トップ > 北陸中日新聞から > 北陸発 > 記事 【北陸発】 季節外れの豊漁 富山湾でメジマグロ Tweet mixiチェック 2014年4月12日 魚市場に並ぶメジマグロ=11日午前、富山県氷見市の氷見漁港で クロマグロの幼魚メジマグロが富山湾で豊漁となっている。例年なら冬に多く揚がり、富山県氷見市の氷見漁港の仲買業者は「この時期にまとまって取れるのは珍しい」と驚いている。 氷見漁港では十一日朝、氷見沖の定置網にかかった数百匹が運び込まれた。重さ四キロ前後が中心で、仲買業者は「一週間ほど前から数が増えた。冬に比べて脂は少なめ」と話す。 県水産研究所(滑川市)によると、県内ではメジマグロは十二~二月に多く揚がる。四月の水揚げ量は少なく、過去十年間平均で約四トンだが、今月は既に十四トンを上回っている。内山勇副所長は「理由は分からないが、越冬して動きが活発になった群れが富山湾に入ってきたの