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ブックマーク / ascii.jp (71)

  • Windows 8は2.2TB超の大容量HDDにどう対応しているのか? (1/3)

    限界と改良の積み重ねで進んだ HDDの大容量化 HDDの大容量化は、Windowsというよりも常にPC側に起因する問題であった。なぜなら、システムがHDDから起動するためには、HDDコントローラーやBIOSなどのファームウェアが、HDDを完全にコントロールできなければならないからだ。例えば、パーティションは純粋にソフトウェア側で処理されるもので、起動に関わるBIOSなどは、パーティションを完全に理解できなければならない。 また大容量のHDDには、OSのファイルシステムも対応しなくてはならない。ドライブ上のすべてのセクタへ正しくアクセスできないと、そもそもファイルシステムを作れない。さらに、ファイルシステムの下にあるドライブ用のデバイスドライバーも、すべてのセクタへと正しくアクセスできなければならない。もちろん、HDDのホストコントローラーも、ドライブのすべてのセクタにアクセスできるような、

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    tatara
    tatara 2012/06/23
  • GPU黒歴史 2Dと3Dを1枚に乗せて性能不足 Voodoo Rush (1/3)

    GPU歴史の1回目は3dfxの「VSA-100」について解説した。しかし3dfxの場合、VSA-100以前に見事な黒歴史製品と言われてしかるべき、「Voodoo Rush」という製品があった。3dfx社内での型番は「SST-96」で、これは「SST-1」という型番だった初代「Voodoo Graphics」をベースにしたものである。 2Dを持たないVoodooの欠点解消を狙う 前回も少し説明したが、最初の製品であるSST-1ことVoodoo Graphicsは、3D表示の機能のみを持っていた。そのためVGA互換の2Dビデオ表示は不可能だったから、別にVGA互換のグラフィックスカードを組み合わせて使う必要があった。ゲームマニア向けにはこれでも問題はなかったのだが、もう少し販路を広げようと考えると、やはり2Dグラフィックスカードが別に必要というのは、なかなか問題が多い。そこで、「1枚のカード

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  • GPU黒歴史 Voodooで羽ばたいた3dfxを墜落させたVSA-100 (1/3)

    今回からは久々に黒歴史編を再開する。テーマはグラフィックチップ(GPU)である。GPUはそもそもベンダーの数が多く、その一方で事業規模が小さい会社が多いこともあって、CPUほど黒歴史製品がない。というよりも、一発出してコケると事業部ごと消えたり、下手をすると会社そのものがなくなったりするからなかなか難しいものがある。そうは言っても、ネタがいろいろあるのは事実なので、このあたりをゆっくりひもといてゆきたいと思う。 初の製品で市場を席巻 3D専用チップVoodooがヒット さてその栄えある(?)第1号の話を何にするかはだいぶ悩んだのだが、いにしえに一世を風靡した「3dfx」のグラフィックチップ「VSA-100」をご紹介したい。当初は3Dfx Interactiveという社名でスタートしたこのメーカーは、独立系のファブレスグラフィックチップベンダーとして1994年に創業された。創業メンバーはSG

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  • 無線LANもついにGbps時代! IEEE 802.11acは2012年に離陸 (1/2)

    無線LANコントローラーチップなどを手がけるブロードコムは19日、都内にて記者説明会を開催し、現在規格策定中の次世代無線LAN技術「IEEE 802.11ac」について説明した。 802.11acは、現在主流のIEEE 802.11b/g/nが使う2.4GHz帯とは異なる、11a/nと同じ5GHz帯の電波を使う高速無線LAN規格である。現在はまだ規格策定中のドラフト段階だが、先週開催されたInternational CES 2012では、バッファローがテスト機材によるデモを披露するなど、製品の登場に向けて格的に動き出した段階にある。 説明を担当したブロードコム上級副社長のMichael Hurlston氏は、家庭内での高画質なビデオストリーミング用途の拡大が、無線LANの伝送速度拡大を求めているとした。またパソコンやスマートフォンといった機器だけでなく、テレビやカメラ(スチル・ビデオ)、

