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2017年12月17日のブックマーク (2件)

  • 世界一のAI大国を目指す中国、3年以内に実現する計画を発表

    人工知能AI)に関する中国の国家的な野望は、7月に発表された大雑把な計画から、詳細な3カ年の行動計画へと進展した。 12月14日、中国工業情報化部は、2018年から2020年にかけてAIの開発をどのように促進するかについて記した文書を公開した(リンク先は中国語)。だが、公開された文書は単なる技術的な目標の概要とはほど遠い、質的にはAI時代における新たな中国経済に向けたトップリーダーたちのビジョンである。 具体的には、ニューラル・ネットワーク処理チップの大量生産を実現し、ロボットが身体障害者の日々の業務達成をより容易にし、機械学習アルゴリズムが放射線科医のX線画像の読み取りを支援する。さらに、中国政府はAIを使って製造業をより環境に優しくしたいと考えており、2020年までに製造業分野のエネルギー効率を10%向上させるという目標も掲げている。 機械学習に関する中国の巨大な野望についてもっと

    世界一のAI大国を目指す中国、3年以内に実現する計画を発表
  • AIの差別排除へ人種やジェンダーで分類、グーグルが研究

    コンピューター・ビジョンは、ますます多様な表情を見分けられるようになってきている。しかし、少数民族や中性的な容姿の女性など、訓練用データセットが足りない特定のグループに対しては、十分な成果を上げられないことがある。 グーグルの研究チームは、アーカイブ(arXiv)に投稿した新しい論文で、人種とジェンダーの分類器を組み込み、訓練することで、笑顔を検出するアルゴリズムを改良する方法を発表した。分類器は4つの人種グループ(アジア系、黒人、ヒスパニック、白人)と、2つのジェンダーグループに分けて訓練された。 この手法は、フェイシズ・オブ・ザ・ワールド(FotW:Faces of the World)を使ったテストで約91%という精度で笑顔を検出した。FotWはWebから収集した人の顔の画像1万3000枚のデータセットで、この種のアルゴリズムのベンチマークによく使われる。今回のテスト結果は前回を1.

    AIの差別排除へ人種やジェンダーで分類、グーグルが研究