【ワシントン共同】米政府高官は30日、日本による対韓輸出規制強化など一連の日韓対立を巡り、現状を維持し新たな措置は取らない状態で交渉する協定への署名を求める仲介案を提示したと明らかにした。事実上、日本に安全保障上の輸出管理で優遇措置を取る「ホワイト国」から韓国を除外する手続きの延期を促す内容で、一層の対立激化を回避させたい考えとみられる。ロイター通信が伝えた。 ポンペオ国務長官は8月1日にタイ・バンコクで予定する日米韓外相会談で、河野太郎外相と韓国の康京和外相と仲介案について協議する見通し。
消費者が買い物などにどれくらい意欲的かをみる内閣府の指標、「消費者態度指数」が10か月連続で悪化しました。消費税率の引き上げを10月に控え、内閣府は消費者心理が悪化したと分析しています。 2人以上の世帯の今月の指数は37.8で、前の月より0.9ポイント下がりました。 これで指数は10か月連続で下がり、消費者心理の悪化が続いています。 特に家電や自動車などの耐久消費財の購入意欲をみる指標の悪化が目立ち、前の月より2.2ポイント下がって33.4となりました。 内閣府は「収入が目立って増えない中でことし10月に消費税率が10%に引き上げられることで出費が増え、暮らし向きが悪くなると判断した世帯が多いのではないか」と分析しています。 このため内閣府は消費者心理は「弱まっている」という基調判断を示しました。
公明党の斉藤鉄夫幹事長は31日、自民党の二階俊博幹事長と東京都内で会談し、参院選で公約に掲げた国会議員の歳費10%削減案を説明し、理解を求めた。二階氏は「公明党の考えは理解している」と述べるにとどめた。
ひじを傷めたプロ野球選手が行うことで知られる「トミー・ジョン手術」、じん帯を切除して行う大手術ですが、この手術を行う病院を取材したところ、手術を受けたおよそ4割が高校生以下の子どもで、中には小学生もいることが分かりました。医師は「予防すれば必要のない手術であり、野球の指導者の意識を変える必要がある」と話しています。 このうち、10年以上にわたって600件以上の手術を行ってきた古島弘三医師が、担当した患者を分析したところ、高校生以下の子どもがおよそ4割を占め、中には小学生もいたことが分かりました。 トミー・ジョン手術はひじのじん帯を切除し、ほかの部分のけんを移植するもので、手術を受けた子どもの多くは投球できない状態になっていて、手術以外に回復する方法がなかったケースが多いということです。 古島医師は「骨ができあがっていない子どもの時期に休まずに投げすぎることで、ひじを傷めるリスクがどんどん高
トランプ米政権が、在日米軍駐留経費の日本側負担について、大幅な増額を日本政府に求めていたことがわかった。各国と結ぶ同盟のコストを米国ばかりが負担しているのは不公平だと訴えるトランプ大統領の意向に基づくとみられる。来年にも始まる経費負担をめぐる日米交渉は、同盟関係を不安定にさせかねない厳しいものになりそうだ。 複数の米政府関係者によると、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)が7月21、22日に来日し、谷内正太郎国家安全保障局長らと会談した際に要求したという。 米メディアは3月、トランプ政権が駐留経費の総額にその5割以上を加えた額の支払いを同盟国に求めることを検討していると報道。現在の5~6倍に当たる額を要求される国も出てくるとしていた。 「思いやり予算」とも呼ばれる在日米軍駐留経費の日本側負担は2016~20年度の5年間で計9465億円に及ぶ。オバマ前政権と結んだ現在の経費負担に関する特
自民党の森山裕国対委員長は31日、重度障害者が議員活動できるよう、あらかじめ衆院でバリアフリー化工事を行うことについて「予測されないことで予算を使うのは慎まなければならない」と述べ、否定的な見解を示した。東京都内で記者団に語った。 一方、衆院議院運営委員会では29日に、衆院のバリアフリー化を庶務小…