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  • 自作PCユーザーの憩いの地「リナカフェ」が12月25日で閉店!

    sponsored 自分なら80型のテレビよりこっち! 手軽に4K高画質と100インチ越えを狙うなら「N1S 4K」だ sponsored プランも機能差もたくさんあって迷ってしまうあなたのために お得なのはどれ? Backlog有料プランの分かりやすい選び方ガイド sponsored Dropboxも自社で活用 営業から人事、総務まで幅広く使える最新ツール 送った資料はしっかり読んでもらえたか? 気になるそこを追跡できる「Dropbox DocSend」 sponsored パソコンショップSEVENの「ZEFT Z55EU」について、中の人に聞いてきた 価格を抑えたいけど、ゲームがしっかり動くか不安という人はこれ! ゲーム性能高くコスパも重視したゲーミングPC sponsored 価格7万円以下で買える! どこにでも置ける小型PC「GEEKOM A6」はパワフルで使い勝手◎ spons

    自作PCユーザーの憩いの地「リナカフェ」が12月25日で閉店!
  • CPU黒歴史 いくつ知ってる? 幻のマイナー系x86 CPU (1/5)

    ご好評いただいたCPU歴史も、インテルとAMDのネタが尽きてきた。もともとx86は、ほかのアーキテクチャーに比べてそれほど製品数が多くない。また、RiSE Technologiesの「mP6」のように、会社ごと黒歴史化しそうだったのにSiSに買収されて、今では台湾DM&P社としてといまだに残っているコアもある。RiSE社自身はともかく、mP6コアを黒歴史入りさせるのは、まだ時期尚早だろう。 お詫びと訂正:掲載当初、m6Pと記載していましたが、正しくはmP6でした。ここに訂正するとともに、お詫びいたします。(2011年11月24日) そこで今回は黒歴史というよりも、「世に出なかったCPU」をまとめて解説しよう。 UMC U5S “黒”歴史という意味では、燦然と輝く真っ黒CPUのNo.1が台湾UMCの「U5S」シリーズだ。連載65回の冒頭でも触れたが、インテルの「Intel 486」をデッド

    CPU黒歴史 いくつ知ってる? 幻のマイナー系x86 CPU (1/5)
    tatara
    tatara 2011/11/22
  • 片手で持てる最大のスマホ「GALAXY Note」を熱烈衝動買い! (1/2)

    携帯電話の外形サイズは、ユーザーにとって極めて重要な問題だ。部品技術や部品単価の問題で小さくできなかった頃は、何も考えずに目一杯頑張って小さく作りさえすればそれで良かった。しかし、技術革新や部品の大量生産が進み、幾らでも小さく薄く作れるようになった現在では、商品企画する側の人間の感性やセンスが重要になってくる。 小さければ確かに携帯性能は向上するが、類人猿と戦っていた太古の時代から人間の視力や手のサイズは大きく変わっていない。全体サイズと重量、液晶サイズの関係は常に最大の課題なのだ。液晶は見やすく大きいに越したことはない、しかし全体サイズは手に収まる程度のコンパクトさと軽量さ、そしてバランスが常に必要だ。 誰もが認めるスマホのベストセラーであるiPhone 4は3.5型液晶(解像度960×640ドット)で実測138gだが、スマホ機能を200%活用しようとしてPDFを見たり、プレゼンの予習を

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    tatara
    tatara 2011/11/11
    中途半端に大きいだけかと思ってたけど以外に調度良いかもしれないな
  • 来年のスマホはこうなる? Android 4.0の新機能を見る (1/2)

    10月19日、長らく「Ice Cream Sandwitch」のコードネームで知られてきたAndroidの新バージョンが「Android 4.0」として登場した。搭載端末第1弾は「GALAXY NEXUS」(サムスン電子製)で、ドコモからも11月に発売されることがすでに発表されている。Android 4.0そのものの詳細情報とSDKについても、デベロッパー向けサイトで公開されているが、その中からいくつか新機能を紹介していこう。 Android 4.0ではソフトキーが用いられる キー自体も「Back」「Home」「Recent Apps」に まずAndroid 4.0での大きな変化は、従来端末の下部にあった「Back(戻る)」「Home」「Menu」の各キーが、ディスプレー上に表示されるソフトキーになり(この領域を「System Bar」と呼ぶ)、キー自体も「Back」「Home」に加えて、

