当時、ここまで見えていたんです。 数十年前に米国の偵察衛星から撮影されたソ連の画像がこのたび公開されました。偵察衛星「KH-9 ヘキサゴン」が、ソ連のロケットや航空母艦、極秘軍事施設などの姿を、はるか軌道上から捉えていたのです。 「KH-9 ヘキサゴン」の本体は昨年9月に公開され、米Gizmodo編集部も実物を見に行っていました(米Gizmodo版記事はこちら)。でも、その衛星が撮影した画像を見るのは今回が初めてです。 以下の画像をクリックすると、旧ソ連のチュラタムにあるバイコヌール宇宙基地、映画『レッド・オクトーバーを追え!』にも登場するタイフーン型原子力潜水艦、ケモロボの弾薬填薬・爆薬プラント、ムィコラーイウでの航空母艦建設、クビンカ飛行場、当時のモスクワ市、キエフ級航空母艦、シンフェロポリの深宇宙追跡アンテナ、そして当時の米国ワシントンDCの拡大画像が見られます。 1971年以降、K