櫻井よしこ氏、自民・高市氏に抗議=萩生田氏の議長交代発言 2019年07月31日16時59分 高市早苗衆院議院運営委員長(自民)は31日、憲法改正に絡み大島理森衆院議長の交代論に言及した自民党の萩生田光一幹事長代行に苦言を呈したことに対し、ジャーナリストの櫻井よしこ氏から抗議があったと記者団に明かした。 憲法審「5月以降はワイルドに」=萩生田氏が発言、野党反発 櫻井氏は、萩生田氏の発言があった保守系インターネット番組の主宰者。萩生田氏は26日に「有力な方を議長に置いて憲法改正シフトを国会が行っていくのは極めて大事だ」などと語り、高市氏は29日に「萩生田氏が議長を交代できるわけではない」などと指摘した。 新型コロナ最新情報 安倍政権 消費税
「経済の見方」がガラリと変わる MMT(現代貨幣理論)が問いかけるのは「単純な経済政策論」ではない。MMTは経済に対する見方や価値観の大胆な転換を求める経済理論だ。 −−たとえば、税金とは何のためにあるのか。 従来からの常識は「税金=予算の財源」である。しかし、MMTは税金を財源確保のためとは捉えない。そのことを理解するには経済の仕組みを改めて理解し直す必要があるという。 ケルトンは講演の冒頭、ある物語を語り始めた。経済学者のウォーレン・モスラーから聞いた話で、彼女はそれ以来お金に関して従来とは「異なる概念」を持つようになったという。 「ウォーレンには2人の子供がいました。そして彼らに対して『家事を手伝いなさい。手伝ったら、報酬として私の名刺をあげよう』と言いました。例えば皿洗いをしたら3枚、芝刈りをしたら20枚、といった具合に内容に応じて名刺を渡します。 しかし、数週間経っても子供たちは
2019年の参院選が終わった。 大きなニュースのない選挙の中、れいわ新選組が2議席を獲得したことが話題を呼んだ。 本稿では、山本太郎氏の6年間の議会活動を振り返るとともに、一体れいわ新選組、あるいは山本太郎氏が何を目指しているのかを考えたい。 山本太郎氏は、いつ消費税をメインテーマとするようになったのか? 山本太郎氏の政治活動は脱原発運動から始まった。これは周知の事実だろう。 しかし、今回の選挙に置いて「脱原発」は、れいわ新選組のメインテーマとして語られなかった。 もっぱら話していたのは消費税のことである。 もちろん、原発即時停止、は政策の中には入っているが、消費税や奨学金の問題などから比べるとだいぶ下にある。 それでは、山本太郎氏はいつ、消費税をメインテーマにするようになったのか。 例えば、「新党ひとりひとり」時代には、このように発言している。 安倍総理は、消費税を引き上げて税負担を求め
参院議院運営委員会は30日、理事会を開き、参院選で初当選した、重度の身体障害がある「れいわ新選組」の2人の国会内での介護費用について、参院が負担することを決めた。今後れいわ側に伝える。重度障害者の職場での支援についても、早急な制度の見直しを政府に求めることで一致した。 決定内容によると、参院の予算から2人が利用する介護ヘルパーの派遣元の事業所に費用を支払う。エレベーター設置などと同様、バリアフリー事業費の一環として拠出することを想定している。れいわに、介護費用の一部を負担してもらうことも検討する。 2人は、舩後(ふなご)靖彦氏(61)と、木村英子氏(54)。舩後氏は筋萎縮性側索硬化症(ALS)で、木村氏は首から下を自由に動かせないため、大型車いすで生活し、常に介護が欠かせない。公費負担のある重度訪問介護という障害者向けの制度を使っているが、厚生労働省の運用ルールでは、主に自宅利用を想定して
「安倍首相(総裁)の指示で私は『危ないジャーナリスト』と認定され、取材妨害を受けるようになったのか?」 こう思ったのは参院選投開票日の7月21日、秋田選挙区の中泉松司候補(自民公認)の選挙事務所での取材を拒否された時のことだ。 イージス・アショア配備が争点となった秋田選挙区(改選1)は、野党統一候補の寺田静氏が、自民党が全面支援する中泉氏に競り勝った注目の激戦区。選挙戦最終日の20日には、安倍首相と菅官房長官がともに秋田で応援演説をした。 その翌日に“排除事件”は起きた。開票が始まる20時前、筆者が中泉氏の選挙事務所に入ろうとしたら、入口の陣営スタッフに制止されたのだ。 中泉陣営スタッフ:ちょっとお待ちください。今日は県政記者クラブの人のみ、(取材を)お受けしているので。 横田:なぜですか。全国注目の選挙区ではないですか。誰が決めたのですか。 中泉陣営スタッフ:事務所の判断です。 横田:ひ
