自民党は4月4日、裏金問題に関わった国会議員39人の処分を実施した。 岸田文雄首相としては、処分によって裏金問題に区切りをつけ、4月28日に行われる補選に勝利し、今国会中の解散を模索したい模様だ。 【写真】安倍晋三が恐れ、小池百合子は泣きついた「永田町最後のフィクサー」 しかし、そんな岸田首相の、自分の都合をあまりに優先する姿に対して、自民党ナンバー2からも見限るような声が挙がっているという。 「岸田じゃ選挙は戦えない。6月に解散なんてしたら、政権交代までいかなくても、自公で過半数割れする」 3月31日夜、そのように打ち明けたのは自民党ナンバー2である茂木敏充幹事長その人だ。この日、茂木氏は「政治刷新車座対話」というイベントのため千葉市や市川市を行脚。その後、都内に戻った後、周囲に饒舌に話し始めたという。 この日の少し前、同月の26、27日には、安倍派幹部の処分を決めるため、茂木氏のほか、