【ワシントン=柿内公輔】米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)が22日発表した2012年5~7月期決算は、最終損益が88億5700万ドル(約6950億円)の赤字(前年同期は19億2600万ドルの黒字)に陥った。赤字額は四半期ベースで過去最大。主力事業が不振で、経営再建のためのリストラ費用もかさんだ。 ITサービス部門の減損処理が響いたほか、5月に発表した約2万7千人の削減に伴うコスト計上も重しとなった。パソコンやプリンター部門など主力部門が減収と業績は不振だが、ホイットマン最高経営責任者(CEO)は声明で、「逆風が吹いているが、前進している」と強調した。
HP子会社のオートノミー、情報管理ソフト「IDOL」のHadoopプラグインをリリースへ Hadoop上のデータがIDOLの500種類の関数で分析可能に 米国Hewlett-Packard(HP)の子会社Autonomyは6月4日、主力製品である情報管理プラットフォーム「IDOL」をオープンソースの大規模分散並列処理フレームワーク「Apache Hadoop」に接続するためのアドオン・コンポーネントをリリースすると発表した。 発表は、米国ラスベガスで今週開催中のユーザー・カンファレンス「HP Discover」で行われた。 Hadoopは、膨大な情報を格納するための優れたプラットフォームを提供するが、分析ツールはほとんど用意されていないと、Autonomyのバイスプレジデント、マット・モールデン(Matt Malden)氏は語った。企業は「MapReduce」フレームワークで独自のJava
欧州のITセキュリティ担当者、自身のリスク戦略は「自信がない…」 「セキュリティ・リスクの全体像を把握している」と胸を張れるのはたった14% 米国Hewlett-Packard(HP)が行った調査で、欧州のITセキュリティ担当者たちは、企業リスク戦略に関して現実と理想に大きな矛盾を抱えていることが浮き彫りになった。 HPは先月英国ロンドンで開催された「InfoSecurity Europe」カンファレンスで、500名のセキュリティ担当者に自身が行っているセキュリティ対策について質問したところ、79%が「セキュリティ・リスクに対するプランは整っている」と答えた。 ところが、「現在実行しているITセキュリティ・ソリューションで、企業のセキュリティやリスクの状況に対して簡明な全体像を把握できている確信がある」と答えたのは、わずか14%だったという。 HP DVLabsのセキュリティ製品マーケティ
2012/04/25 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は4月24日、Software Defined Networking(SDN)に関するHPの戦略について説明した。同社は多数の機器をOpenFlowに対応させている。その一方で、少なくとも当面は、基本的にOpenFlowを使わない同社独自の技術を展開していく(日本HPの説明では、SDNという言葉をほとんど使っていないが、この言葉が一般的に示す内容に関する説明であるため、本記事では使用させていただく)。 現在のところあいまいな概念である「SDN」に対する取り組みは、具体的に何を目的とするのかによってその内容が変わってくる。日本HP 執行役員 エンタープライズサーバーストレージ・ネットワーク事業統括の杉原博茂氏は、同社のネットワーク事業で、オープン性を維持しながらシスコを上回る機能とコスト効率を追求していきたいという。具体的には、ア
日本ヒューレット・パッカード株式会社(略称:日本HP、本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:小出 伸一)は本日、クラウド時代の革新的ネットワークビジョンとして、「Virtual Application Network」(以下、VAN)を発表します。 今回のビジョンでは、次世代ネットワーク技術「OpenFlow」への取り組みと、HP FlexNetworkアーキテクチャーに基づき、アプリケーション導入時間を大幅に短縮することが可能となり、クラウド環境に最適な柔軟性の高い仮想ネットワークの運用・管理の実現が可能となります。 まだWebサイトにプレスリリースはでてないけれど、記者発表会が開催され、メールでリリースが届いたので引用。ついにHPさんから記者発表会に呼んでいただけるようになったけれど、今日はWindows Developer Daysの取材で参加できず。 米国HPがOpenFl
日本HPがハイブリッド・クラウド「Converged Cloud」戦略を発表 グローバルに均質なプライベート/マネージド/パブリック・クラウドを提供 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は4月13日、米国本社が10日に発表したハイブリッド・クラウド戦略/ポートフォリオ「HP Converged Cloud」を国内市場向けに発表し、ポートフォリオの概要と今後のクラウド戦略に関する記者説明会を実施した。 HP Converged Cloudは、オンプレミスで構築されている従来型のITシステムから、プライベート・クラウド、マネージド・クラウド、パブリック・クラウドまでを横断的かつ包括的に管理できるハイブリッド・クラウド環境。オープン/標準化された共通アーキテクチャを採用することで、柔軟かつ最適なかたちでそれぞれのリソースを利用できるインフラを目標としている。 今回、Converged Clo
