驚異の売り上げで「パズドラ」に肩を並べた「モンスト」 –「モンスト」の開発体制は、どういったものだったのですか? 岡本 最初は7~9人ぐらいでチームをつくってやっていました。「チュートリアルなんていらない」とか、「こんな絵じゃ売れない」とか、つかみ合い寸前の喧嘩をしながら開発していましたね(笑)。最終的には、(ミクシィ取締役で「モンスト」プロデューサーの)木村弘毅が判断していたのですが、今はそれが正しかったと思っています。 –当時は、ミクシィも苦しい状況だったんですね。 岡本 3回ぐらいはプロジェクトが中止になったんじゃないですかね(笑)。でも、そこは木村が踏ん張ってくれました。そもそも「モンスト」っていうゲームは、木村の「こんな世の中じゃいかん」というところから始まっているんですよ。 例えば、ディズニーランドで並んでいるカップルがいて、彼女はLINEをしていて、彼は1人でゲームをしている