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  • 忘れ去られたCPU黒歴史 幻の統合CPU Timna (1/4)

    インテルの黒歴史の中でも有名な「Timna」。写真はIDF Spring 2000にて、上級副社長のアルバート・ユー氏(当時)が披露したTimnaの試作品 今回からはちょっと趣向を変えて、出荷されなかったりキャンセルになったり、出荷されたがほとんど採用されなかったといった、俗に言う「黒歴史」に属するCPUを取り上げたい。 CPUが黒歴史入りする理由というのは、当然ながら製品ごとに大きく異なる。設計がまずかったものや実装がまずかったもの、そもそもコンセプトが無茶だったものなど、製品そのものに起因するケースもあれば、政治的な理由でお蔵入りになったもの、メーカーが途中で放棄してしまったものまである。 黒歴史入りした製品は詳細が語られないことが多く、どこまで細かく説明できるかというのは微妙であるが(多分に推定で語るしかない製品もある)、なるべくきちんと説明をしていきたいと思う。 Celeronの低

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  • ~師範! Emacsとviって使わないといけないんですか!?~ (1/5)

    小林:こんばんは、引き続きワールドカップをスルーしつつUbuntu道場収録のお時間です。 編集S:前回の続きってことをばらすなー! 瀬尾浩史:いや、二回まとめて収録なのは羞恥の事実なのペン……。 あわしろいくや:そこの瀬尾ペン先生、変換が。 小林:ああ、私のネタが……。 hito:小林さんの数少ない持ちネタ取っちゃだめー! ミズノ:Emacs♪ Emacs♪ Emacs♪ やまね:こっちの人はなにかワクテカしてるし。 ミズノ:やっとEmacsネタの許可が出たんですよ! 村田:いいからとっとと終わらせてサッカー見るで味噌……。 hito:ということで、Emacsとviネタが今回のテーマです。なお、アルファベット順なので「なんでviが先じゃないんだ」という信者さんからのクレームは受け付けません。 やまね:……viとEmacsなのか、Emacsとviなのか、ってだけで宗教戦争始まるし。観戦してい

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    tatara
    tatara 2011/03/10
    無理無理
  • 「ならでは」が鍵?データセンターは地方を目指す

    クラウド時代の到来を見据えた第2次データセンター建設ブームのなかで、都心ではなく、あえて郊外・地方にデータセンターを建築する動きが増えつつある。コスト削減が大きな理由ではあるが、必ずしも都心である必要がなくなったという事情もある。 データセンター移転の最大の理由はやはりコスト 新設される地方データセンターとして著名なのは、やはり6月に発表されたさくらインターネットの北海道石狩データセンター、そして8月に発表されたIIJの松江データセンターであろう。先週には、日ユニシスが福井県の小浜市にデータセンターを建設することを発表している。 今までデータセンターというとネットワーク回線が集中し、多くの企業が事務所を構える都内が一般的であった。郊外・地方のデータセンターは、あくまで災害対策でのバックアップセンターとしての利用がメイン。都内でのデータセンター需要はいまだに高く、この2年で10箇所以上のデ

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  • キャッシュの実装方式から見える AMDとインテルの置かれた状況 (1/3)

    前回までに、CPUには複数のキャッシュが搭載されていることを説明した。今回はそのキャッシュをどう制御するか、という話をしよう。 3階層のキャッシュのどこにデータを置くか? 例えば図1のように、1次~3次までキャッシュを持つCPUを考えてみる。ここでCPUがデータ(命令でもいい)のフェッチを掛けた場合、まずは1次キャッシュのタグを検索する(図1-①)。ここで見つかれば問題なく、単に1次キャッシュからそのデータを引っ張ってくる(図1-②)だけでいい。問題は1次キャッシュにデータがなかった場合(キャッシュミス)である。

