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ブックマーク / www.magazine9.jp (29)

  • 「イスラム国事件」で、急に近づいてきた「憲法改正」|鈴木邦男の愛国問答-第169回

    イスラム国に人質になり殺害された後藤健二さんについて、「真の勇気ではなく蛮勇」だと断定し、批判している。新聞でこの見出しを見た時、ネトウヨが無責任に書き込んだ文章だと思った。ところが違う。自民党の高村正彦副総裁が2月4日午前、党部で記者団に語ったのだ。 「政府の3度の警告にもかかわらず、支配地域に入った。どんなに優しくて使命感が高かったとしても、真の勇気ではなく『蛮勇』というべきものだった」 表現は優しく丁寧だが、内容は残酷だ。亡くなった人に対して、そこまで言うか、と思った。「死者に鞭うつ」とはこういうことだろう。たとえどんな状況だろうと、政府は国民を守る義務がある。その為に国家をつくったのだ。どんな考えを持っている人であれ、この国に住む人々を守る。それが国のやることだ。自衛隊は、どんな考えの人も守る。日頃「自衛隊はいらない」「憲法違反だから解散しろ」と批判している人も守る。災害の時も守

    「イスラム国事件」で、急に近づいてきた「憲法改正」|鈴木邦男の愛国問答-第169回
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    tatsuh 2015/02/17
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  • シャルリーエブドの表紙にふさわしい「絵」│映画作家・想田和弘の「観察する日々」

    『選挙』『精神』などの「観察映画シリーズ」で知られる映画作家、 想田和弘さんによるコラム連載です。 ニューヨーク在住の想田さんが日々「観察」する、 社会のこと、日のこと、そして映画や芸術のこと…。 月1回の連載でお届けします。 第24回 シャルリーエブドの表紙にふさわしい「絵」 「シャルリーエブド」の襲撃事件などを受けて、パリでは370万人ともいわれる史上最大規模のデモ行進が実施された。そこには世界40カ国以上の首脳も駆けつけ、デモの“最前列付近”でスクラムを組んだ。 首脳らの写真や映像は世界に配信されたので、読者のみなさんも一度は目にしたことであろう。1月11日付の米ニューヨーク・タイムズ社説(電子版)では「怒りの連帯(United in Outrage)」と題する社説で首脳たちの写真を掲載し、行進を称賛した。行進に参加しなかったオバマ米大統領はアメリカのメディアから批判され、大統領報

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    tatsuh 2015/01/31
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  • デマと闘う選挙運動の異常さ|鈴木邦男の愛国問答-第165回

    12月3日(水)、辻元清美さんの選挙応援に行ってきた。高槻市まで行ってきた。初め話があった時は驚いたし、戸惑った。「えっ? 僕でいいの?」「僕じゃ、かえってマイナスじゃないの?」と聞いた。「是非お願いします。大変なんです」とスタッフの人が言う。誹謗中傷されているとは聞いていたが、これほど酷いとは思わなかった。「辻元は極左だ!」「過激派だ!」。そして、「売国奴だ!」「過激派だ!」と、さんざん言われている。又、ネットにも書かれている。街頭で演説中に暴漢に襲われたこともあると言う。「分かりました。お役に立つかどうか分かりませんが、やりましょう」と言った。 新幹線で京都に行き、そこで乗り換えて高槻に。迎えの人の車に乗って、市内の商店街へ。スーパーの前で辻元さんが演説している。「私は極左ではありません! 反日でもありません。その証拠に“たかじん”にもよく出ている鈴木邦男さんとも友達です。鈴木さんは右

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    tatsuh 2014/12/13
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  • マガジン9とは?

    「マガジン9」が目指すものは、問題を抱える当事者や問題意識を持つ人たちが、専門家、研究者、運動家たちとのコミュニティを形成し、「社会変革へのパワー」となる世論を作り出すプラットホームとなることです。 ・2005年3月1日に「マガジン9条」として発足。 (「マガジン9条」の発起人は石坂啓(漫画家)、上原公子(前国立市市長)、小山内美江子(脚家)、香山リカ(精神科医)、姜尚中(東京大学教授)、きむらゆういち(絵作家)、小林カツ代(料理研究家)、小室等(ミュージシャン)、斎藤駿(カタログハウス相談役)、佐高信(評論家)椎名誠(作家)、ピーコ(服飾評論家)、毛利子来(小児科医)、森永卓郎(経済アナリスト)、吉岡忍(ノンフィクション作家)、渡辺一枝(作家)、渡辺えり(劇作家/演出家/女優)) 当初は、自民党を中心とした憲法改正の動きが活発にあり、9条や改憲の啓蒙運動を主旨とするウェブマガジンとし

