1 アルミ製品を取り付けた治具を、電解液(硫酸または蓚酸)の中に入れます。 2 治具に電極を繋ぎ、プラスの電気を流す。また同時に陰極に同様に電気を流します。 3 電気分解により、アルミニウムの表面に酸化皮膜(アルミの酸化物)が付きます。 孔(ポアー)の大きさ 孔(ポアー)とは酸化皮膜の穴の事を言い、その大きさは1つ10~30nm(ナノメートル)。その数は、なんと1cm²の中に数十億~700億個あると言われています。地球の人口が1cm²の中に軽々入ってしまう程の数です。 アルマイト(陽極酸化処理)の基本構造は鉛筆の束!? アルミに電流を流す事で、表面の微小凸凹部が溶解(浸透)+同時に酸化皮膜が成長し、時間の経過と共にセルと呼ばれる立体構造を形成します。基本構造は六角形の鉛筆を束ねたものがアルミ地からニョキニョキと生えていると思ってもらえばわかりやすいかもしれません。 1 アルミニウムは活性な
![アルマイトとは - アルマイト/アルミニウムとは | 耐摩耗性の向上を目的とした潤滑アルマイト「カシマコート」の株式会社ミヤキ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1e5068329af9be5f9862d90614313b23472dada8/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.kashima-coat.com%2Faluminum%2Fimg%2Fmain%2Fanodized-aluminum%2Fimg-intro.png)