認した。 事件をめぐっては、女性と物の貸し借りでトラブルになった女性の元同級生の少女(19)=強盗殺人罪などの罪で1審無期懲役、控訴=が井出被告にトラブルについて話すなどしたことが犯行のきっかけになったとされる。井出被告が強盗殺人を計画、主導し、共犯の中野翔太被告(21)=強盗殺人罪などで1審無期懲役、控訴=が女性に土砂をかけて生き埋めにするなど犯行の主要部分で手を下したとされている。 井出被告はこの日、丸刈りに黒のスーツ姿で法廷に
千葉県芝山町の畑に一昨年4月、同県船橋市に住む女性=当時(18)=を生き埋めにして殺害したなどとして、強盗殺人と逮捕監禁の罪に問われた同市の無職の少女(19)に対する裁判員裁判の初公判が13日、千葉地裁(松本圭史裁判長)で開かれた。少女は罪状認否で「強盗は認めるが殺意はなかった」と起訴内容を一部否認した。 弁護側は、女性を監禁したり金品を奪った強盗罪について争わないとしたものの、強盗殺人罪については「計画性はなく殺意もなかった」と争う姿勢を示した。 起訴状によると、少女は平成27年4月19日夜、強盗殺人などの罪で起訴されている共犯の住居不定、無職、井出裕輝被告(22)らとともに、千葉市の路上で女性を普通乗用車に乗せ、両手足を緊縛するなどして監禁。車内で女性の財布やバッグを奪い、翌20日未明、芝山町の畑に掘ってあった穴に女性を入れ、土砂で生き埋めにして窒息死により殺害したなどとしている。 少
千葉県芝山町の山林に昨年4月、同県船橋市に住む女性=当時(18)=を生き埋めにして殺害したなどとして、強盗殺人や逮捕監禁などの罪に問われた住居不定、無職の中野翔太被告(21)に対する裁判員裁判の初公判が11日、千葉地裁(吉井隆平裁判長)で開かれた。中野被告は罪状認否で「間違いありません」と起訴内容を認めた。 起訴状によると、中野被告は昨年4月19日夜、強盗殺人罪などで起訴されている住居不定、無職の井出裕輝被告(22)らとともに、千葉市の路上で女性を乗用車に乗せ両手足を縛って監禁。車内で女性の財布やバッグを奪い、翌20日午前0時ごろ、芝山町の畑に掘ってあった穴に女性を入れ、土砂で生き埋めにして殺害したなどとしている。 検察側は冒頭陳述で、中野被告が穴を掘ったり女性に土砂をかけて埋めたりするなど「事件の重要な部分で自ら手を下している」と指摘し、犯行が残虐かつ計画的と主張。一方、弁護側は、中野被
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