ユーザ有志の手により、Mac OS X 10.5(Leopard)の新機能「Time Machine」を模したバックアップツールの開発がスタートした。「FlyBack」と名付けられたこのツールは11月7日の公開開始以降急速に実装が進められ、12日現在の最新バージョン0.3.3ではバックアップ/復元など一通りの機能が実現されている。 Derek Anderson氏により開発中のFlyBackは、Pythonで記述されたLinux用バックアップツール。差分符号化機能により効率的なファイル転送行うUNIXコマンド「rsync」を利用してバックアップを作成、変更のないファイルはハードリンクの作成で対処する。TimeVaultのように差分の保存を狙いとする既存のツールとは異なり、Mac OS XのTime Machine同様、/devや/procなど一部を除くファイルシステム全体の自動バックアップを