米ヒューレット・パッカードは、これまでプライベートベータとして提供していたパブリッククラウド「HP Cloud」の公開ベータを開始したことを発表。同社がクラウドでどのようなサービスを提供するのか、具体的な内容が明らかになりました。 HP Cloudはオープンソースのクラウド基盤であるOpenStackを採用し、仮想サーバ、オブジェクトストア、ブロックストレージなどIaaS型クラウドの基本的な機能とともに、MySQLもサービスとして提供します。 プライベート、パブリック、ハイブリッドを一元管理 HP Cloudの機能を見る限り、ほかのクラウドと比較して機能的に特別優れた点があるようには見えません。まだそれほど実績のないOpenStackを採用しているという野心的な面が最大の特徴といえます。 同社はしかし「HP Converged Cloud」というコンセプトでクラウドを構築しようとしています
Converged Cloudは、従来型IT(オンプレミスIT)からプライベート/マネージド/パブリック・クラウドまでを包含する共通アーキテクチャを提供する(画像はHP Webサイトより) 米国Hewlett-Packard(HP)は4月10日、「HP Converged Cloud」を発表した。Converged Cloudは、「オンプレミスITから、プライベート・クラウド、マネージド・クラウド、パブリック・クラウドまでを包含する共通アーキテクチャに基づく、業界初のハイブリッド・デリバリ・アプローチおよびポートフォリオ」だと説明している。 Converged Cloudには、HPのソフトウェアおよびインフラと、オープンソースのクラウド・インフラ構築ソフトウェア「OpenStack」が含まれる。 HPでは、Converged Cloudは「オープンな標準ベースのアプローチ」により、企業がベ
▲日本HP執行役員エンタープライズサーバー・ストレージ・ネットワーク事業統括の杉原博茂氏は、「ProLiant Gen8は管理者の手間を極限まで削減できるサーバだ」と強調した 日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)は、3月29日、x86サーバの最新モデルとなる「HP ProLiant サーバ Generation 8 (以下、ProLiant Gen8)」を発表した。同日より販売が開始される。同社は、「テクノロジー、インフラ、サービスを一体化した“自働サーバ”で、運用ライフサイクル全般において、IT管理者の手間を大幅に削減できる」としている。 発表されたのは、タワー型の「ML350p Gen8」、ラックマウント型の「DL360p Gen8」「DL380p Gen8」、ブレード型の「BL460c Gen8」、スケールアウト向けの 「SL230s Gen8」「SL250s Gen8」の
米国Hewlett-Packard(HP)は、次世代(第8世代)の「HP ProLiant」サーバにおいて、内蔵/外部ストレージとのI/Oボトルネックの解消に力を入れる方針だ。 HPは今月公開した2つのブログ投稿の中で、第8世代のProLiantサーバ(以下、ProLiant Gen8)シリーズでは、SSD(Solid State Drive)に加えて「Dynamic Workload Acceleration」と呼ばれるデータ・キャッシング・アルゴリズムを採用していることを紹介している。 ProLiant Gen8では内蔵6Gbps SASコントローラの対応ドライブが、第7世代(Gen7)のSAS HDD(1万5,000rpm)からSAS SSDへと進化している。ブログ投稿によると、新コントローラの採用で最大6倍、またSSDの採用で最大60倍のパフォーマンス向上が見られるという。また、サ
なぜ米ヒューレット・パッカードは、一挙に16機種ものOpenFlow対応ネットワーク機器を発表したのか 米ヒューレット・パッカードは3モデル16機種のネットワークスイッチ製品群を発表しました。最大の特徴は、全機種がOpenFlowに対応していること。さらに年内にも同社のFlexNetworkアーキテクチャの全スイッチをOpenFlow対応にさせるとしています。 今回発表されたのは、小規模から大規模ネットワークまでをカバーするネットワークスイッチ「HP 3500 yl Switch Series」「HP 5400 zl Switch Series」「HP 8200 zl Switch Series」の3モデル16機種。モデルにより最大10GbEのポートを備え、Power over Ethernet対応、レイヤ2からレイヤ4までをサポートします。 これまで主要なベンダが発表したOpenFlow
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く