フェイスブックが中国向けに開発したコンテンツ検閲ツールは、米国のねつ造ニュースを規制する目的では使えない。 by Jamie Condliffe2016.11.24 5 6 4 0 フェイスブックは、中国事業の成功を目指して、新しい検閲ツールを開発したようだ。しかし、検閲ツールは、米国で問題になっているねつ造ニュースの対応には使えない。 多くのインターネット大手が以前にも中国に進出しようとした。しかし、中国進出には通常、ルールの緩和が要求される。もっとも顕著な例が、2006年の出来事だ。米議会の議員は、ヤフーやグーグル、マイクロソフトが、コンテンツの検閲に関して、中国政府と「受け付け難い協力関係」にあるとして非難した。 だが、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOは、競合他社が失敗した場所で成功を目指している事実を隠してこなかった。ニューヨーク・タイムズ紙によると、フェイスブックは今