巨大なインフラ投資が予想される原子力発電 皆さん、こんにちは。日本技術貿易の野崎です。知財コンサルタントが教える業界事情シリーズの第3回は、今後10~20年間に全世界にわたり巨額な投資が見込まれている原子力発電にフォーカスを当てたいと思います。 米国・スリーマイル島原子力発電所や旧ソ連のチェルノブイリ原子力発電所における事故もあり、主要国をはじめとしてしばらくの間、原子力発電所建設を見送り・凍結していました。しかし近年、各国ともエネルギー安定供給や地球温暖化対策のために原子力発電を見直しています。アメリカも30年ぶりに原発新設を決定、「脱原発」を掲げていたドイツでも政策を転換し、2020年までに国内の原子力発電所を全廃する予定でしたが、12年間延長することを決定しました。 一方、全世界の成長エンジンである中国やインドなどを筆頭に東南アジアや中東・アフリカといった地域で、増加する電力需要に対
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