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    tatsuh 2014/09/26
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  • 中島岳志の「希望は、商店街!」|橋下徹の言論テクニックを解剖する|マガジン9

    11月27日に実施される大阪のW選挙に際して、橋下徹氏の言動に注目が集まっています。大阪都構想を実現すればすべてがうまくいくかのような幻想をふりまき、既得権益を徹底的にバッシングすることで支持を獲得するあり方は、非常に危険だと言わざるを得ません。また、そのような独断的で断言型の政治家を「救世主」と見なす社会のあり方も問題だと思います。(「ハシズムを支える社会」の問題については『創』12月号で詳しく論じています。) 多くの人は、橋下氏の言論術に翻弄されています。彼は「ありえない比喩」を駆使し、「前言撤回」を繰り返しながら、人々の心をひきつけて行きます。私たちは、一歩引いたところから、橋下氏の言論戦術を解剖し、冷めた目で客体視する必要があります。 その時に、非常に参考になるがあります。2005年に出版された『図説・心理戦で絶対に負けない交渉術』(日文芸社)というです。これは、さまざまな交

    中島岳志の「希望は、商店街!」|橋下徹の言論テクニックを解剖する|マガジン9
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    tatsuh 2014/09/26
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  • <span>第5回</span><br>保守派の私が原発に反対してきた理由

    世界は普遍的に「想定外」なもの 福島第一原発の問題が起こってから、何人かのメディア関係者の方から原発についての取材を受けました。それは、私がこれまでに原発に対して批判的なコメントを行なってきたからです。しかし、一方で私は保守派を自認しています。保守思想に基づいて、物事を考え、自分が保守の立場に立っていることを公言しています。この立場と原発反対の言論が、世の中では奇妙なものに映るようです。 メディアの皆さんは一様に「なぜ中島さんは、保守派なのに原発を批判してきたのですか?」と質問されます。「原発批判は左派の占有物」という発想からなのか、保守派に原発を批判する人が極めて少ないからなのか、私の姿勢は不可解なものに見えるようです。しかし、私としては「保守思想を重視するがゆえに原発には批判的」なのです。保守主義者として思考すると、どうしても原発に懐疑的にならざるを得ないというのが、私の立場です。 保

    <span>第5回</span><br>保守派の私が原発に反対してきた理由
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    tatsuh 2014/09/26
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  • 中島岳志の「希望は、商店街!」|橋下徹の言論テクニックを解剖する|マガジン9

    ありえない比喩、前言撤回、ふっかけ、 涙、脅し、言い訳…… ■「たとえ話で論理をすり替える」 前回に続いて、橋下徹氏の言論術を彼自身の著書『図説・心理戦で絶対に負けない交渉術』(日文芸社)を使って分析してみたいと思います。 このの第2章のタイトルは「相手を言いくるめる詭弁の極意」。以下で検討する橋下氏のテクニックは、人が「詭弁」であることを認識し、「相手を言いくるめる」ことを目的として提示しています。まずはこのことを、はじめに確認しておきたいと思います。 橋下氏は、ここで次のように言います。 絶対に自分の意見を通したいときに、ありえない比喩を使うことがある。(40頁) たとえ話で論理をすり替え相手を錯覚させる!(41頁) たしかに橋下氏は、比喩を多用します。しかし、これは主張を適切に多くの人に理解してもらうためというよりも、自分の意見を通すための「詭弁」であり、「論理のすり替え」を行

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    tatsuh 2014/09/26
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  • 「敵の敵は味方」の政策をまだ続けるのか│今週のマガジン9