    キャッシュの実装方式から見える AMDとインテルの置かれた状況 (1/3)
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    tatara 2010/11/16
  • ASCII.jp:

    最新のPC/スマホ/デジタルガジェットのレビュー&ニュース情報が満載!難しいことを分かりやすく、最新の情報を楽しくお届けする、総合IT情報サイト。

    tatara
    tatara 2010/11/14
    ゾーニングを強化することには賛成だけどどこまでが規制されるべきかはしっかり議論しないといけないと思う。ちょっと不適切な表現があったくらいで規制されたらたまったもんじゃない。
  • 挿絵78点で美少女炸裂! アリスが女王になる!?okama版 新訳アリス (1/3)

    ルイス・キャロルは当にロリコン? 「かがみの国」でアリスにさよなら…… 「ふしぎの国のアリス」「かがみの国のアリス」の著者ルイス・キャロルが少女愛好者、いわゆるロリコンなのでは、という説がある。 実はこの件に関しては諸説相まって、現在では、キャロルは性的な意味合いでの興味を少女にもってはいたわけではないとの論調が一般的になっている。 しかし、キャロルがアリスのモデルとなった少女アリス・リドルを愛していたことだけは事実だ。 それは両作品を読んだ読者なら必ず感じとれることだろう。 「ふしぎの国」はキャロルの、アリス・リドルへの愛の讃歌。そして「かがみの国」は、キャロルがアリス・リドルへの愛と離別する物語なのだ。 そんな、アリスにさよならする小説、「かがみの国のアリス」が、河合祥一郎氏による新訳と、okama氏による78点もの描き下ろしイラストでうまれかわった。 前作「新訳 ふしぎの国のアリス

    挿絵78点で美少女炸裂! アリスが女王になる!?okama版 新訳アリス (1/3)
  • 初音ミクと「ゆっくり」の声、何が違う? アクエスト社に聞く (1/5)

    ニコニコ動画好きなら、東方Projectの派生キャラクター「ゆっくり」の声はご存知のはず。 「SofTalk」(ソフトーク)という無償ソフトを使って作られた、独特の間延びした口調はまさに「ゆっくり」としか言いようがないわけだが、そのソフトークが使っている音源ライブラリの名を「AquesTalk」(アクエストーク)という。 またUTAU(関連記事)のデフォルト音声として有名な「唄音ウタ」、通称デフォ子の音源も、実はこのAquesTalkだ。 AquesTalkは株式会社アクエストが開発し、無償頒布している音声ライブラリ。元来組み込み向けに開発されたため、非常に容量が小さい。現在はAquesTalk2に発展したが、それでも音声データ込みでわずか約50KBという軽さ。これは競合するものがない。 アクエスト社自身でも、このAquesTalkのライブラリを使った歌唱ソフト「AquesTone」を開発

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  • 「光の道」という名の所得再分配 (1/2)

    ユニバーサル・サービスは「隠れた社会保障」 総務省は7月27日、「光の道」構想についての意見募集を行なった。これは当初は文字どおり光ファイバーを全国100%に普及させるという構想だったが、今回の「基的方向性」ではケーブルテレビや無線ブロードバンドも含めた100Mbps以上のインフラを普及させる「ユニバーサルサービス」を実現するという構想になっている。 しかし現在、すでに光ファイバーの敷設できる地域は人口比で全国の90%に達しており、引きたくても引けない世帯数は500万世帯未満である。残っている部分は山間部や離島で、商業ベースでは採算がとれない。こうした地域にブロードバンドのインフラを引くには、何らかの形での公的支援が必要だ、と総務省のタスクフォースも指摘している。 このようなユニバーサルサービスへの公的支援は、当にいいことなのだろうか。通信インフラの効率は地域によって大きく違い、光ファ

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  • ネットで誰でも「紙の文庫」出版できます ブックス文庫の挑戦 (1/4)

