「カビは甘やかすとダメ。例えば、糖分を加えると生育はよくなるのですが、それが鰹節本体につながらない。楽をさせるといい結果は出ない。ですが、条件を厳しくしすぎてもいい鰹節にならない。人間と同じですね(笑)」 ここでいうカビとは「本枯節」(ほんかれぶし)をつくる際に使われる菌だ。鰹節の製造工程を簡単に説明すると、1「生切り」(解凍したカツオを3枚に卸す)、2「籠立て」(煮熟用に煮籠に並べる)、3「煮熟」(湯で煮る)、4「骨抜き」(冷まして骨を抜く)、5「水抜き焙乾」(薪を燃やして燻して乾かす)、6「修繕」(損傷した部分を修繕する)、7「間歇焙乾」(焙乾を繰り返す)。ここで出来上がるのが「荒節」(あらぶし)という鰹節で、8「削り」(表面の燻煙成分と脂肪分を削る)を終えると「裸節」となる。次の9「カビつけ」で使うのが冒頭のカビである。 「裸節にカビ菌をつけて、温度と湿度を調整した室(むろ)に入れま
きたみりゅうじさんの連載にもあるように、エンジニアの特徴としてよく言われるのが「自作PC好き」「オタク」「アキバ系」などなど。でも……それってホント? 今回は、「エンジニアにありがち」と言われる行動特性を、数値で検証することにした。また、アンケートから浮かび上がってきた、エンジニアの“デフォルト”な一日の行動をモデルケースでご紹介。エンジニア成分診断もついているので、自分はいくつ当てはまるかチェックしてみよう! きたみりゅうじさんのレポートや、「理系の人々(エンジニア☆流星群)」、これまでの調査から、編集部が独自に選定した全60問の質問とフリーアンサーの回答の上位20位が右のグラフ。この特徴が多く当てはまる人は、スペックで見た場合、より平均的なエンジニア像であると言えるが、読者の皆さまはどれくらい当てはまっただろうか? ――回答を見てみると、やはり電化製品にまつわる質問には多くの賛同が寄せ
エンジニアが欲しい!――自身のブログ「渋谷ではたらく社長のアメブロ」でも明言している藤田社長。その背景には、同社がインターネットメディア事業の中核とする「Ameba」の成長戦略がある。目指すは、グローバルに通用する「21世紀を代表する会社を創る」こと。その概要について聞いた。 「Web2.0時代を迎え、この1年でブログやSNSといったユーザーが中心となって創られるメディア市場が急速に拡大してきました。これだけ短期間で急拡大するというのは、今までのインターネットの歴史にはなかったこと。ブログがインターネットの流れを大きく変えたのです。そしてこの流れは、世界に通用するグローバル企業を目指す当社にとってまたとないチャンス」 藤田社長の意欲は強い。サイバーエージェントがブログサービス「Amebaブログ(アメブロ)」を開設したのは2004年9月。以降、マイページ、音楽、動画、コミュニティなど多彩なサ
「あの情報、絶対にあったはず!」とわかっていても、ネット上にもPC内にも見つからないという経験は誰にでもあるだろう。そんなヤキモキ解消テクニックを、検索ツール活用の達人に聞く。 さまざまな情報がネットにあふれるこの時代。ちょっとした調べ物で、検索エンジンにキーワードを入れてみたら、何千件もヒットしてしまい、手に負えなかったりする。逆に、どこかに必ずあるはずの情報にたどり着けなくてもどかしい思いをすることもある。 また、自分のPCの中に蓄積される情報も、増える一方。ストレージの容量は幾何級数的に伸びていき、その管理もますますややこしくなっていく。 データが少なかった昔なら、用途別にきちんとフォルダを区切り、さらにそれを階層分けして、整然としたツリー構造に……などということも可能だったかもしれない。しかし今や、そんな手法が通用しない情報の氾濫にさらされているのである。 情報管理は「分類・階層化
セレブなヒルズ族のイメージが強いせいか、IT系企業に勤めてるだけで、SEは稼いでるって思われることもちらほら。でも、それって結構一部の人たちだけだったりするんです。そんな世間の勘違いを、きたみりゅうじがぶった切らせていただきます。 ここのところ、テレビをつければ「勝ち組」だ「負け組」だと騒がしい今日このごろ。なかでもIT企業といえば「勝ち組」企業の代表格。ドラマなんかもできちゃうくらいに代表格。 「いいな~、儲かってて」そんな声もちらほら聞こえてくるほどです。 でも、本当にそうなの?IT企業勤めのSEは、うらやましがられるほどのよい稼ぎをもらってるもの? さてさて、それは以降の物語をご覧あれ。 「時給の低さには圧倒的に自信があるぜ!」とか、「コンビニで働いてたほうが、よっぽど時間単価高いんだぜ!」とか。サービス残業の嵐の中、ひんぱんに耳にしていたのが、そういったセリフです。 なのに、なんか
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