政治で何か問題が起きるたびに「いつまでそんなことをやっているのか」と声が上がることがある。もっと大事なことがあるだろうと。でもそれは「いつまでもクリアにしないから問題が続く」という場合がほとんどだったりする。当事者がのらりくらりと時間を稼いでいるようなものもある。 ここ数日の例で言うなら自民党の政治資金に関する全議員アンケートだろう。質問はわずか2問だった。政治資金パーティーを巡り、政治資金収支報告書への不記載があったかどうかと、不記載があった場合はその金額について回答を求めただけ。 これをもとに調査を進めるらしいが、本当に自浄作用できるのだろうか。というのも既視感があるからだ。2年前に旧統一教会問題に焦点が当たったとき、自民党は国会議員の過去の教団との接点に関する「点検」結果を公表した。だが、お手盛り感がすごく、各議員の自己申告による不十分な内容だった。ただただ時が過ぎるように祈っている
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