    「ブックス文庫」という奇妙な文庫がある。 ラインナップは、たとえば劇作家・岡田利規さんの対談集「コンセプション」。中身はいたって普通だ。ところがこの文庫、どこにもバーコードがない。あるのはケータイで読みとれるQRコードだけ。文庫を裏返してみると、そこには「ブックス文庫」という名前が。さらに、「天然文庫」というシリーズ名も入っている。 シリーズのラインナップを見てみると、川内倫子さんやピーター・サザーランドさんの写真集、伝説的なサブカル誌「STUDIO VOICE」の人気ライター・五所純子さんによるエッセイ集など実に様々だ。 まったく統一感のない、オルタナティブロックのようなこの文庫の狙いはいったい何なのか。東京・原宿のイベントスペース「VACANT」2階にある編集部を訪ね、編集長の松弦人さんに話を聞いてみた。 刑務所の中でウェブメディアに興味を持って ―― えー、まずは岡田利規さんの「

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  • 「Google マップ」、開始5年目にして正式版に移行 (1/2)

    グーグルが運営するオンライン地図サービス「Google マップ」は、2005年7月の開始以来ベータ版サービスとして提供されてきたが、開始5年を記念して6日から正式版へと移行。その記者説明会を開催した。この5年間を一区切りとしてサービスロゴからベータの文字を省き、さらにサービスを向上させていく考えだ。なお、6日限定で、Google マップのロゴが5周年記念ロゴに差し替えられた。 「Google マップ」がスタートした当時、オンライン地図は「静的な紙の地図と考え方が変わらなかった」(Google マップ製品開発部長・徳生健太郎氏)が、米国でスタートした「Google マップ」ではマウスドラッグで地図が移動し、検索結果が地図上に表示されるような新しい概念を導入したと徳生氏は自負を見せる。しかしそれでも、当初日語化して提供された「Google マップ」は、平面的な簡易な建物表示だったり、地下鉄

    「Google マップ」、開始5年目にして正式版に移行 (1/2)
  • x86初期からK5まで AMDの歩みを振り返る (1/4)

    前回まではインテルの昔の製品を御紹介したが、これに負けないほどやはり製品が多いのがAMDである。こちらもx86系に絞った形で、「K8」以前の製品を解説していきたい。 限られた供給能力が広げた インテルCPUのセカンドソース 元々AMDが躍進を遂げた一因は、インテルとのセカンドソース契約にある。昨今では考えにくい話であるが、1980年代の半導体メーカーの多くは、製品供給能力が限られていた。また製造プロセスそのものが安定しないから、大口顧客は特定のメーカーに依存するのは余程の場合のみ。通常はセカンドソース供給を求めた。先月までは普通に製造できたが、今月は「何かわからない理由で生産量が半減しました」なんて話が当にあった時代である。 例えば8086の場合、インテルだけから買うのではなく、インテルとセカンドソース契約を結んだ何社かから、同じスペックの8086互換品を購入できるような体制を求めたわけ

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    tatara
    tatara 2010/08/10
  • 世界最高速クラスなスパコン「TSUBAME 2.0」の作り方

    「GPGPUを載せれば速くなる? そんな単純な物じゃない」――東京工業大学の学術国際情報センターの松岡 聡教授、同じく青木尊之教授が、NVIDIA主催のイベント「GPGPUコンピューティング2010」の基調講演で、現在建設中の世界最高速クラススーパーコンピュータ「TSUBAME 2.0」の高速化の秘密を明かした。 GPGPUを使う理由は高速演算だけじゃない! 最初に登壇したNVIDIAの特別研究員、デビッド・B.カーク氏は「GPGPUを使えば高速演算できる。というだけでは、もう驚きではない。GPGPUを使う理由はほかにある」と切り出した。 世界第2位のスーパーコンピュータ「Dawning Nebulae」(中国)は、4640個のTesla(GPU)を並列演算することで、1.27Pflopsを叩き出す。しかし、現在は単に演算処理性能を競うだけでなく、消費電力あたりの演算処理性能が重視されてい

    世界最高速クラスなスパコン「TSUBAME 2.0」の作り方