9月25日、エジプトのモルシ大統領(左)は、イスラム教の預言者ムハンマドを侮辱したとされる映像について、宗教的な冒涜(ぼうとく)だと非難し、「表現の自由には責任が伴う」との考えを示した。写真右はクリントン元大統領(2012年 ロイター/Andrew Burton) [ニューヨーク 25日 ロイター] 訪米中のエジプトのモルシ大統領は25日、イスラム諸国で激しい反米デモが広がるきっかけとなった、イスラム教の預言者ムハンマドを侮辱したとされる映像について、宗教的な冒涜(ぼうとく)だと非難し、「表現の自由には責任が伴う」との考えを示した。 クリントン元米大統領が主催する財団で演説を行ったモルシ大統領は、世界が1つの文化や文明で統一されることはあり得ないが、複数の文明が共存することは可能だと指摘。ムハンマドを侮辱したとされる映像については、「特に国際的な平和と安全に関わる場合、表現の自由には責任が