    2週間ほど前、『ローン・サバイバー』という映画を観ました。アフガニスタンのタリバン武装集団トップを拘束もしくは殺害せよ、との任務を負ったアメリカ海兵隊の特殊部隊「ネイビーシールズ」の4人が、山岳地帯で瞬く間に敵に囲まれ、3人が戦死。1人だけが奇跡的に自軍に救出されるという実話に基づいたストーリーです。 この映画に対する私の関心は、アフガニスタンにおけるアメリカの兵士がどのように描かれているか。屈強な男でも音を上げる、ネイビーシールズになるための過酷な訓練を耐え抜いた彼らが、何を感じ、考えながら戦ったのかを知りたかったのです。 しかし、映画全体は、海兵隊員たちの勇気と友情、タリバンの非情、そして「アメリカはタリバンをよしとしない善良なアフガニスタン人のために戦う」というトーンで貫かれていました。たとえば、ベトナム戦争を舞台にした『地獄の黙示録』(ベトナムのジャングルに王国を築いた元米軍大佐を

    「敵の敵は味方」の政策をまだ続けるのか│今週のマガジン9
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    tatsuh 2014/09/26
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  • 緊急のお知らせ!「さようなら原発全国大集会」‐木内みどりの「発熱中!」第2回

    映画テレビ、舞台と幅広く活躍してきた女優の木内みどりさん。 3・11以降は、脱原発についても積極的に活動しています。 脱原発への思いや憲法のこと、政治や社会参加についてなど、 日々の暮らしや活動のなかで感じていること、気になっていることを 「音」で綴っていただきます。月2回の連載でお届けします。 第2回 緊急のお知らせ! 「さようなら原発全国大集会」 市ヶ谷・私学会館アルカディアにて、9月23日に亀戸中央公園で開催される「さようなら原発全国大集会」の緊急記者会見が行われました。写真は右から、落合恵子さん、大江健三郎さん、鎌田慧さんです。 「わたしの人生で大きい事件はふたつ。1945年8月15日からの数日でまわりの大人たちがすっかり変わってしまったあの時と、2011年3月11日の原発の大事故、これで世界はすっかり変わってしまった」「この1年、全原発が停止ししている、このまま永遠に動かさな

    緊急のお知らせ!「さようなら原発全国大集会」‐木内みどりの「発熱中!」第2回
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    tatsuh 2014/09/22
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  • 素朴な「感謝」がファシズムを支えるとき│映画作家・想田和弘の「観察する日々」

    『選挙』『精神』などの「観察映画シリーズ」で知られる映画作家、 想田和弘さんによるコラム連載です。 ニューヨーク在住の想田さんが日々「観察」する、 社会のこと、日のこと、そして映画や芸術のこと…。 月1回の連載でお届けします。 第20回 素朴な「感謝」がファシズムを支えるとき 来年、テレビ東京開局50周年企画として、百田尚樹氏の小説『永遠の0』(太田出版)がドラマ化されるそうである。周知の通り、作はすでに映画漫画になっている。原作は累計で530万部を売り上げ、映画は700万人を動員したという。今度のドラマ化は「2匹目だか3匹目のどじょう」を狙ったものなのだろう。 ドラマのウェッブ・サイトには、次のような百田氏のコメントが寄せられている。 「このたび、テレビ東京から『永遠の0』をドラマ化したいという申し出を受けました。三日間通しての放送と聞いて、心が震えました。映画版は原作者である私自

    素朴な「感謝」がファシズムを支えるとき│映画作家・想田和弘の「観察する日々」
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    tatsuh 2014/09/19
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  • 「ツレがウヨになりまして。」を観て‐鈴木邦男‐マガジン9

    マガジン9 憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。 |「マガジン9」トップページへ|鈴木邦男の愛国問答:バックナンバーへ| 2012-05-30up 鈴木邦男の愛国問答 第100回 昔、イケメンの学生が一水会に入ってきた。イケメンという言葉は当時はなかったかな。ともかく、爽やかで、いい男だ。大学も名の知れた、いい大学だ。ガールフレンドもいるようだ。「だったら何故、右翼になんかなるんだよ?」と他の人間たちが言っていた。すべてに順調で、世の中に不満なんかありそうにない。それなのに何故? と思ったようだ。 その時は笑って聞いていた。個人的には不満はなくても、現代社会のことを考えたり、日や世界のことを考えたり、憂えたり…。そんな動機で右翼になる人間は多いだろう。僕はそう思っていたからだ。でも、「いや僕は高卒だから」「女にもてないから」「友達が出来ないから」…という理由で右翼になる人も、