学生時代のティールが右翼学生新聞に「デートレイプはレイプではない」とか「白人学生を差別するな」とか書いて、ほかの学生から批判されて「保守だから迫害されている、女にモテない」と被害者意識をこじらせていたのがペイパルマフィアの源流。その意識のまま億万長者になって手がつけられない。
原子力委員会は日本のプルトニウムの保有量が昨年末時点でおよそ45.7トンになると公表しました。前の年よりもおよそ1.6トン減りましたが、依然として40トンを超える保有量があり、引き続きプルトニウムをどう減らしていくか取り組みが問われています。 日本はこのプルトニウムを原発の燃料として再利用する政策をとっていますが、核兵器の原料にもなることから毎年、原子力委員会が透明性確保のため保有量を明らかにしています。 30日は最新のデータが公表され、昨年末時点で国内保管が9トン、イギリスとフランスでの海外保管が36.7トンの合わせておよそ45.7トンになることがわかりました。 原子力委員会によりますと、再稼働した福井県と佐賀県にある合わせて3基の原発で、プルトニウムを核燃料に混ぜて再利用する「プルサーマル発電」を行ったことなどから、前の年よりもおよそ1.6トン減ったということです。 しかし、依然として
“正義感”の発露。その代償とは 昨夏のある晩、見知らぬサラリーマンと路上でケンカになった。泥酔していた私が路上喫煙していた相手に腹を立て、激しい口論の末、相手の顔面に、思い切りパンチを打ち込んでしまったのだ。 ヤジ馬の通報で警官が駆けつけ我に返ったものの、時すでに遅し。私の両手には手錠がかかっていた。 告げられた容疑は、傷害。呆然とするなか、顔から血を流していた相手は救急車で運ばれていった。 一方、私がパトカーで連行されたのは地元警察署の取調室。そこで私服の刑事から3時間以上、調書を取られた後、指紋登録や写真撮影などが行われた。いかにもな犯罪者扱いに気が滅入ったが、私が本当に絶望したのは、取り調べを終えた刑事の言葉だった。 「じゃ、今から留置場に入ってもらうから準備しようか」 留置場! 罰金を払っておしまいではないのか! 逮捕された人間は留置場に入れられ、いずれ起訴となる。知識ではもちろん
ニュースを知って、反射的に思い出したのがバスケットボール漫画『SLAM DUNK』31巻のクライマックス。 佐々木の登板回避は「監督の判断」 宣告に本人は笑顔 - 高校野球:朝日新聞デジタル ――判断に後悔は 特にない。 後遺症の残りかねない状態にある主人公を下げさせた指導者が、止めるのを遅らせたことに「一生後悔するところでした」と謝罪する場面だ。 SLAM DUNK 31 (ジャンプコミックス) 作者: 井上雄彦出版社/メーカー: 集英社発売日: 1996/10/03メディア: コミック購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (124件) を見る 漫画としては、主人公自身が試合を望んで押し切って出場してしまい、長いリハビリを必要とする肉体になってしまう。 しかし1996年のこの作品あたりから、心身を傷つけず休んで次につなげる意義をスポーツ漫画が描いていく分水嶺になった印象が
毎日新聞のインタビューに答えるれいわ新選組の山本太郎代表=参院議員会館で2019年7月30日、山下浩一撮影 れいわ新選組の山本太郎代表は30日、毎日新聞のインタビューに応じた。次期衆院選の野党共闘について「マスト(絶対条件)は消費税5%への減税。ここが担保されないと一緒にやれない」と述べ、消費税率5%への引き下げを共通政策に掲げることを求めた。政権交代を目指す考えも示し、全国で「独自候補100人」を目指すと強調した。 山本氏は、野党共闘について「野党で力を合わせながら今の政権からの交代を目指す道を選ぶならば、足並みをそろえられる部分はそろえることが重要」と前向きな姿勢を強調。次期衆院選で「政権を取りに行きたい」とし、定数465に対して候補者の擁立目標を100人とした理由について「野党共闘の余地を残さないとだめだ。半分以上立てると言ったら『おまえらだけでやるのか』という話になる」と語った。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く