    「ツレがウヨになりまして。」を観て‐鈴木邦男‐マガジン9
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    tatsuh 2014/09/07
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  • マガジン9条『伊藤真のけんぽう手習い塾』

    改憲が必要であるという理由の一つに、 「独立国家である以上、自分の国は自分たちの国の軍隊で守るのは当然である」 という論調があります。これについて、 伊藤塾長がていねいに反論、解説しています。 いとう・まこと 1958年生まれ。81年東京大学在学中に司法試験合格。95年「伊藤真の司法試験塾」を開設。現在は塾長として、受験指導を幅広く展開するほか、各地の自治体・企業・市民団体などの研修・講演に奔走している。近著に『高校生からわかる日国憲法の論点』(トランスビュー)。法学館憲法研究所所長。法学館のホームページはこちら これまで、軍事力を持つことは、今の日においては、必ずしも私たち国民の生命と財産を守ることにならないという話をしてきました。今回は、それでも、独立国家である以上、自分の国は自分たちの軍隊で守るのが当然だという考え方について検討したいと思います。 この主張は2つに分けることができ

    マガジン9条『伊藤真のけんぽう手習い塾』
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    tatsuh 2014/06/29
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  • マガジン9〜フリーランスライター畠山理仁の「永田町記者会見日記」【第7回】〜

    畠山理仁●はたけやま みちよし/1973年愛知県生まれ。早稲田大学在学中の1993年より週刊誌を中心に取材活動開始。1998年、フリーランスライターとして独立。興味テーマは政治家と選挙。米国大統領選、ロシア大統領選、台湾総統選など世界の選挙も取材。大手メディアが取り上げない独立系候補の活動を紹介した『日インディーズ候補列伝』(大川豊著・扶桑社刊)では取材・構成を担当した。 昨年9月18日、記者クラブ加盟社以外にも開放された外務大臣記者会見で、フリーの記者として日で初めて質問。今年1月22日には、東京地検からの事情聴取直後に開かれた小沢一郎・民主党幹事長の記者会見を、iPhoneを使ってゲリラ的にインターネットで生中継し注目される。twitterでは、 @hatakezo で日々発信中。 政権交代後、先頭を切って大臣記者会見をオープン化したのが岡田克也外務大臣だ。外相会見は原則としてすべ

  • 癒しの島・沖縄の深層│第74回│マガジン9条

    おかどめ やすのり 1972年法政大学卒業後、『マスコミ評論』を創刊し編集長となる。1979年3月、月刊誌『噂の真相』を編集発行人として立ち上げて、スキャンダリズム雑誌として独自の地平を切り開いてメディア界で話題を呼ぶ。数々のスクープを世に問うが、2004年3月の25周年記念を機会に黒字のままに異例の休刊。その後、沖縄に居を移しフリーとなる。主な著書に『「噂の真相」25年戦記』(集英社新書)、『武器としてのスキャンダル』(ちくま文庫)ほか多数。HP「ポスト・噂の真相」 ここ3日間ほど、沖縄島は黄砂によって風景が一変した。モヤで霞んだり、霧が立ち込めたりという感じだが、せっかく晴天の沖縄シーンもこれでは台無しだ。サンゴ礁やマリンブルーの海も視界が極端に悪くなったため、どんよりとした風景にしか見えない。普段は沖縄島からよく見える離島もさっぱり姿を見せない。屋内に駐車している筆者の車ですら、

  • “韓国産徴兵奴隷”大分KCIAの叫び(その3)。の巻 - 雨宮処凛がゆく!│第139回│マガジン9条

    100324up あまみや・かりん北海道生まれ。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」ボーカルなどを経て作家に。自伝『生き地獄天国』(太田出版)のほか、『悪の枢軸を訪ねて』(幻冬舎)、『EXIT』(新潮社)、『すごい生き方』(サンクチュアリ出版)、『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社)、『生きさせろ!〜難民化する若者たち〜』(太田出版)など、著書多数。現在は新自由主義の中、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。非正規雇用を考えるアソシエーション「PAFF」会員、フリーター全般労働組合賛助会員、フリーター問題を考えるNPO「POSSE」会員、心身障害者パフォーマンス集団「こわれ者の祭典」名誉会長、ニートひきこもり・不登校のための「小説アカデミー」顧問。雨宮処凛公式サイト イ・ミョンバクが大嫌いでキャンドルデモに参加していた大分KCIAが「徴兵」

  • 雨宮処凛がゆく!│第138回│マガジン9

    100317up あまみや・かりん北海道生まれ。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」ボーカルなどを経て作家に。自伝『生き地獄天国』(太田出版)のほか、『悪の枢軸を訪ねて』(幻冬舎)、『EXIT』(新潮社)、『すごい生き方』(サンクチュアリ出版)、『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社)、『生きさせろ!〜難民化する若者たち〜』(太田出版)など、著書多数。現在は新自由主義の中、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。非正規雇用を考えるアソシエーション「PAFF」会員、フリーター全般労働組合賛助会員、フリーター問題を考えるNPO「POSSE」会員、心身障害者パフォーマンス集団「こわれ者の祭典」名誉会長、ニートひきこもり・不登校のための「小説アカデミー」顧問。雨宮処凛公式サイト 大分KCIAは90年、ソウルで生まれた。高校を出てからは時給300円でマク

  • │森永卓郎の戦争と平和講座 - 第39回│マガジン9│

    もりなが・たくろう経済アナリスト/1957年生まれ。東京都出身。東京大学経済学部卒業。日専売公社、経済企画庁などを経て、現在、独協大学経済学部教授。著書に『年収300万円時代を生き抜く経済学』(光文社)、『年収120万円時代』(あ・うん)、『年収崩壊』(角川SSC新書)など多数。最新刊『こんなニッポンに誰がした』(大月書店)では、金融資主義の終焉を予測し新しい社会のグランドデザインを提案している。テレビ番組のコメンテーターとしても活躍中。 ※アマゾンに リンクしています 普天間飛行場の移設問題に関して、候補地に関する政府案を5月までにとりまとめる必要があることから、政府与党は水面下で移転先を模索している。しかし、その候補地は米国ではなく、どうやら国内になりそうだ。社民党までが、国内移転の可能性を示唆しているからだ。報道によると、社民党は、普天間飛行場の移設先として、グアムが困難な場合に

  • http://www.magazine9.jp/karin/100310/

  • マガジン9条〜いま、山本周五郎が経営者だったら。企業のセーフティネット化を考える。斎藤駿【1】〜

    戻る<< バックナンバーへ いま、山周五郎が経営者だったら。企業のセーフティネット化を考える。【1】斎藤駿(カタログハウス相談役) 100310up 1将監さまの細みち(昭和31年) (A) ――あのころは……。 と三之助は子供のころのことを思い出している。仲間は競っておつぎのために何か喜ぶようなことをしてやろうとしたものだ。和助、徳蔵、長太、そしておれもだ。 (B) ――あのころはよかったね。 とおひろは心のなかで呟いた。(略) おきぬちゃん、おいとちゃん、きくちゃん、うちのひと、それから常さん。常さんの家は表通りの「八百惣」という八百屋で、一人っ子だった。 よく似ているでしょ。 実は筋立てもそっくり。料理屋で働いている薄幸の女、それを助けようとする幼なじみの男、その好意を拒否して身をひく女。 (A)は藤沢周平の『おつぎ』(昭和58年)。 おつぎは少女時代に女郎の母に死なれ、川ざらいの

  • “韓国産徴兵奴隷” 大分KCIAの叫び(その1)。の巻 - 雨宮処凛がゆく!│第137回│マガジン9条

    100310up あまみや・かりん北海道生まれ。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」ボーカルなどを経て作家に。自伝『生き地獄天国』(太田出版)のほか、『悪の枢軸を訪ねて』(幻冬舎)、『EXIT』(新潮社)、『すごい生き方』(サンクチュアリ出版)、『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社)、『生きさせろ!〜難民化する若者たち〜』(太田出版)など、著書多数。現在は新自由主義の中、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。非正規雇用を考えるアソシエーション「PAFF」会員、フリーター全般労働組合賛助会員、フリーター問題を考えるNPO「POSSE」会員、心身障害者パフォーマンス集団「こわれ者の祭典」名誉会長、ニートひきこもり・不登校のための「小説アカデミー」顧問。雨宮処凛公式サイト オシャレな大分KCIA。 3月4日、「自民党が『徴兵制』検討?」 という報